クラシック界初の ”バーチャルアーティスト”開発プロジェクト始動 ピアニスト(中の人)オーディション開催
株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:夏野剛)と株式会社KADOKAWAは、東京交響楽団の特別監修のもと、クラシック界初となる「バーチャル上に精密に楽器演奏者を再現する」技術を導入したバーチャルアーティスト開発を行なうプロジェクト「ポルタメタ」の始動を発表した。
プロジェクト第一弾として、ピアニストのバーチャルキャラクターを開発し、あわせて、世界に通用するピアニスト(バーチャルアーティストの”中の人”)を発掘するオーディションを開催。2023年11月1日(水)よりエントリー受付が開始となる。
ドワンゴとKADOKAWAは、かねてより、クラシック音楽の事業に携わってきました。
ドワンゴと東京交響楽団の取り組みは、2020年3月、コロナ禍でライブイベントの中止が相次いでいることを受け、”観客のいない音楽会”と銘打ったオーケストラ史上初となる無観客コンサートをニコニコ生放送でライブ配信したことに始まります。大きな反響を得たことから、同年6月、プロオーケストラ初となるニコニコチャンネル「ニコニコ東京交響楽団(ニコ響)」を開設し、この4年間で46公演を、趣向を凝らしたライブ配信でお届けしてきました。また、昨年1月、角川文化振興財団主催による東京交響楽団とコラボレーションした1日限りのコンサート『オーケストラコンサートin浮世絵劇場』を成功させるなど、これまでにない様々なオーケストラ鑑賞の楽しみ方を提供してきました。
昨今のクラシック音楽界は、オーディエンスが高齢化し、ファン層の先細りが懸念されています。ドワンゴとKADOKAWAは、本プロジェクトを通じて、若い世代を中心にクラシックの魅力を伝え、新たなファンの獲得、ひいてはクラシック音楽界の活性化に貢献できればと考えています。
リアルとバーチャル、クラシック音楽とテクノロジーが融合した新しいコンセプトのバーチャルアーティストは、クラシックファンの裾野を広げることを目指して、動画・SNSでの音楽活動を中心に、リアルのコンサートでの演奏も視野に入れ、世界を舞台に展開予定。オーディションの審査委員長には、東京交響楽団の正指揮者・原田慶太楼を迎え、バーチャルアーティストとして世界に羽ばたく新たな才能を発掘する。
VRとクラシック音楽がフュージョンできるプロジェクトの実現を待っていました!2023年の夏、アメリカでVRの世界をコンセプトにしたオペラを指揮してきたばかりなので、今回はテクノロジーのメッカである日本でVRとオーケストラのマリアージュが実現するのがとても楽しみです。今回のプロジェクトは世界初の発想。KADOKAWA+東響で成功させて世界に発信して行きたいと思います。このプロジェクトがきっかけで新たなオーディエンスとファンが増える事を期待しております!
クラシック音楽の歴史に新たな1ページを刻むチャンスです。あなたの応募をお待ちしています!
バーチャルアーティストのピアニスト・オーディションは、潜在的なクラシックファンを活性化させ、新たなクラシック市場の拡大を目的とする、バーチャルアーティストとして演奏活動していただく方を選定するオーディションです。年齢、性別、国籍は問いません。来年以降のスケジュールについては、随時公式サイト等でお知らせします。
応募期間: 2023年11月1日(水)~2024年1月5日(金)
応募方法 : オーディション受付フォームより応募(11月1日にオープン)
応募要項の詳細は、ポルタメタ公式サイトへ
<主催・企画・協力>
KADOKAWA/ドワンゴ/東京交響楽団
オーディションに関する問合わせは問合わせフォームまで
©portameta Project ©KADOKAWA CORPORATION 2023 ©DWANGO Co., Ltd.
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