
読みもの
2020.05.17
気まぐれ音楽カレンダー♪
99年前の今日、パリでプロコフィエフのバレエ《道化師》初演!
今日はたまたま、1919年のラヴェル「道化師の朝の歌」だけでなく、プロコフィエフのバレエ《道化師》も初演された日です。
1921年5月17日、パリのテアトル・ド・ラ・ゲイテ・リリックで、ロシア・バレエ団(バレエ・リュス)の公演が行なわれ、プロコフィエフ自身が指揮しました。
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1915年から20年にかけて作曲され、バレエ初演の翌年には、作曲者本人によって組曲に編曲されています。
バレエの正式な原題は《7人の道化師をだましたひとりの道化師の物語》。1人の道化師が妻と協力して7人の道化師から金をだまし取ろうとするお話です。しこたま儲けた道化師が妻とともに大宴会を開き、踊りまくるところで幕が下ります。
1915年プロコフィエフはミラノでディアギレフに会い、ローマの彼の家に滞在した。このとき《アラとロリー》を拒否したディアギレフは、ロシア的要素の強いバレエの作曲をプロコフィエフに勧め、アファナシエフ(Aleksandr Nikolaevich Afanasiev 1826〜1871)の『ロシア民話集』8巻(1855〜63)の中からウラルのペルミ地方の民話を選んで、二人で筋書きを作った。
『作曲家別名曲解説ライブラリー プロコフィエフ』(音楽之友社)52ページより
ペテルブルク音楽院を卒業する1914年、プロコフィエフはロンドンでディアギレフに会い、ディアギレフが主宰するロシア・バレエ団のためにバレエ音楽を作曲するよう依頼されました。
そして《アラとロリー》を作曲しましたが、音楽が新鮮味に欠けること、そして筋書きがストラヴィンスキーの《春の祭典》に似ていることから、ディアギレフに却下されてしまいます。
《道化師》は協力して筋書きを完成させ、無事に上演に至ったのですね。
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