プロ5団体が出演!「大阪クラシック2020」は生演奏と無料動画配信のセットで開催
1997年大阪生まれの編集者/ライター。 夕陽丘高校音楽科ピアノ専攻、京都市立芸術大学音楽学専攻を卒業。在学中にクラシック音楽ジャンルで取材・執筆を開始。現在は企業オ...
まだまだ暑さが残る9月は、気軽に音楽を聴いて涼みたい。そんな方には、「大阪クラシック2020」をおすすめしよう。9月13日〜19日、1週間にわたって開催される。
「大阪クラシック」は、2006年から毎年開催されているクラシック音楽の祭典だ。在阪の4つのプロフェッショナル・オーケストラ(大阪フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、日本センチュリー交響楽団)とオオサカ・シオン・ウインド・オーケストラが登場。色とりどりの音楽家をプロデューサーとして率いるのは、指揮者の大植英次。フル・オーケストラから、室内楽までの豊富なプログラムがラインナップされている。
例年、有料・無料公演と2種類あり、大きなホールのみならず、御堂筋や中之島エリアを中心に、ビルのロビー、カフェ、ホテルなどで「気軽に」音楽を楽しめるのが特徴的だった。
しかし、今年は開催方法を変え、新型コロナウイルス感染防止策を講じ、ソーシャルディスタンスを確保した有料公演を実施。そしてステイホームでも楽しめる、無観客公演の無料動画配信が実施される。
有料公演は1日あたり2〜3公演、オーケストラ・室内楽合わせて全18公演を実施。
オープニングは、大植指揮/大阪フィルによるドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」(13日、大阪市中央公会堂)、最後も同じコンビでベートーヴェンの交響曲第8番、チャイコフスキーの序曲「1812年」で締めくくられる(19日、フェスティバルホール)。
若手能楽師・大槻 裕一と室内楽のコラボレーションも見逃せない(14日、Zepp Namba(Osaka))。
無料動画配信は、室内楽中心で1日あたり4〜5公演、全28公演を実施。「今年は無料動画配信でどこでも誰でもご覧いただけます。これを機に大阪クラシックを広く知ってもらい、来年は大阪まで聴きに行きたいと思っていただけるような充実した内容にできれば」と話す。
期間: 2020年9月13日(日)〜9月19日(土)
会場(有料公演):
- 大阪市中央公開堂
- フェスティバルホール
- Zepp Namba(Osaka)
料金(有料公演):
- 最終公演(9月19日・オーケストラ)
【全席指定】
指定席 2,800円 BOX席 3,500円
バルコニーBOX席(2枚セット) 7,000円
- 上記以外
全席指定 1,000円
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