プレイリスト
2020.04.11
おやすみベートーヴェン 第118夜【天才ピアニスト時代】

「六重奏のための行進曲 変ロ長調」——クラリネット、ホルン、ファゴットによる元気な小品

生誕250年にあたる2020年、ベートーヴェン研究の第一人者である平野昭さん監修のもと、1日1曲ベートーヴェン作品を作曲年順に紹介する日めくり企画!
仕事終わりや寝る前のひと時に、楽聖ベートーヴェンの成長・進化を感じましょう。

1792年、22歳のベートーヴェンは故郷ボンを離れ、音楽の中心地ウィーンに進出します。【天才ピアニスト時代】では、ピアニストとして活躍したウィーン初期に作曲された作品を紹介します。

ONTOMO編集部
ONTOMO編集部

神楽坂を拠点に、取材・編集作業をしています。

監修:平野昭
イラスト:本間ちひろ

この記事をシェアする
Twiter
Facebook

クラリネット、ホルン、ファゴットによる元気な小品 「六重奏のための行進曲 変ロ長調」

クラリネットとホルンとファゴット各2管による管楽六重奏がオリジナルで、1797年の年末、あるいは98年の年明けころに作曲されたと思われる。

 

同時期にピアノ編曲版が作成されている。

 

しばらく後には、フルート時計(オルゴールの一種)版編曲も作られている。このフルート時計版は《擲弾兵行進曲グレナディール・マルシュGrenadiermarsch》の愛称で呼ばれている。

 

全20小節で演奏も1分半に満たない作品だが、各部分が反復する8+4+8小節のa+b+a’の3部形式。付点リズムを生かした明るい行進曲。

 

解説:平野昭

管楽器6本による厚みのある響きと、付点のリズムが楽しい作品ですね。ピアノ編曲版もあわせて聴いてみてください。

作品紹介

「六重奏のための行進曲 変ロ長調」WoO29

作曲年代:1797年末~98年初頭(ベートーヴェン27〜28歳)

出版:1888年

ONTOMOの更新情報を1~2週間に1度まとめてお知らせします!

更新情報をSNSでチェック
ページのトップへ