読みもの
2021.11.22
編集部日記 Vol.10

京都旅で新幹線と立体曼荼羅を観る

和田響子
和田響子 「バンドジャーナル」編集長

埼玉県出身。DTPや自転車など専門誌の編集部を経て、音楽之友社に入社。2015〜2022年3月に編集部のWeb担当として、Webマガジン「ONTOMO」やオンラインシ...

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こんにちは、編集部のワダです。先日、京都に行きました。

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小学生の息子2人が11月11日・13日に誕生日を迎えたので、その週末に、かねてから切望されていた「新幹線で京都鉄道博物館に行き、さらに新大阪駅にも寄って、東京駅では見られない新幹線を観る」ための旅行をプレゼント。その目的は無事に達成できました。

京都~新大阪間もわざわざ特急列車「スーパーはくと」に乗ったり、新幹線のホームで1時間過ごして「撮り鉄」になったりと、とにかく鉄道にまみれさせてあげた旅行だったわけですが、まったく鉄分のない親には、鉄道を夢中で撮っている子どもたちを撮るしか楽しみがないわけで。

鉄道行事の合間に、京都駅にほど近い西本願寺と東寺に寄るプランを、こそこそっと挟み込みました(子どもが「お寺~?」と嫌がりそうな予感がしたので)。

東寺は、7割がた色づいた紅葉もきれいでした。「京都が日本の中心だった1200年以上も前に建てられたんだよ、世界遺産にも登録されているんだよ」などと“すごさアピール”をしながら、だましだまし次へ次へと誘導し、割とゆっくり見ることができました。家族4人が一眼レフ2台、ビデオカメラ、スマホカメラを分担して持ち、撮影ポイントを探しながらの散歩、小学生でも飽きずに回れて本当によかった……。

立体曼荼羅のある講堂の内部などは、撮影NGですが、その迫力と神秘に子どもも釘付け。護摩木に「家内安全」と願いを書くプチイベント(?)もできて、きっと新幹線だけでない、記憶に残る旅になったことでしょう。帰る道すがら「幸せな誕生日プレゼントだった」と長男に告げられ、涙で前が見えませんでした。

ちなみに、東寺は公式サイトもかっこいいので、ぜひ見てみてください。

立体曼荼羅を拝んだあとに、黛敏郎の《曼荼羅交響曲》を聴くのも一興ですね。

和田響子
和田響子 「バンドジャーナル」編集長

埼玉県出身。DTPや自転車など専門誌の編集部を経て、音楽之友社に入社。2015〜2022年3月に編集部のWeb担当として、Webマガジン「ONTOMO」やオンラインシ...

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