【速報】東京都交響楽団 定期公演2025-26シーズンのラインナップが発表
東京都交響楽団は、2025年4月に開幕する2025度楽季プログラム(2025年4月~2026年3月)の日程、出演者、曲目を発表した。
1964年の東京オリンピックの記念文化事業として、1965年に設立された東京都交響楽団は、2025年に創立60周年を迎える。いつにも増して、多彩な出演陣と工夫を凝らしたプログラムに注目だ。
音楽監督就任11年目となる大野和士とは、キリル・ゲルシュタインとのブラームスのピアノ協奏曲第2番を後半に置いた重厚なプログラムでシーズンの開幕を飾る。
また、2025年に没後50年を迎えるロシアの大作曲家ショスタコーヴィチ晩年の傑作や、同じく2026年に没後50年のブリテン《春の交響曲》、都響と熱い絆で結ばれた作曲家すぎやまこういちの交響作品を集めたスペシャルコンサートなど、趣向をこらしたプログラムで、さらなる深化と新境地を目指す。
首席客演指揮者アラン・ギルバートは、都響との共同作業の一つの頂点とすべくブラームスの交響曲全曲演奏に取り組む。
終身名誉指揮者小泉和裕は満を持してショスタコーヴィチの交響曲第10番を指揮。
桂冠指揮者エリアフ・インバルの「第3次マーラー・シリーズ」第2回は、1996年、2008年、2014年に続く12年ぶり4度目のインバル都響のマーラー第8番。創立60周年とインバル90歳のアニバーサリーに相応しい《千人の交響曲》を充実の声楽陣とともに贈る。
鬼才クシシュトフ・ウルバンスキ、快進撃が続く沖澤のどか、都響定期公演で日本デビューを果たすカリーナ・カネラキス、7 年半ぶりに都響の指揮台に戻ってくるダニエーレ・ルスティオーニ、日本にも多くのファンを持つピエタリ・インキネンら注目の指揮者たち。
ピアノではキリル・ゲルシュタイン、アンナ・ツィブレヴァ、アリス=紗良・オット、アンナ・ヴィニツカヤ、ティル・フェルナー、キット・アームストロング、フランク・ブラレイと務川慧悟の師弟デュオ。
ヴァイオリンでは、アリョーナ・バーエワ、アリーナ・イブラギモヴァ、シュロモ・ミンツ、ヴェロニカ・エーベルレ、庄司紗矢香、三浦文彰、フランチェスカ・デゴ。そしてチェロのゴーティエ・カプソン。まさに国際的な演奏家たちとの初共演、再共演が目白押しだ。
2025年度会員券は、
一般発売:2024年11月8日(金)午前10時~/会員先行発売:2024年10月25日(金)午前10時~
1回券の発売は、
4~6月公演:2024年12月18日(水)/ 会員先行2024年12月11日(水)
7~9月公演: 2025年3月12日(水)/ 会員先行2025年3月5日(水)
10~12月公演 :2025年7月16日(水)/ 会員先行2025年7月9日(水)
2026年1~3月公演:2025年9月24日(水)/会員先行2025年9月17日(水)
となっている。
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