読みもの
2025.12.11

2025年リリースのクリスマス・アルバムを一挙紹介!

クリスマスが近づいてくると、どんなクリスマス・ナンバーをかけていますか?

毎年、お気に入りのアルバムを取り出してきてクリスマスムードを味わうのも良いですが、その年にリリースされたアルバムを見つける楽しみもあります♪

2025年にリリースされたクリスマス・アルバムたちをご紹介します。

ONTOMO編集部
ONTOMO編集部

東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

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器楽アンサンブル

Berlin Philharmonc Brass『Frohe Weihnachten!』

『Frohe Weihnachten!(メリー・クリスマス!)』は、ベルリン・フィルハーモニー・ブラス・アンサンブルの想いが詰まった特別なプロジェクトで、メンバーが厳選した17曲のクリスマス・キャロルが収録されています。ヨーロッパからアメリカ、オーストラリアまで、世界各地の音楽をめぐります。

Sarah Willis, The Sarahbanda『Cuban Christmas』

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のホルン奏者サラ・ウィリスが、キューバのバンド「ザ・サラバンダ」と一緒に制作した、キューバのリズムで祝うクリスマス・アルバム。カラフルでエネルギーあふれるナンバーが並び、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのヴォーカリスト、カルロス・カルンガが参加した作品も必聴です。

Miró Quartet『Hearth』

ミロ・クァルテットによる、クリスマス・キャロルや愛唱歌の数々を、15人の現代作曲家による弦楽四重奏の編曲で聴くアルバム。「ジングル・ベル」「ひいらぎ飾ろう」「きよしこの夜」といったおなじみのキャロルから、中世・ルネサンスの賛美歌まで、心温まる一枚です。

声楽アンサンブル

London Choral Sinfonia『On Christmas Night』

ロンドン・コーラル・シンフォニア合唱団の通算12枚目となるアルバムで、結成10周年にあわせてリリースされました。ソリストにはソプラノのエマ・ベルとボーイソプラノのマラカイ・バヨーが参加しています。耳なじみのあるクリスマスキャロルを華やかなアレンジで楽しめる、ホリデーシーズンにぴったりなアルバムです。 

Celtic Woman『Nollaig: A Christmas Journey』

ケルト・ミュージックを再構築したケルティック・ウーマンによる最新アルバム。『ノーリグ』は、“クリスマス”を意味していて、「きよしこの夜」「リトル・ドラマー・ボーイ」「蛍の光」などの名曲が楽しめます。新メンバーのケイトリーナ・シャーロックとキーラ・ニー・マルクーを迎え、新たなケルティック・ウーマンの魅力に出逢えるアルバムです。

Ensemble Altera『Feminine Voices at Christmas』

クリストファー・ロウリーとアルテラ・アンサンブルのシンガーたちが考案した本アルバムは、8人の女性作曲家——ヒルデガルト・フォン・ビンゲン、イモージェン・ホルスト、ジェルメーヌ・タイユフェール、セシリア・マクドウォール、ジョアンナ・マーシュ、バルバラ・ストロッツィ、エリザベス・ポストン、ケレンサ・ブリッグス——の作品で構成されています。

また、多くのクリスマス・キャロルを書いたジョン・ラターの歌や、ベンジャミン・ブリテンの「キャロルの儀式」といった、(現在は少年合唱団によって演奏されるのが一般的ですが)オリジナルは女声合唱団のために作曲された作品も収録されています。

Ensemble Pro Victoria『Nowel: Advent & Beyond』

2015年にケンブリッジ大学でハンフリー・トンプソンとトビー・ウォードによって設立された古楽アンサンブル「アンサンブル・プロ・ビクトリア」による、アドベントの季節にふさわしいアルバム。ピアース・コナー・ケネディのハープと6人の男声のための「ノエル・エル・エル」は、本作が初録音。まさにアンサンブル・プロ・ビクトリアのために書かれた歌です。

Daniel Hyde, Choir of King’s College, Cambridge Britten Sinfonia『All the Stars Looked Down: A John Rutter Celebration』

本作は、ジョン・ラターの80歳の誕生日を祝うとともに、デイヴィッド・ウィルコックスの偉業を称えるアルバムとして制作されました。ラターが学生時代に作曲した 「降誕のキャロル」 が、 ウィルコックス率いるケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団に取り上げられたことで、キャロルの伝統に新たな命を吹き込む2人のコラボレーションが始まりました。

Benedict Sheehan, Skylark Vocal Ensemble, Matthew Guard, Christine Baranski『A Christmas Carol』

トニー賞受賞俳優クリスティーン・バランスキーの語りと、ベネディクト・シーハンによる新作合唱曲が織りなす、ディケンズ『クリスマス・キャロル』のまったく新しい世界。抜粋された原作テキストに、伝統的なキャロルと書き下ろしの音楽が溶け合い、75分間ノンストップで物語の魅力へと引き込んでいきます。

寒い季節に心あたたまるクリスマス・ミュージック。

今年のお気に入りの一曲に出逢えましたか★

 

ONTOMO編集部
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東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

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