
「ヤマハ音楽院 ヤマハマスタークラス ピアノ特別コース」2026年度の新規生徒を募集


東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...
ヤマハ音楽振興会は、「ヤマハ音楽院 ヤマハマスタークラス ピアノ特別コース」の2026年度新規生徒を、2025年12月10日(水)から2026年1月12日(月祝)まで募集する。
とくに優れた才能のために用意されたコース
ヤマハマスタークラスは、偉大なチェリストである故ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ氏の提唱により、1988年に開設された。とくに優れた才能や資質をもつ生徒を対象に、高い目標を達成するために必要な環境と演奏力向上の機会が提供される。
以来、ヴェラ・ゴルノスタエヴァ氏を中心に多彩な音楽家・指導者の指導のもと、国際コンクールの優勝者をはじめ、数多くの音楽家を世に送り出してきた。OB、OGには、上原彩子や鈴木弘尚、三浦友理枝、小林海都など著名なピアニストたちの名前が並ぶ。
「ピアノ特別コース」のレッスン内容は、以下のとおり。
・ピアノ演奏レッスン(月3回程度)
・総合音楽科(ソルフェージュ・音楽理論など)のレッスン(月3回程度)
・スーパーバイザーによる集中レッスン(年3~4回)
・室内楽等の特別レッスン
・定期試験
・海外合宿
・1年間の成果発表の場としてのピアノコンサート
在籍中は、国際コンクール・ジュニア部門のファイナリストに選ばれることをひとつの目標とし、その後は、海外への留学や国際コンクール入賞などを視野に入れ、優れた音楽家として音楽文化発展への寄与を目指す。
ヤマハマスタークラスのスーパーバイザーを務めるのは、現代ドイツのピアニズムを伝えるドイツ人ピアニストとして、ヨーロッパで高い評価を受けているラルフ・ナットケンパー氏。氏は教育者としても、長年にわたりヨーロッパのピアノ教育に貢献しており、ヤマハマスタークラスでは年に3~4回実施される集中レッスンにおいて指導を行なっている。
2025年度の夏期、ヤマハマスタークラスでは、集中レッスンに加え、約1週間にわたってウィーンでの海外合宿を開催し、ドイツ ハノーファー音楽演劇大学教授のローランド・クリューガー氏による指導が行なわれた。
2026年度の新規生徒を募集
2026年度は、若干名の新規生徒を募集する。対象は、2026年4月2日時点で小学3年生から高校1年生までの方。ヤマハミュージックスクール在籍の有無にかかわらず入会オーディションを受験できるので、将来プロの音楽家を目指す意欲と資質をお持ちの方は、ぜひ応募されたい。
▼ヤマハ音楽院 ヤマハマスタークラス ピアノ特別コース 2026年度 応募概要
応募期間:2025年12月10日(水)~2026年1月12日(月祝)
募集人数:若干名
応募条件
・小学3年生から高校1年生までの方(2026年4月2日時点)
・東京都目黒区のヤマハ音楽振興会本部に通える方(交通費・宿泊費補助制度あり)
・将来プロの音楽家として活躍することを目指し、海外留学や国際コンクールに参加する意志がある方
・マスタークラスが提供するレッスンを受講し、所定のカリキュラムに基づく定期試験をクリアーするとともに、マスタークラスの指導・運営方針にご協力いただける方
※現時点でのヤマハミュージックスクール在籍の有無は問いません。
※応募方法などの詳細は、こちらよりご確認ください。
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