読みもの
2021.11.11
「編集部日記」 Vol.3

アニメ『ゆるキャン△』にハマりました。

その名のとおり、ONTOMO編集部員が綴る日記です。日記なので、休日をのぞく毎日更新(目標)です。ときどき耳寄り情報があるかも? お暇なときに覗いてみて♪

ONTOMO編集部
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東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

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こんにちは、Webマガジン「ONTOMO」編集部のざっきーです。

最近、アニメ『ゆるキャン△』にドハマりしています。

『ゆるキャン△』は、山梨県を舞台に、女子高生がただただキャンプをするというアニメ。主人公は、ソロキャンプが好きでキャンプのベテランの志摩リン(声優:東山奈央)と、キャンプ初心者で、主に学校の野外活動サークルでグループキャンプを楽しむ各務原なでしこ(声優:花守ゆみり)のダブル主人公です。2人の視点がいったりきたりして、ソロキャンプとグループキャンプを平行して楽しめるのが特徴です。

『ゆるキャン△』を見る前は、「こんなゆるそうなアニメ、中身がなくてみてられん!」と思っていたのですが、見始めたらびっくり、日常系アニメにもかかわらず、構成がしっかりしていて、ストーリーに緩急があって、気づいたらもうシーズン2まで見始めてしまっています……。

シーズン2の予告編

劇伴音楽もゆったりして、味わい深い作品になっています。作曲を担当したのは、アニメ『けものフレンズ』シリーズなどを担当した作曲家・立山秋航さん。アイリッシュ調の音楽をベースに口笛、カズー、自転車のベルの音など、身近にある(?)おもしろいサウンドを貪欲にとりこんでいます。

(アイリッシュ音楽についてはこちらの記事もチェックしてね)

『ゆるキャン△』のBGM

『ゆるキャン△』が、視聴者を釘づけにして離さない要因の1つに、音楽があるのは間違いありません。最初はゆったりしたテーマで学校生活の日常を描く、急にちょっとした事件が起こり音楽も変な方向へ。なんだかんだありつつ、最後はキャンプ場で美しい景色をみてうっとり。このアニメーションの美しいこと……! 太陽光や木々や草花が丁寧に描かれ、ゆったりと大きなカメラワークで映像が動きます。ここで流れるのが感動的なBGM。例えば、第1話、本栖湖キャンプ場にて富士の絶景を眺める際に流れる「キャンプ場のテーマ~本栖湖~」では、4分以後、フルートの独奏でいったん落ち着いてから、徐々に期待感を高め、曲の頂点に到着します。なんだか、この部分を聴いているだけで、本栖湖の富士の夜景が見えてきそうです。

やはり、『ゆるキャン△』の音楽に魅了されている人はほかにも存在している模様で、劇半音楽の楽譜が出版されたり、「ゆるキャン△音楽祭」なるものが開催されています。そして『ゆるキャン△』ブームはとどまることを知らず、来年夏には映画が公開されるとのこと。ちなみに、僕のお気に入りの曲は「ソロキャンのテーマ」。「ソロキャンは寂しさも楽しむもの」という志摩リンの名言が脳内に響きます。生でもいつか聴いてみたい~。

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