今を生きる——ヴァイオリンや歌などマルチに活動するサラ・オレインとカウンターテナー藤木大地が目指すもの
カウンターテナー歌手の藤木大地さんによる連載がスタート!
藤木さんは、テナー歌手の夢を諦めかけたとき、風邪を引いて、ふと裏声でうたってみたことからカウンターテナーに転向。そこから6年ほどの間に、日本音楽コンクール第1位をはじめとするコンクールでの快挙、ボローニャ歌劇場でのデビューや数々の主要オーケストラとの共演などを経て、ついに2017年4月、オペラの殿堂・ウィーン国立歌劇場にデビューした。それからも破竹の勢いで活躍している、今、日本でもっとも注目される歌手のひとりだ。
連載では、藤木さんと同様、“冒険するように生きる”ひとと対談し、ジャーナリストへの道も考えたことがあるという藤木さんにエッセイを綴っていただく。
第1回は、ヴァイオリンや歌、作詞作曲も手がけてマルチに活躍するサラ・オレインさんと対談。3年前から気の置けない友人となった、おふたりの関係とは?
今を生きる
声は有限だと思っている。
僕は30歳をすぎてからこの声を見つけ、信じ、鍛えなおしてきた。信じたものを多くのひとに届けたくて、そして見たことのない景色が見てみたくて、道をつくる冒険をしてきた。大冒険だった。
歌手としての旬は、もしかしたら今、訪れているのかもしれない。けれど、ピークはまだ迎えていない。まだまだやれる。もっとうまくなりたい。
一方で、いつかこの声は出なくなるだろう。それはとてもこわいことだ。やっと手にいれた自由な音楽を失う。いずれ、そのときがくるのはわかっている。僕の、自分の身体から出る声だから。
だから、今を大事にする。今やりたいことから順番にやる。やりたいことを大声で言い、叶うまで言い続ける。
若い頃、オーディションやコンクールでだれかに負けるのがこわかった。落ちたらカッコ悪いと思っていた。もうちょっとうまくなったら挑戦しよう。そう言い訳をして先延ばしにしていた。だれも見ちゃいないのにカッコつけて、言い訳を探しているうちは、なんにも起こらなかった。ただ祈るだけの祈りは通じなかった。実力も勇気も覚悟も足りなかった。
目を見てひとと向かい合い、心を開き、だれかに喜んでもらうための音楽と声だと思えたとき、本当の冒険が始まった。冒険仲間や応援してくださる方が少しずつ増えていった。ひとへの感謝、ひとのあたたかみ、今、歌をうたえることはあたりまえではないことを知った。
声は有限だと思っている。今、僕の生の声でできることを、できる限りやりたいと思っている。いつでもベストを尽くしたいと思っている。
「その日」まで、大冒険はつづきます。
——藤木大地
対談:今月の冒険者 サラ・オレインさん
オーストラリア出身。ヴォーカリスト、ヴァイオリニスト、作詞作曲家、コピーライター、翻訳家。英語、日本語、イタリア語、ラテン語を操るマルチリンガル。5歳よりヴァイオリンを始め、その才能をシモン・ゴールドベルグ(弱冠20歳でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任した著名ヴァイオリニスト)の高弟ペリー・ハートに見出され師事シドニー音楽院付属を経て、シドニー大学を High Distinction (最高点) で卒業、東大に留学。在学中に、ゲームソフト「ゼノブレイド」エンディングテーマ曲 “Beyond the Sky”(光田康典氏作曲) のヴォーカルを担当。
2012年、ユニバーサル ミュージックよりメジャーデビュー。
藤木大地が訊きたい! 10の質問
おふたりの出会いは、2016年に共演したときまで遡る。そこからプライベートでも連絡を取り合う友人としての関係が続いている。
Q1. オーストラリアから東大への留学生として日本にやってきたサラさんが、日本でアーティストとしてデビューするまでの大冒険とは?
藤木 僕は昔ブログを書いていて、それが「藤木大地の大冒険」という名前だったんですけど、またそのタイトルで始めるにあたって、「冒険してる人に会いたい」と思ったんですよね。
僕はイタリアやオーストリアに留学して外国でデビューしたんだけれども、サラさんの場合は逆で、オーストラリアで生まれて、日本に留学生として来て、日本のレコード会社からデビューしました。その何年間かの冒険の話を聞かせていただきたいなと思います。
サラ 本当はヨーロッパで冒険したかったんですよ。ただそこで母のストップが入りまして、「そこは危険すぎるから。安全な国、日本に」と。実は最初、親の言うことに従うのは抵抗があったんです。でも大学のとき、ある本に出逢って、感銘を受けました。文章の美しさもそうだし、その美学も、これは自分が経験したことない、全然知らない世界だと。それが三島由紀夫の『金閣寺』。だったらこの人が育った国、この人が行った大学、この世界をぜひ見てみたいと思って、自分も納得して日本へ冒険しに行きました。ずっと音楽をやってきたのに、音楽の留学でもなく、最低1年間は音楽と離れることになるのがとても不安だったけれど。
たまたま、留学期間の終わり頃に、知人を通じて英語ネイティブの歌い手を探していると知った。オペレッタで14歳のとき舞台に立ったことはあるけれど、基本ずっと、ヴァイオリンを弾いたり作曲したりする側で、ブースに入って自分の声も録音したことがなかったので、不思議な感覚でした。それが通り、自分が知らなかった異世界、ゲームの世界で有名な作曲家さんの曲で、はじめて歌い手として世の中に出た。遠回りのようで、本当にやりたかったことの近道だったなと。
藤木 僕も経験あるんですけど、1年の有限、決まった期間でイタリアに留学したんですよ。で、何もなければ帰らないといけないってなったときに、何かが見つからないと本当に帰らないといけないから一生懸命でした。そのときは上手くいかなかったんだけどね。サラさんは1年の間に見つかって、先に行けるようになったということですね。
今まで住んだことのない日本で活動を進めていくなかで感じた壁とか、自分なりのその中での冒険とかありますか。
サラ 壁はいっぱいありますね。日本で一番感じるのは、「マルチ」ということに対して、海外と比べて理解があまりない。「歌手」や「ヴァイオリニスト」、「画家」というのはわかりやすいジャンルかもしれないけれど、一つの枠にはめようとするところがあるなって日本で活動を始めてから思いました。ジャンルについてもそうですし。自分としては、楽器と歌、作詞は全部つながっているように思うけれど、歌だから歌でしかダメとか、このジャンルでないと、この層でないと、という点を息苦しく思います。
藤木 わかります。日本は、誰かを説明するときに肩書、たとえば「歌手」とか「カウンターテナー」とか「ヴァイオリニスト」とかつけたがる。僕は自分の声を説明するときに、女性のことをやっていると思われる。それは何なんですかっていうところから言わないといけない。
Q2. 歌手・藤木大地と共演した印象は?
藤木 今の話の流れで敢えて言うけれど、僕はそれまでクラシックの声楽の人たちとしかやったことがなくて、そこに突然「サラ・オレイン」が登場するわけじゃないですか。一緒に歌って、ああ、こんな世界もあるのか、と。本当に自分のこれまで持っていた固定概念とかそういうものがバカらしかったなと。オペラはこうあるものだとか、クラシックの歌はこう歌わないといけないものではなくて、歌う人が二人いたら、二人で声を合わせて一緒に何かいい音楽を作ればいいんだなって、気づかせていただいた機会でもあったんですね。
サラさんは、僕のことはどう見てましたか?
サラ 最初に出逢ったときは、純粋なクラシックじゃなくて受け入れてもらえるのかという不安がありました。でも藤木さんがテノールから来たっていう物語も知っていたし、声は繊細だけれど、情熱や力強さを感じた。最初のジャンルとしては違ったかもしれないけれど、音楽を愛する二人として、それをいろんな人に広めたいっていう意味でも、passionate(情熱的)な人に会えてすごく嬉しい。あと、単純に声が大好き。
今後も一緒に作っていくということをやれたらなと。
Q3. いろいろな活動をしているけれど、自分のベースになっているものはなに?
藤木 一番ベースになっているものはなんですか。今の自分の背骨というか。
サラ 一つはネガティブなことなんですよね。小さいときから孤独で、理解されにくいことが多かった。表現者でありたい、自分を証明したいっていう気持ちがあります。それにプラス「今を生きたい」っていうのが自分のモットーです。ラテン語でCarpe Diemっていうんですけど。「今しかない」っていう、それに追われている自分がいる。限られた時間だし、どれだけここにいるかわからないから、今できること、今表現したいことをやっぱり残したい。
でも、だったら趣味でもいいわけじゃないですか。趣味と変わるところはやっぱり、なんだろう、責任感、任務じゃないけど……でも一種のduty(義務)だなと思う。
藤木 「今を生きる」って聞いて、だから話が合うんだなって思った。
Q4. 4月に初演される《Pray Not, Amen》(加藤昌則・曲)は藤木大地のために書き下ろしてくれた詩です。この曲に込めた想いについて教えて下さい。
藤木 今ちょうどサラさんが書いてくれた曲を勉強してます。祈りの曲を自分でない人が歌うために、でも知っている歌手、知っている作曲家のために書くという作業は、サラさんの中ではどういう行為だったのかなって。それを演奏する前に訊きたいなと。
サラ 自分が共感できる部分、自分の想いも入っていないとって思って、そういう意味では自分のために書く曲と違わない部分もあるんですよね。
いろんな「祈り」ってあると思ったんですけど、藤木さんに違う祈りを表現してもらいたいなって。神への祈りもあれば世界平和への祈りもあり、そのどれも自分は望んでいる、願っていることではあるけれど、正直ぱっと思ったのは、今の時代、「pray」という言葉は、難しいなということ。pray for Japanとかpray for 何かっていう言葉はネットでもよく見るけど、言葉だと難しい。「今必要なのは祈りじゃないでしょう。今必要なのはお金です、今必要なのはこれです」って。祈る気持ちはあったとしても、音楽はもっと後ですというのも事実じゃないですか。
この歌では、「私は天国には祈らない」という一瞬否定的な文章から入っているけれど、これは神を否定しているわけでもないですし。ただ私は今しか、この世界しか知らないから、この瞬間を大事にしたい。だからpray not、祈らないAmenっていう皮肉な感じではあるけれど、「今を生きたい」っていう自分の想いを込めました。
藤木 僕はネイティブじゃないから、やっぱり噛み砕かないとわからない詩だったんだけど、そうだよな、それが言いたかったんだよなって。地球上にHeaven(天国)があるってことはわかっている、だからわざわざ祈りっていう言葉じゃない。太陽、虹はいつか出るから、他に今できることがある、今を生きることでearthly heaven(地上の楽園)を見つけるっていう、だんだんそれが自分の言葉になってきて、今もっとこういうふうに表現したいなって感じられるフェーズになってきました。
サラ 自分の解釈を藤木さんがさらにまた解釈するわけじゃないですか。それが楽しみ。どういうふうに表現してくれるのか。
Q5. 今後のおおいなる野望を知りたいです。
藤木 今つづけていらっしゃる活動の先に、自分の大きな野望とか、夢はありますか?
サラ 具体的なものは「映画を作る」。今コンサートをプロデュースしているのと似たような作業で、音楽もあり、映像もあり、主演もあり、ディレクションもあり、スクリプトもありと、クリエイティブなものが揃っているプラットフォームの一つは映画だなと。全部融合されたアートを出してみたい。
あとは理想として、自分自身も音楽にインスパイアされたり癒されたりするので、平和っていうのは言いすぎるかもしれないけど、そこに少しでも役立てばと。人間だから、人の憎しみあいとか争いも、完全にはなくならないと思うけど。音楽にはそういうパワーがあると信じています。
藤木 僕もそう思います。こういう考え方がすごく似ているなって思うから好きです。
Q6. プライベートの時間で、自分をリラックスさせてくれるものはなんでしょうか。
藤木 自分が仕事を離れてリラックスしているときにすることはある?
サラ 癒されるものはいっぱいありますね。食べることとか。食とか、動物とか、一瞬の心の癒し。でも仕事から離れたいとは思わない。辞めたいとも思わないし、たまに休みも必要だとは思うけど、これ全部あきらめたくないし、やりつづけたい。
藤木 夢の中に出てくるんですよ。コンサートが。曲順に。笑
サラ 出る出る。
Q7. みんなからは完璧に見えるサラさんの、自分自身の「ダメ」なところは?
藤木 みんなはサラさんのことを、なんでもできて可愛くて完璧な人だと思うと思うんですけど、自分自身で、自分がダメだなと思うのはどんなときですか。
サラ 完璧主義者なところ。結構ゼロか100なんですよ。その結果すごくストレスたまったり、お腹が痛くなったり。Take it easyって言われるんだけど、できない性格。明日死んじゃうかもしれないから。それは変わらないし、自分の性格だからしょうがないと思うけど、苦しいんですよ。だからきっとドMなんですよ(笑)。人に対してはドSかもしれないけど、自分に対してはドMだと思う。
一同笑
藤木 まったく一緒だから面白い。僕はもっとダメなとこあるよ。
サラ たとえば?
藤木 永遠にゴロゴロしてる。やんなきゃいけないことがこんだけあるのに。結局短期間でできちゃうんだけど、無駄な時間がいっぱいある。あ、ほんと今無駄って。
サラ 一緒。私もいろいろやっているように見えるかもしれないけど、lazy(怠惰)かもしれない。で、1週間あったら、結局1日でやっちゃう。ちょこっとずつやればいいのに。
Q8. 「音楽」をより幅広いお客さんに楽しんでいただくためにはどうすれば良いだろう?
藤木 僕たちCDも出しているし、それが配信もされているし、コンサートに来てくれる人もいるし、だけどもっといろんな人に知ってほしいと思うじゃないですか。音楽の良さを知ってくれる人が増えるために、何かできることはないかなと思っているんです。YouTubeは便利だし僕らもよく利用するけれど、逆にやっぱり、無料で何もせずに聴けてしまって、生で聴かなくてもいいじゃんってなってしまう人も多い。僕のコンサートも1000円や1500円で学生券があるのに、若い人はあまり来ないわけです。その人たちはデジタルネイティブで、音楽を無料で手に入れる方法を知っているし、なんだけれども、それだと後々プロフェッションとして音楽家が成り立っていかないわけじゃない? 僕らが自分たちでできること、あるいは人に助けてもらえたらでき
サラ 難しいですね。私も答えはない。やっぱりいろんな人に知ってもらいたい、でもフリーになると音楽の価値も下がるわけだし。一番悲しいのは、今の(録音)技術では、世界観だったりライブ感だったりを表現するのは無理ですね。特に若者かな、まず来てほしいですよね、コンサートに。レコーディングもたくさん行なってますけど、それとは別物だと。それを知らない人が多い。それをどうやって知ってもらうかは、自分も正直わからない。
藤木 とにかく断片的でも何か味見? デパ地下もそうじゃないですか。ちょっと食べておいしいものを買うっていう。それが動画サイトなどで全曲聴けてしまうとか、わかった気にさせてしまうというのは良くなくて、どこかやっぱり空腹でいてほしい。これをもっと知りたいという好奇心を持ってほしい。
ランチを1回節約してお家で作って、その分でコンサートに来てくれたら嬉しいなとは思うんだけど、やっぱりそうもいかないみたいで。困ってます。困ってますで終わるなこれ。
一同笑
藤木 実はこれは連載のテーマでもあるんです。クラシックの人だけじゃなくて、いろんな分野の人と話して、その人たちのファンがお互いを知ってくれるという波及効果はやっぱり考えられる方法だと思うんだよね。何度か共演して、サラのファンが僕を知ってくれていたりとか、その逆もあるし。そういうポジティブなものが重なっていくことで広がっていく分野かなと思います。
サラ 確かにそれはいいですね。NHKで「おとなの基礎英語」に出演しているのですが、それを観た人が結構来てくれるんですよ。見ました、これを聴きましたって。そういういろんなルートを通じて知ってもらいたいですね。
藤木 サラさんは本当に幅広くやっていらっしゃるから、パラスポーツ(※パラスポーツを支援する三菱商事「DREAM AS ONE.」プロジェクトのサポーターに起用され、テーマソング「Dream As One」を歌う)もそうだし、英語もそうだし、女優もそうだし。例えばサラさんが出ているドラマを見てて、サラさんの音楽にも興味
Q9. 今後もしチャンスがあれば、藤木大地と一緒にやってみたいこと
藤木 これからチャンスがあったら僕とやってみたいことってあります?
サラ こういう対談もそうですし、歌もそうですし、毎年出ている宮崎でのコンサートもそうですし、とにかく藤木さんは行動力のある方だから、何かユニークなことができるんじゃないかな。
藤木 アウトリーチ活動を結構しているんです。コンサートホールに来られない人たちのところにコンサートを出前したりとか、すごく遠い場所にある、あるいはなかなか自力では動けない人たちがいる施設に出向いていったり。そこに行けば行くほど、大舞台だけじゃない、CDだけじゃない、商業だけじゃないということを感じます。
サラ それはぜひ一緒にやりたい。絶対にやりたい。
藤木 音楽をやっている理由っていうのが、みんなに捧げるためだっていう、それがないと自分たちの先もないと思うので。それやりましょう。
Q10. あなたにとって「音楽」とは。
藤木 最後の質問です。あなたにとって音楽とはなんですか。
サラ 一言で言ったら「理解者」かな。自分を一番理解して、慰めてくれる存在だし、自分を表現してくれる存在だし、自分の言葉ともなっているし、人を喜ばせる方法でもあります。
サラが僕に歌を書いてくれた! とてもうれしくて、涙が流れそうだった。あたたかい春の日、そんな気持ちで彼女に会いに行った。一点のにごりもない目と、言葉と、心に再会した。最初はまぶしくて、目を開けていられないほどだった。話をしていると、鏡を見ているような気分になった。このひとは、僕がいつも思っていることをこんなに明確な言葉にしてくれている。「だから好きなんだよ〜」思わず言ってしまった。
最後に並んで写真を撮ったら、顔の大きさが全然違った。僕が見ていたのは鏡ではなかった(笑)。Grazie, Sarah! またね!
藤木大地
日時: 2019年4月13日(土)19:00開演
会場: 東京文化会館 小ホール
出演: 藤木大地(カウンターテナー)、マーティン・カッツ(ピアノ)
曲目:
クィルター:《3つのシェイクスピアの歌》 op.6
R.シュトラウス:《4つの歌》 op.27
加藤昌則:連作歌曲《名もなき祈り》世界初演
Indian Prayer(詞 不詳)
Sancta Maria
空に(詞 たかはしけいすけ)
Pray Not, Amen(詞 サラ・オレイン)
今、歌をうたうのは(詞 宮本益光)
Epilogue
マーラー:《リュッケルトの詩による5つの歌曲》
ヴォーン・ウィリアムズ:《旅の歌》
問い合わせ: 東京・春・音楽祭実行委員会 Tel.03-5205-6497
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