叩く、聴く、集めるの3本柱で音楽漬けの日々!
東京生まれの千葉県育ち。大学の文学部を卒業後、音楽之友社に入社、1991年から、若干の空白を挟み、『レコード芸術』編集部に所属、2007年より同誌編集長。13歳からク...
音楽之友社・編集部長の中沢です。大学の文学部を卒業後、1987年に音楽之友社に入社、広告営業を経て、数年ONTOMO MOOKの編集部員を務めた時期を挟み、1991年から「レコード芸術」の編集部員、2007年より同誌編集長、2018年の4月より編集部長に就任しました。
私の日ごろの音楽との関わりは、「アマオケでの演奏活動」、「コンサート通い」、「クラシックを中心としたディスク(LP、CD、DVD、BD)の収集&鑑賞」という三本柱です。
休日はほぼ、現在所属している2つのアマオケ(都内の区民オケ)での演奏活動に忙殺されています。エキストラでの出演を含め、年間5、6回の本番をこなしています。写真は昨夏に上演したプッチーニのオペラ《蝶々夫人》の舞台リハーサルでの、オーケストラ・ピットでティンパニに向かっている私です。
自宅では中学生の時から溜め込んでいるLPやCDを中心とした、ディスクの鑑賞を愉しんでいます。ディスクの枚数は、総計8000枚くらいあると思います。自宅には置ききれず、近所に保管用のレンタルルームを借りているほか、千葉県の実家にも置いてあり、3箇所を行き来しています。クラシックが中心ですが、メロディの美しいロックやポップス、映画音楽のディスクも少なからず所有しています。実体のある「モノ」が好きなので、今のところ配信にはほとんど手をつけていません。
マルチな音楽家アンドレ・プレヴィン(指揮者、ピアニスト、作曲家)の大ファンで、この道に引き込まれたのも彼の存在があったからでした。プレヴィンのディスクはクラシックだけでなくジャズや映画音楽を含め、ほぼすべてを所有しているのが自慢です(同じ音源でもSP、LP、CD、国内盤、海外盤など、フォーマットが異なるものはすべて集めるというほどのマニアです)。
仕事が忙しくない平日の夜を中心に、しばしばコンサートに通っています。自分で演奏していることもあり、やはりオーケストラの演奏会に行くことが多いです。コンサートに行って痛感するのは、やはり実際に音を出すことがいかに難しいか、ということですね。プロフェッショナルの演奏家が、音を出すために重ねている努力には頭が下がります。演奏会やCDを聴いて批評するのは簡単ですが、実際に音を出す演奏家への敬意は忘れてはならないと思っています。
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