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2022.07.06

新国立劇場オペラ《ドン・パスクワーレ》ほか舞台作品が無料視聴

ONTOMO編集部
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東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

画像提供:新国立劇場

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「新国デジタルシアター」は、より多くの幅広い世代が、時や場所を選ばずに新国立劇場の舞台芸術を鑑賞できるように、2021年11月に開設された映像配信プラットフォームです。

2021年7月にフルオーディション企画・第2弾として新国立劇場にて上演された演劇『反応工程』が現在配信中(9月1日(木)まで)。

『反応工程』 撮影:宮川舞子
劇作家・宮本研が自身の経験をもとに、終戦前夜の軍需工場で生きる人々を通じて国家と個のせめぎあいを鮮やかに描いた作品。
小川絵梨子が芸術監督就任の際に掲げた支柱の一つ、「演劇システムの実験と開拓」として、全キャストをオーディションで選考し、作り手が新しい俳優と、俳優が新しい演出家と、劇場が新しい作り手たちと出会い、作品を立ち上げていくフルオーディション企画の第2弾として上演されました。
演出には、俳優としても演出家としても新国立劇場で多くの作品に携わってきた千葉哲也を迎え、2018年10月末より12月中旬まで6週間に及ぶオーディションを開催、多数の応募者の中から、14人の俳優が出演する作品となりました。

7月8日(金)〜9月8日(木)の2ヶ月間はオペラ部門から、ドニゼッティ作曲による愛らしいラブ・コメディ《ドン・パスクワーレ》が登場します! ONTOMOでもお話や、舞台衣装などを取り上げてきた作品です。

『ドン・パスクワーレ』撮影:寺司正彦
ベルカント・オペラの巨匠として名高いドニゼッティの傑作オペラ。華やかな声の饗宴にのせて、大金持ちの老人ドン・パスクワーレが甥エルネストの恋人ノリーナと医師のマラテスタに一泡ふかされるドタバタ劇が繰り広げられます。ヴィツィオーリによる演出は、舞台ファンの心をくすぐるイリュージョンのような舞台転換、精緻な舞台美術、絵画のような衣裳、そして4人の主要な登場人物を実に魅力的に描き出したもの。スカンディウッツィ、ピッツーティ、ミロノフ、トロシャンら珠玉のキャストが織りなす芸達者な演技と歌唱は客席を大いに沸かせました。

視聴は新国立劇場ウェブサイト内 新国デジタルシアターから行なうことができます。

猛暑と噂の2022年夏。おうちでゆっくり舞台鑑賞してみてはいかがでしょうか?

配信情報
新国デジタルシアター

演劇『反応工程』(2021年7月19日上演)

2022年7月1日(金)12時~9月1日(木)12時

※演出・千葉哲也のインタビュー映像付き

 

オペラ《ドン・パスクワーレ》(2019年11月9日上演)

2022年7月8日(金)12時~9月8日(木)12時

 

視聴は新国立劇場ウェブサイト内 新国デジタルシアター

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東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

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