インタビュー
2021.07.28
楽器探索シリーズ#2

癒しの音色! スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパをレソノサウンドで体験

楽器探索シリーズ第2弾は、第1弾で体験したティン・ホイッスルの故郷アイルランドから北海を越えて、スウェーデンへ。楽器も管楽器から弦楽器へと冒険します。体験する楽器はニッケルハルパ。「キーを押せば音が出るかも」そんな安直な考えで臨んだ編集部員の体験レッスン動画がページ下部にございます。

お話を聞いた人
野崎洋子
お話を聞いた人
野崎洋子 音楽プロデューサー

1966年千葉県生まれ。日本大学文理学部出身。 メーカー勤務を経て96年よりケルト圏や北欧の伝統音楽を紹介する個人事務所THE MUSIC PLANTを設立。 コンサ...

レッスンを受けた人
ONTOMO編集部
レッスンを受けた人
ONTOMO編集部

東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

撮影:編集部

この記事をシェアする
Twiter
Facebook

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパ、近年ではアーティストの間でも話題に

ニッケルハルパ。一度見たら忘れられない木製の変な楽器。ムカデのような、はたまた軍艦のような複雑な構造。しかし音を聴いてみると独特な弦の響きとナチュラルなリバーブ感。

続きを読む

弦がたくさん貼ってあるけれど、そのほとんどは共鳴弦で実際に演奏するのはたった4本。左手の指でニッケルと呼ばれるキーを押して音程を決定し、右手にはヴァイオリンよりも短い弓を持って弦を擦ることで音を出す。他の弦楽器はそもそも正しい音程を取ること自体が難しいと言われるけれど、この方法ならキーを持ち上げることで音程が決まるわけだし、もしかしたら私にも弾けるかも!?

ニッケルハルパ。スウェーデンのウップランド地方で伝承されている民族楽器。ヴァイオリンのように弓で弦を弾き、ピアノのような鍵盤(キー)で音高を変える。共鳴弦と呼ばれる「弾かない弦」が、楽器の深い響きを生み出している。

ニッケルハルパの故郷は、エコなライフスタイルや、充実した福祉社会で有名な北欧スウェーデン。一説によると、楽器としての歴史は14世紀まで遡るが、その歴史のほとんどは謎につつまれている。

日本における最近の動きとしては、アメリカの弦楽四重奏団であるクロノス・カルテットが『Early Music』というタイトルのアルバムでこのユニークな楽器を紹介したのが1997年。この楽器を中心に据えたグループとして、2002年にラーナリム、2004年にはヴェーセンが初来日。

ヴェーセン『Brewed』より「Ipa-gubben」

この当時、筆者がヴェーセンのニッケルハルパ奏者のウーロフ・ヨハンソンに確認したところによると、「記録によると日本へは最低30本輸出されたようだ」と話していたのを記憶している。果たしてこの30本が多いのか少ないのかはまったく判断できないが、いずれにしてもこれはすでに15年以上前の話。

その後2005年には、無印良品がBGM8としてスウェーデンの伝統音楽を紹介。2007年には日本ニッケルハルパ協会が発足し、今回の取材にもご協力いただいた北欧伝統音楽のスタジオ:レソノサウンドが2015年に巣鴨でオープンしている。

スウェーデンの伝統音楽が紹介された無印良品BGM8

2019年にはくるりの岸田繁さんが「ニッケルハルパってスウェーデンに行かな買えへんねやろうか。欲しい」とつぶやき、それにゲーム音楽の作曲家・プロデューサーの光田康典さんが「買えますよ」とリプライしたり、先月(6月9日)には、ドイツのピアニスト/作曲家のハウシュカが自身のInstagramで「新しい楽器!」と手に入れたばかりのニッケルハルパを嬉しそうに披露していた。

ニッケルハルパは、そんなふうに決してメジャーな人気になることもないながら静かでマニアックな人気が続いている、そんな楽器である。この楽器の演奏家で現地での滞在歴も長い峰村茜さんと株式会社レソノサウンド代表取締役の松岡眞吾さんにお話をうかがった。

スウェーデンの民族音楽はシンプルで自由

──普段、この楽器を人に説明するときはどんなふうに説明していますか?

峰村 「北欧にあるスウェーデンという国の民族楽器」ですね。キーや共鳴弦がついているのが他の弦楽器と大きく異なる特徴でしょう。音色としては、芯はツンとした感じもしますが、共鳴弦があるので、一度出した音がどんどん重なって、同時にふわっと優しく聴こえるのが特徴でしょうか。

──峰村さんがニッケルハルパの演奏家になった理由は、その音色に惹かれたということかしら?

峰村 大学3年の時、スウェーデンのルンド大学に1年間交換留学をしたのですが、クラリネットで参加した学生ブラスバンドの練習が、すごく自由な雰囲気だったんです。編成のバランスを気にすることなく、自分が出たかったら参加してOKという感じで、私が吹奏楽で経験したように、上手い人だけが選ばれて、人数がきっちり決まっているのではなく、何よりも演奏者が何をやりたいかが重要とされていました。練習に参加するかどうかも自分の意志だったし、そういった音楽をとりまく自由な環境に惹かれて、スウェーデンという国に興味を持ちました。

そのあと、2013年に今度は演劇の勉強でスウェーデンに再び留学したのですが、帰国直前に参加したサマーコースに偶然スウェーデンの民族音楽のワークショップも含まれていたんです。そこで教えてくれた人が、ニッケルハルパ奏者のエミリア・アンペル(Emilia Amper)という女性でした。このとき、私はスウェーデンの民族音楽について何も知らなかったので、そのワークショップでシンプルな感じの音楽なのだと、初めてその魅力に気づきました。こんなふうにエネルギッシュに楽しそうに感情豊かに演奏しているのは素晴らしい、綺麗な音だし、楽しそうだなと思って。まずは、その音楽をニッケルハルパではなく、クラリネットで演奏することから入っていったんです。

ただ、エミリアのニッケルハルパの演奏がすごく印象に残っていて、彼女がワークショップで売っていたCDを帰国してからもよく聴いていました。不思議な音色でキーとキーがぶつかる音もCDに入っていたし、そして何より楽しそうに弾いていた彼女の姿が思い出されて、音楽ってそういうものだよなぁとずっと思っていたんです。

そのあと、ニッケルハルパを習い始めたのが、実はこのレソノ・サウンドさんでした。音楽の持つ自由さ、そして演奏者の気持ちをすごく尊重している伝統音楽の世界がとても好きになりましたね。

松岡 ニッケルハルパは、楽器を全然演奏してこなかった人でも、すぐ音が出せてメロディを弾くことができる楽器。ハードルがものすごく低いんです。ドレミファソラシドを割と最初から綺麗に簡単に出せる。ですので、初めてでも1、2時間で弾けるようになる方が大勢いらっしゃる。最初から弾く楽しみを感じられるので、まずはそれを体験してほしいですね。

ニッケルハルパの共鳴弦とキーシステム。

──弾いている人が楽しそうに見えるって、すごく大事な要素かもしれないですね。ニッケルハルパを演奏するときは他の民族音楽と同様、譜面は使わないのでしょうか?

峰村 そこも非常に重要なポイントで、私は吹奏楽部で譜面を見ながらクラリネットを吹いていたときから楽譜があると自由度が狭くなるような気がしていたのです。楽譜にあまりにも縛られてしまうような感じがしていたので、民族音楽では「楽譜がないなんて、いいなぁ」と思いました。

とにかく弾ける人から何度も何度も演奏してもらって、直接曲を教わっていく。最初は本当にゆっくり演奏してもらいます。もしCDしかなければ、CDを何回も聴いてゆっくり弾いたり……。そうやって曲も人伝えに教わるので、「どの音が正しいか」みたいなことがどんどん曖昧になっていく。バリエーションがどんどんできていくわけです。「間違った弾き方が広がっていく」という考えではなくて、「あぁ、そっちのバリエーションもあるね」と選択肢が広がるんです。すごく自由でいいなぁと思いました。

私が最初からナチュラルに譜面なしで教えるせいか、私の生徒さんたちも、そのまま楽譜なしで弾ける方が多いです。譜面がないと不安という方も、実は耳が良かったりもするので、何回も何回も弾いてみせると、勝手に指を置いて弾き始める方もいます。

綺麗な音色がモチベーションにつながる。演奏は自然体で

──入門者が上手になるためのコツみたいなものはありますか?

峰村 やっぱり簡単な曲をゆっくり弾くというのが大事だと思いますね。自分で響きを聴きながら何度も練習する。あまり指のポジションを見ないで、視覚に頼らずに演奏することがポイントですね。

──あぁ、なるほど! でもどうしても手を見ちゃいますよね……。

峰村 そういうときは目をつむって弾いてみるといいですよ。視覚に頼りすぎると、肩に負担が来たり、姿勢が悪くなって苦しい音しか出なくなってしまう。生徒さんに教えていても、実際ちょっとしたコツを教えるだけで、ものすごく音色が良くなることが多いんです。本当に綺麗な音を出すってすごく大事。それが1つのモチベーションにもなっていきます。

──スウェーデンっぽく聴こえるためのコツってあったりしますか?

峰村 自然体で弾くことでしょうか。日本人がスウェーデンの伝統音楽を弾くとなると、やっぱり真面目な人ほど、こうしなくちゃってすごく囚われると思うし、私もそうだったのでよくわかりますけど、そうすると、最初にその音楽を聴いたときにいいなと思った自分の感動が薄れてきてしまう。最初の体験における感動は自分の中の何かがスウェーデンの伝統音楽と共鳴したのだと思うので、その自分の感性を信じるのが大事だと思いますね。

あとはダンスの音楽なので、流れを堰き止めない、というのも大事です。流れに身を任せるというか。それこそヴェーセンのニッケルハルパ奏者であるウーロフ・ヨハンソンが言っていたのですが、弓が、最初の音を弾いてすぐに次の音を出せる状態になっていることが重要です。例えば、打楽器奏者は一回手を振り上げて、そのあと手を下ろして音を出し、もう一度振り上げる、というのが一連の動きなのだけど、ニッケルハルパは一回弾いたら次の音がもう出せるポジションにあるように常に手が準備ができていなくてはならない。次の音を出すために一回準備して……と意識しないように、常に自然な流れで弾いていくことがとても大事です。

根底にあるのは「すごく楽しそうにしているから一緒にやりたくなる」という感覚

──峰村さんは最近ポコ・フィーカなどといったグループでも活動されており、スウェーデンの伝統音楽以外の曲もニッケルハルパで演奏されています。

峰村 日本に戻ってきたばかりのころは日本人が期待するスウェーデンのイメージもあったし、自分がスウェーデンで習っていない曲を演奏するのがとてもいやでした。でも今では自分のやりたいことをしっかり持っていれば、いろんなことにトライしてもいいのかなと思えるようになりました。思い返してみると、人からどう見えるかをすごく気にしていたんだと思います。

ポコ・フィーカというトリオは、ほかの2人がクラシック音楽のバックグラウンドがあって、でも2人ともいろんなジャンルの音楽を聴いたり演奏したりしているので、すごく楽しいですね。もちろん表現については常に「これで大丈夫かな?」と、演奏だけではなく、ブログ1つ書くことにしても心配はあります。日本にニッケルハルパ奏者がそれほどたくさんはいないだけに、プレッシャーを勝手に感じたり……。でも、結局私が見てきたことしか話せないし、最初はすごく窮屈に感じていましたけど、今は「別に自分が代表みたいに思わなくていいんだ」って自分に言い聞かせています。

何を楽しいと思うかは、人それぞれだと思います。「きれいな音を出すことに喜びを感じる人」もいれば、「知っている曲を弾くことに喜びを感じる人」もいるかもしれないし、「アップテンポの曲を弾くことに喜びを感じる人」もいるかもしれない。その人に合うやり方で楽しんでもらえたらいいなと思っています。「演奏する楽しさ」というのは、先生として誰かに教えるときに伝えたいことのナンバーワンですね。

──うわぁ、いいなぁ、それ(笑)。私が子どもの頃は強制されるピアノのレッスンが本当に嫌だったんです。そういう楽しさを伝えてくれる先生の存在ってすごく大事ですよね。峰村さんがご自身のブログで上原ひろみさんの動画を貼っていて「すごく楽しそう」って書いていらしたのがすごく印象的でした。確かに見ていてとても元気になれるし、「楽しそう」って、音楽との関わりで普段は忘れがちだけど、ものすごく重要なキーワードかもしれません。

峰村 「すごく楽しそうにしているから一緒に弾きたくなる」とか、「加わりたくなる」というのが、演奏する人たちの原動力や大きなモチベーションにもなっていると思うんです。これは音楽の中から自然と湧いてくるエネルギーですね。ニッケルハルパを弾いている人たちは、本当にみんなのものすごく楽しそうに演奏するので。

──そこを忘れなければ続けられるのでしょうか。楽器って習いはじめるときに、どうやったら継続できるかしらっていうのは、皆さんが抱える課題ですが……。

峰村 例えば、私のモチベーションが下がるときは、他の上手い人と自分を比べ過ぎて、ああ、どうして自分はこんなふうに弾けないんだろうと自己嫌悪になるときですね。上手くなるためには良い演奏を聴くのもすごく重要なことなのですけど、あんまり比べすぎるのも問題かなと思っています。

──楽器のメンテナンスですが、やはり湿気には弱いのかしら。レソノサウンドさんの楽器ケースにも湿度計がありますが。

峰村 なるべく高温多湿にならないようにしないといけませんね。私もスウェーデンから楽器を持って帰ってきたときに、ちょっとキーを薄く削るような感じにしました。木が膨張して、持ち上げたキーが落ちてこないときすらあるんですよ(ニッケルハルパはキーが重力で落ちることが演奏の前提なので、落ちてこないと次の音にいけないのだ。これは大問題)。

ニッケルハルパが体験できるスタジオ、レソノサウンド

今回取材場所を提供いただいたレソノサウンドは、巣鴨の駅から徒歩3分という利便性の高い場所にある北欧伝統音楽のスタジオだ。

レソノサウンド店内には、スウェーデンの国旗が飾られている。

──松岡さんは、ご自身もニッケルハルパを演奏する北欧伝統音楽の大ファンだそうですね。スタジオをオープンするきっかけはなんだったのですか? 

松岡 やはりヴェーセンというスウェーデンの伝統音楽グループのコンサートに行ったことが大きかったですね。彼らの演奏はYouTubeなどで散々見てきたんですが、2011年の冬にやっと実際のコンサートを観に行くことができたんです。そのコンサートが行なわれたトッパンホールのホワイエで、ニッケルハルパ協会が楽器体験のコーナーをつくってらして、それに参加したのがきっかけでした。

ニッケルハルパって見た目がごっついじゃないですか。だからとても自分では演奏できないだろうなと思い込んでいたのですが、弾いてみたら簡単に音が出るし、キーで音程が変えられるので、これだったら自分でもできるんじゃないかと思ったわけです。それで2015年にこのスタジオをつくりました。

スウェーデンの伝統音楽グループ、ヴェーセンの演奏動画

──それにしても改めて、音楽の自由さ、楽しさを伝えることは、伝統音楽にかかわる者の一番重要なミッションかもしれないと峰村さんと松岡さんのお話をうかがって強く思いました。

峰村 伝統音楽は変化し続けていくものなので、こっちが正しくて、こっちが間違いということはないんですよ。ニッケルハルパは、楽器自体もどんどん変化していっている楽器ですし、変化をダメとは言わずに、好きなものを選んでいけばいいということがとても重要ですね。

松岡 レソノサウンドで目指している世界もそのようなことですね。このスタジオは立ち上げがニッケルハルパとスウェーデンの伝統音楽だったので、「気軽に」「自由に」「暮らしの中に溶け込むような音楽」を広めていきたいと強く願っています。とにかく、みなさんに楽しんでもらいたいです。

レソノサウンドの紹介動画

楽器探索シリーズ#2 ニッケルハルパ体験(峰村茜さんレッスン)──最後に下世話な話ですが、重要事項(笑)。ニッケルハルパって1本いくらくらいで手に入るものでしょうか? そもそも作家さんの手作り楽器だから注文できるのかという問題もあると思いますが。

松岡 はい、作家さんによっては1年待ちとかよくあります。一応、聞かれたときはとても大雑把ですが50万円以上ってご案内しています。レソノサウンドで購入をお手伝いすることもできますので、お気軽にお問い合わせください。

──なるほど。自分の楽器を手に入れるまでは、なかなかハードルが高い。でもレソノサウンドさんで練習用にレンタルすることもできて、そちらは1日なんと500円!(レッスンルーム代は、別途1時間600円より。料金は2021年7月現在)峰村さん、松岡さん、今日はなんだか伝統音楽におけるもっとも重要なことを再確認させていただいたような気がします。ありがとうございました。

楽器探索シリーズ#2  編集部によるニッケルハルパ レッスン体験動画

イベント情報
異文化交流コンサート

日時:8月7日(土)14:00~15:00

場所:浦和コミュニティセンター(浦和PARCO・コムナーレ10F)多目的ホール(定員100名)

参加費用:無料(締め切り7月31日までに電話orメールorはがきでのお申込みとなります。詳しくはHPをご覧ください。)

演奏曲目:冬のソナタ~イエスタデイ、春の海、リベルタンゴ、荒城の月~サカリヤスヤンソン~月夜の古城、チャルダッシュ、他

主催:NPO法人Arts&Healthさいたま

詳しくはこちら

真夏の北欧会

日時:8月8日(土)、9日(日)

場所:レソノサウンド

内容:峰村茜先生によるニッケルハルパの体験コース、フィンランドの民族楽器カンテレの演奏、編み物教室など。

峯村茜先生のニッケルハルパ体験は8月8日(日)11:30〜 12:20〜 15:10〜 16:00〜、8月9日(月・祝)11:30〜 12:20〜。 

各回¥2,500(40分/税・楽器レンタル料込)

詳しくはこちら

お話を聞いた人
野崎洋子
お話を聞いた人
野崎洋子 音楽プロデューサー

1966年千葉県生まれ。日本大学文理学部出身。 メーカー勤務を経て96年よりケルト圏や北欧の伝統音楽を紹介する個人事務所THE MUSIC PLANTを設立。 コンサ...

レッスンを受けた人
ONTOMO編集部
レッスンを受けた人
ONTOMO編集部

東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

ONTOMOの更新情報を1~2週間に1度まとめてお知らせします!

更新情報をSNSでチェック
ページのトップへ