「クラシック・キャラバン2023」フィナーレを飾る3公演が静岡、京都、新潟で開催！

コロナ禍を乗り越えるため2021年に発足したプロジェクト「クラシック・キャラバン」。3年目の開催となった2023年も、日本クラシック音楽事業協会加盟社が総力を結集し、通常の公演では実施し得ない最上級の出演者と、バラエティに富んだ内容、そして聴き応えのあるオリジナルコンサートを、全国27都道府県で開催しています。

2024年1月7日の最終公演まで、残すところ3公演となった「クラシック・キャラバン2023」。フィナーレに相応しい、出演者とプログラムを少しだけご紹介します！

日本を代表するアーティストや、新進気鋭の音楽家が古今の名曲を演奏するガラ・コンサート。前半はピアノや弦楽器、サクソフォン四重奏などバラエティに富んだ編成の「アンサンブルの饗宴」。後半は「歌とドラマの饗宴」と題し、NHK大河ドラマの音楽やオペラ、クリスマス・キャロルなどを歌と合唱で堪能することができます。

2023年を締めくくるのはブラームスとリゲティ、2人の周年作曲家へのオマージュ。京都出身のヴァイオリニスト石上真由子や、引っ張りだこのホルン奏者福川伸陽らが2人を記念するプログラムに登場します。最後に演奏される、滅多に実演で聴くことができないリゲティの「100台のメトロノームのためのポエム・サンフォニーク」は、貴重な体験となりそうです。

「クラシック・キャラバン2023」のフィナーレを飾るに相応しい、6名のピアニストのコンサート。プロデュース・アドバイザーを務めたのは、日本を代表する名手・仲道郁代。彼女が、国内外で活躍を続けるベテランの横山幸雄と小川典子、そして新進気鋭のピアニスト3名、五十嵐薫子、小井土文哉、 吉見友貴と共演。前半は2台4手ピアノ、後半は5台！ のグランドピアノが舞台に登場し、ホルストの「木星」などクラシックの名曲を楽しむことができます。