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2018.08.01
8月の運勢

青石ひかりの12星座☆音楽占い(8月)

青石ひかりが占う12星座占い。ラッキーミュージックを聴いて今月の運勢アップ♪

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

イラスト:小池祐子

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2018年8月1日~8月31日の運勢

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牡羊座(3月21日~4月20日)

太陽が創造のハウスに。逆行中の支配星・火星は天王星と拮抗して、やや浮き沈みが激しいときです。調子のいいときにまとめて働いて、調子が出ないときは無理せず休養をとるのがよい。マイペースで進行できる仕事にラッキーがあります。突発的に浮かんだアイデアや方向転換には吟味が必要。ひらめきだけで衝動的に動くと、「足場が不安定な人」と思われてしまうかも。5月以降、それまでとは違った時間の流れの中にいる牡羊座ですが、今月もスピードを出しすぎるとトラブルが起こりやすく、安全運転で行きたいときです。また、自分でははっきりとした自覚のない「人間関係のまずいところ」にも気を付けるべき。相手に対して移り気なところを見せたり、短気な態度をとってしまうと、後から謝罪しても敬遠されてしまうよう。瞬発力はなくても、穏やかで落ち着いたアプローチが好かれます。

ラッキー・クラシックはシベリウスの『交響曲第2番』。自然のみずみずしさを全身で取り込んで。

牡牛座(4月21日~5月21日)

太陽と水星が対抗宮(対人関係のハウス)に入り入り、自分の「根拠」について深く考えるときです。5月中旬以降、ジェットコースターに乗っているがごとく変化の波をいくつも乗り越えてきた牡牛座ですが、今月は少しばかりスピードが落ちる季節です。建設現場の足場を安全点検するように、ゆるんだネジや飛び出した釘はないか総チェックを。仕事面では、うわべではない「本質」に届いているかどうかを自問して。今手がけている仕事が本当に好きなのかどうか、ということもじっくり考えてみたほうがいいとき。7年前を振り返って、そこからの自分の変化を思い出してみるのもよいでしょう。時代はどう変わったか、あなた自身の当初の計画は果たされたのかどうか。人の思惑に操られていたり、ただ「役に立ちたい」と自分の魂の声を無視して続けてきたことは、だんだんあなたにフィットしなくなっているはずです。多忙すぎるというのも、牡牛座のライフスタイルにはフィットしていないことなので、不調が表面化する前に対応策を考えておきたいもの。

ショパンのポロネーズ曲集はあなたの気分をリセットさせてくれるラッキーBGMです。

双子座(5月22日~6月21日)

久々に金星が吉配置に。支配星・水星はコミュニケーションのハウスにいて、停滞感やトラウマを吹き飛ばし「自分が主役!」とセンターに飛び出していく季節です。不安要素はまだあっても、とりあえずプロモーションから始めてみて。あなたの活動や、今後のヴィジョンを語り伝えることで、後々大きな収穫へつながっていきます。過去の失敗はとりあえず忘れてOK。「私って、結局のところ天才だから」を口癖にして。人のいないところで、実際に「私は天才」と口に出してみてもよいでしょう。内なる自信と、どんな逆境をも乗り越えていくパワーが生まれ、いつもならすぐに消えてしまう「強気」も長続きするはず。そのためには自分の深いところと和解する必要があります。開かないフタも、双子座が「開く!」と念じれば開くのです。周囲の雑音を消して「自分の道をゆく」という境地に達することができれば大成功。

ラッキー・クラシックはビゼーの傑作オペラ《カルメン》。

蟹座(6月22日~7月23日)

仲間の水のサインから次々と星たちが移動し、夢からさめて「現実」を突きつけられるタイミング。5月から7月にかけて、あなたは半分夢の時間に生きていましたが、少しずつ緊張感を取り戻していくことになるでしょう。そのときに気をつけたいのが「私はきちんとする!」というスクエアな姿勢にとらわれないこと。常識や健全なライフスタイルにこだわる蟹座ですが、世の中には色々なルールで生きている人たちがいます。あなたが焦りを感じるのは、蟹座の尺度では測りきれない「めちゃめちゃに見えるのに、なぜか社会生活が成立している」相手。彼らの真似はしなくてOKですが、非難や攻撃をしすぎるのもかえって損。あなたが探求すべきは「現実に引き戻されたとき、いかに柔軟に生きるか」ということです。おおいに頑張るべきときですが、自分で自分の可能性を封じてしまわないように。つねに「理想的なヴィジョン」を失わないで。また、他人をコントロールしようとしないこと。

心に落ち着きを与えるラッキー・クラシックはバッハの《ゴルトベルク変奏曲》。

獅子座(7月24日~8月23日)

太陽・水星が獅子座に。ある種の「尊大さ」が生まれながら備わっている獅子座ですが、それを有効活用してもいい季節です。誰かがあなたと同じことを発言しても、何か迫力や説得力が違うのは、あなたの内面に「自分は生まれながらに特別な人間だ」という刷り込みがあるからで、それはひとつの才能なのです。この8月は、ポジティヴな意味で自己中心になって。無礼な人間や反抗的な人間にもだいぶ耐えてきたあなただけど、「もう要りません。さようなら」でいいでしょう。自分の道を矛盾なく進んでいくためにも、価値観が合わなくなった相手の世話は見る必要はありません。あなたは大物ゆえに、そうした人々の「甘え」も吸い取ってきたのですが、ここから先はシビアになってOK。自分自身の目標に関しては、ネットワーク作りが成功の早道。コミュニケーションのハウスの金星が、スムーズにことを運んでくれるでしょう。ハイレベルな仲間と価値観を共有できるときです。

ラッキー・クラシックはメシアンの《トゥーランガリラ交響曲》。寝苦しい夜にもパワーチャージを助けてくれる曲です。

乙女座(8月24日~9月22日)

金星は8/6に乙女座を去りますが、8/14から逆行中の火星が吉配置に入り、さまざまなリベンジが可能に。乙女座は「力で押す」タイプではありませんが、これまでに強引なパーソナリティの人物から「力で負かされてきた」ことがあったかも。相手はおそらく、今現在パワーを失いかけているのではないかと思います。少なくとも、あなたの腕に確かな力が宿っている今、形勢逆転は十分可能です。乙女座は制圧的な力を使うのではなく、たくさんの味方をつけて「王子様 or お姫様のように」闘ってください。無意識のハウスで逆行を続けている支配星・水星は8/19に順行に転じ、ここから自己アピールはさらにスムーズに進んでいく。饒舌にセールスポイントをマシンガントークするより、信念や愛するものを真心をこめて語るのが乙女座には相応しいのです。

ラッキー・クラシックはサン=サーンスの『交響曲第3番 オルガン付き』。

天秤座(9月23日~10月23日)

支配星・金星が天秤座に。8/7から9/9まであなたのもとにいて、天秤座本来の華やかさやエレガンスを引き立ててくれます。その一方で、今年に入ってから「泥臭い本音を隠せない自分」に悩まされてきた天秤座は、ストレートに自分の欲求を伝え、「短距離走で」手に入れることができるとき。物事を大きく動かすときは、万全の態勢で行なう場合もありますが「一か八か」という切羽詰まった状態で選ばなければならないケースもあるはず。あなたの中の野生のカンを使って「これは話が通りそうだ」と思ったら、ギャンブラー精神で強行突破して。自分の美意識ルールを破ることになるので、天秤座にとってはおおいに勇気がいるところですが、それをやったとやらないのとでは運命に大きな差が出てきそう。現状を見て「このまま惰性で先に進んでも未来はない」と思ったら、思い切って過去とは違うパターンで攻めてみることです。

ラッキー・クラシックはスクリャービン「交響曲第4番 法悦の詩」。

蠍座(10月24日~11月22日)

支配星・冥王星が逆行中の火星と接近。8/14には同じサインに入ります。火星・冥王星のコンビは金星とにらみあって、「利益の出ない闘い」「強硬で男性的な態度」を蠍座にもたらしてきそう。わりと衝動的に、争いに参加してしまいやすい時期になりそうです。今、勢いに任せて行動を起こしても、あなたに「得なこと」は何もありません。巻き込まれる形での戦いも同様なので、ともに自滅を誘ってくるような相手とは一時的に距離を置くか、人間関係そのものを見直すこと。あなたのほうでアフターケアを怠ってきた「あの人」も逆襲してくるかも知れません。ポジティヴなニュースは、あなたの継続的な努力が認められやすいこと。地道な積み重ねは確実に認められます。プライベートで悩み事があっても、あまり口外しないように。秘密主義をキープして正解です。食欲やアルコール、五感にまつわる欲求も「はみ出しやすい」とき。8/23以降、だいぶコントロールを取り戻せそうだけど、気をつけて。

ラッキー・クラシックはラフマニノフ《練習曲集 音の絵》。

射手座(11月23日~12月21日)

支配星・木星がファンタジーの星・海王星と厳密に調和。木星・海王星・冥王星の「幸運の小三角形」がホロスコープ上に浮上しています。射手座の超人的な努力や集中力が、具体的な「愛」や「豊かさ」に結びついていく季節。「利益が出なくても、とにかく可能性を信じて突き進むしかない」と頑張ってきた射手座は、高い理想やハイレベルのアイデアが「現実面でも有効」という評価をもらえるタイミング。ほっと一息つけると同時に、今まで自分が向上するために切り捨ててきたものと、再び健全な関係を復活させることが可能に。「余分なものだと思ってカットしてきたけど、実は必要なものだった」と気づく何かがありそうです。それは人との絆やレジャーの時間、ケアしたりケアされたり……という癒しの時間なのかも。傷口は癒され、射手座はますます強くなることができるはず。太陽が天頂に上る8/23以降は、「名誉」と縁が出来ていきます。

ラッキー・クラシックはリスト《詩的で宗教的な調べ》。

山羊座(12月22日~1月19日)

5月中旬に山羊座から抜けた闘いの星・火星が逆行を続け、8/14には再び山羊座に戻ってきます。山羊座は土星・冥王星と火星を自己のハウスに抱えることになり、自分自身にとても大きな課題を突きつけるシーズンに。長期的にハードな空気感に包まれているので、もうあまり「痛み」を感じなくなっているかもしれませんが、あまりストイックになりすぎず、要所要所で休んだり他人に甘えたりする必要もあり。一人で背負うと、時間だけがただ経って負担が増えていく問題もあるので、できるだけオープンになって。秘密主義になりすぎないこと。火星の入宮によって「リベンジ運」「敗者復活運」も高まっていますが、重すぎる感情を引きずったままだと、勝てる闘いも勝てなくなってしまうので注意。あまり欲張らずに「今度は勝てたら嬉しいな」くらいの軽い気持ちで挑むと成功しやすい。

ラッキー・クラシックはガーシュウィン《ポギーとベス》。

水瓶座(1月20日~2月18日)

7月下旬は水瓶座での皆既月食や15年ぶりの火星の大接近など多くのドラマに見舞われた水瓶座。表立った「事件」は起こらなかったとしても、あなたの中で精神的な革命や改革が起こったのではないでしょうか。水瓶座の火星は逆行を続け、8/14には無意識のハウスにリターン。あなたにしてみると、やや扱いづらい場所に火星が隠れてしまうのですが、ここから火星が水瓶座に戻る9/12まで、次の戦いのための武器を磨いておくのもいいかもしれません。火星はあなたの支配星・天王星とハードな配置にあるため、スムーズに克服できないこともありますが、強力な意志の力があれば大丈夫。そうしたパワフルな力が求められるタイミングとも言えます。自分自身の殻を破るための努力は「押して、押して、さらに押す」くらいの突き詰め方をするのがよい。金星は理想のハウスにあり、あなたの「目標に達したい」という気持ちを穏やかにサポートしています。

ラッキー・クラシックはコルンゴルトの「ヴァイオリン協奏曲」。

魚座(2月19日~3月20日)

旅の中で自分自身を突き詰めていく季節です。旅とは、地理的な移動をともなうものであったり、純粋に精神的なものであったりするのですが、夏のバカンスをとって非日常的な空間を楽しんでいるときに、よりリアルな自分自身に目覚めるのかも。「みんなのためになりたい」「すべての人に愛されたい」という未練を捨てながら、あなたはより「強固なエゴ」を鍛えていくことになるでしょう。サバイバル的な環境に身をおける人は、ぜひそうしてみて。危機感や孤独感を感じつつ、自分がこの先の未来に持っていくものを取捨選択するベスト・タイミングです。金星は秘密と遺産のハウスにいて、魚座の神秘主義的な傾向を強くしていきます。何かを表現する仕事についている人は、口当たりのいい「万人向け」のアプローチではなく、自分自身で納得できるマニアックで本物志向のアプローチを突き詰めていくことに。漠然とした「受け手」を想像しても、それは存在しないものなのです。ライフスタイル面では、陽光と植物に囲まれた癒しの空間が今のあなたには必要。

ラッキー・クラシックはラヴェルのバレエ音楽《ダフニスとクロエ》。

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

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