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2021.04.02

ピアソラなどを工藤重典らが演奏「三井物産クラシック・コンサート 2021」が配信中!

神尾真由子のヴィヴァルディ《四季》

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昨年6月にオープンした大手町三井ホールにて、初のクラシック公演となる「三井物産クラシック・コンサート2021」の収録が行なわれ、無料配信されている。期間は、4月1日(木)から4月30日(金)20:00まで。

この公演は、三井物産株式会社が「音楽を通じて、コロナ禍を乗り越えるべく頑張っている人々を励まし、世の中を少しでも明るくできる機会を創りたい」という想いから企画された。出演するのは、人の心に希望の光を灯す音楽の力を信じ、このコンサートに賛同した日本を代表するソリスト5名。

コンサートは、工藤重典(フルート)、加藤知子(ヴァイオリン)、中野振一郎(チェンバロ)、大萩康司(ギター)、神尾真由子(ヴァイオリン)などのソリストを迎えた室内楽プログラムとなっている。

プログラムの最初は、バロックの大家であるJ.S. バッハによる《ブランデンブルク協奏曲 第5番》。この曲は、宗教曲から世俗曲までさまざまなジャンルの音楽を手掛けたバッハが、当時の為政者のために書いたもの。独奏に登場するのは、ヴァイオリンの加藤知子とフルートの工藤重典だ。

ソリスト、左から、中野 振一郎、加藤 知子、大萩 康司、神尾 真由子、工藤 重典。

次に演奏されるのは、今年3月にちょうど生誕100周年を迎えたアルゼンチンの作曲家にして20世紀の巨匠、ピアソラの《ブエノスアイレスの四季》より「冬」と「春」。今回新たに、ギタリストの鈴木大介がギターとフルートのために編曲したものになっている。

コンサートを締め括るのは、イタリアの作曲家、アントニオ・ヴィヴァルディによる《四季》で、ヴァイオリン独奏は神尾真由子。

配信コンサートのため、通常のコンサートのように紙のプログラムを読むことはできないが、当コンサートではHPから楽曲解説を読めるようになっている。演奏配信と合わせて楽しみたい。

《ブエノスアイレスの四季》より「冬」「春」の収録の様子。
公演情報
三井物産クラシック・コンサート2021~明日へつなぐハーモニー~

配信期間
2021年4月1日(木)10時から4月30日(金)20時まで 
出演
工藤重典(フルート)、 加藤知子(ヴァイオリン) 、 中野振一郎(チェンバロ)、 大萩康司(ギター)、 神尾真由子(ヴァイオリン)、 
Otemachi One Special Ensemble、 松本志のぶ(司会)
曲目
J.S. バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番二長調BWV1050
<ピアソラ生誕100周年>
A. ピアソラ(鈴木大介編):『ブエノスアイレスの四季』より「冬」「春」
A. ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」Op.8
収録会場:大井町三井ホール
視聴サイトはこちら

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