2019年6月の運勢 青石ひかりの12星座☆音楽占い
青石ひかりが占う12星座占い。6月の運勢は? ラッキーミュージックを聴いて今月の運勢アップ♪
1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...
2019年6月1日~6月30日の運勢
牡羊座(3月21日~4月20日)
支配星・火星がキャリアのハウスで知性の星・水星と接近。その2つの星が土星・冥王星という「牢名主」コンビと緊張の配置にあり、あなたの活発で自由奔放な生き方が、古い考え方の人々がにらまれやすい季節です。お堅いムードの席では、あまり持論を暴発させないで。自分のことを語るより、他人の話をうなずきながら聴くほうが、大きな利益が入ってくるときです。SNSなどでは「自分を盛りすぎ」ると顰蹙が。あなた自身をもっと大人っぽく落ち着いた印象にチェンジしていったほうが、評判はアップ。「熱血君」「熱血さん」キャラはこの先、行き詰まりがやってきそうです。仕事面では、関わりあう相手の気持ちを汲み取る繊細さをもつとスムーズに進みやすい。「強く出る」「打ち負かす」といった戦略では、相手も頑なになってしまいそう。ほどよい妥協点を見つけて。
ラッキー・クラシックは、ボロディン「弦楽四重奏曲 第2番」。
牡牛座(4月21日~5月21日)
あなたの支配星である愛と美の星・金星が牡牛座から抜けて、しばしお祭り気分の中にいた牡牛座は、地味な日常に戻ってきたようなような感覚に包まれているかも。6月3日の新月はあなたの所有のハウスで起こり、古くなった環境や人間関係について、思い切り処分してしまおうと思った人も少なくなかったはず。公私問わず、未練がましくつきまとってくる人に対しても「もうあなたとのことは終わりましたよ」と毅然とした態度で突き放して。別れたりよりを戻したりを繰り返してきたパートナーとは、天王星の「刷新」の力を借りて、お互いに新しい道を突き進んで。知性の星・水星は火星に接近しながら手ごわい土星・冥王星のコンビと対峙。衝動的に動くとハプニングに偏りやすいとき。論理性と計画性をもって。「突拍子もない決断」は失敗に終わりやすく、多くの人に相談したり複数の見解を求めたりして決めたことが「正解」と出ます。
ラッキー・クラシックは、ブルックナー「交響曲第9番」。
双子座(5月22日~6月21日)
支配星・水星が継続的に土星・冥王星のコンビと対立。水星は火星と接近し、双子座のアプローチは性急で少しばかりアグレッシヴになりやすくなっています。「力づくで」何かを動かそうとすると、大切に育ててきたものが簡単に壊れやすくなるとき。プロセスをきちんと踏んで、粗野になったり乱暴になったりしないこと。特に、他人の心に働きかけてことを動かそうとするときは、慎重に。「北風と太陽」のエピソードを思い出してください。告発したり、何かを「暴いたり」するのもタブー。かえってあなたにリスクが跳ね返ってきます。この時期に必要なのは「楽しむこと」と「上機嫌でいること」。水星・火星と土星・冥王星の緊張のラインを調停しているのは海王星で、「アーティスティック」「夢」「エンターテイメント」といった要素があなたを救います。エレガンスと知性、くつろぎをプラスして。ライフスタイル面では神経が立ちやすく、十分に眠ることと身体をいたわることが大事。ワーカホリックは体調に要注意です。
ラッキー・クラシックはレスピーギ《ローマの祭り》。
蟹座(6月22日~7月23日)
蟹座に水星と火星が滞在。そのコンビが土星・冥王星という手厳しい天体と対立を続けるため、エネルギーのコントロールが少しばかり困難になりやすいときです。天気や気圧によって気分が激変し、アップダウンが激しい蟹座の性質が表に出やすいタイミング。スケジュールを詰め込みすぎず、オンとオフとの切り替えをきっちりつけること。プライベートの情報は、SNSなどではあまりオープンにしないほうがいいかもしれません。コミュニケーション面では、あなたの心が先走りやすく、相手を置いてきぼりにしたまま物事を進めてしまいそう。つねに深呼吸し、全体を見渡すように。特に「怒り」の表現については注意。今のあなたの爆発はその場を凍りつかせるような影響力があります。苦手な火星が抜ける7月1日までなんとか「クール&ポーカーフェイス」を保って。
ラッキー・クラシックはシューマン「交響曲第2番」。
獅子座(7月24日~8月23日)
支配星・太陽が木星と対峙。海王星とTスクエア。希望的観測に動かされすぎると、たくさんのワナにはまってしまいやすいときです。自信満々でも、自信がなさそうでもダメ、というややこしい時期ですが、何事も「十分に準備を重ねたことのみ成就し、まぐれはない」と思うと確実に進めるとき。自信ばかりが空回りしないように、謙虚さも保つこと。新規開拓をしようとしている獅子座にとっては、特に「強気に行かなくては」と力が入るときですが、年長者や先輩格の人々に「生意気」と思われると、知らず知らずのうちに損をしてしまうようです。プライベートでは、本当に一緒にいたいと思う人が新しく登場する予感。あなたの気持ちも揺れ動きやすいときなので、少し様子を見る期間をもうけること。感情パワーがやや過剰なので、ひとりカラオケで熱唱したり、号泣できる映画を観るのはおすすめ。
ラッキー・クラシックはラフマニノフ《前奏曲集 作品23》。
乙女座(8月24日~9月22日)
スクエアの配置に太陽・木星・海王星がいて、周囲のエゴに振り回され、乙女座の小さな望みが踏みにじられてしまうシーンがあるかも。約束したはずのことを叶えてもらえなかったり、契約相手と音信不通になってしまうことも。でも、少し時間がたつと様々なことが回復傾向に入るので、今月の状況が永遠に続くわけではないと信じて。契約不履行などは、このまま泣き寝入りすることはないようです。不誠実なタイプは最初から見抜けるよう、人間観察のスキルを磨いて。仕事面では、パワーチャージのとき。「なんとなく力が入らない」と思ったら、しばらく休暇をとってみて。働き者の乙女座ですが、ここ数年頑張りすぎてやや燃料不足になっているかもしれません。大きすぎる目標を掲げて「いつか叶う!」と空回りしてきた人もいたかも。自分にとって心地よい環境・状況を選ぶことで、孤独感や劣等感から脱出することができます。
ラッキー・クラシックはプッチーニの短編オペラ《修道女アンジェリカ》。
天秤座(9月23日~10月23日)
周囲がバランス感覚を失いがちな中で、天秤座は本領発揮のシーズン。コミュニケーション面では洗練されたマナーで相手を魅了し、交渉などでも優位に立つことができるようです。春頃から温めていたアイデアも、この時期に本格的にスタートラインに立てそう。周りは血の気が多くなっているので、あなた自身は余裕をもって、あなたらしい優雅なマナーを見せて。年下や子どもからも慕われる季節。後輩に丁寧に指導したり、愛に飢えた子どもたちに優しくしてあげるシーンがあるのかも。支配星・金星は孤立し、あなたは誰ともつるむことなく自分の仕事や趣味に没頭することができそう。いつも以上に「本物の美とは何か」「洗練とはどういうことか」を考えて活動していくことになりそう。ライフスタイル面では、電化製品のヴァージョン・アップを。
ラッキー・クラシックはリスト《交響詩・レ・プレリュード》。
蠍座(10月24日~11月22日)
支配星・冥王星は土星と接近し、火星・水星のコンビと対立。自分自身の生き方を厳しく監視し、ストイックに実力を磨いていくときです。内側に刃が向きやすいときなので、身内や親しい相手に対しても厳しいオーダーを突きつけてしまいがちですが、意識的に「もっとソフトに対応しよう」と心がけたほうがよいでしょう。仕事や研究に対する取り組みは、集中力・インスピレーションともに好調で、新しい発見が周囲を大いに刺激するとき。「ここまでやるのか」という追究の深さが、新しい境地を周囲に見せつけるはず。気をつけるべきは、未熟な者・幼い者に対する対応。この時期はいつものあなたより厳しくなりがちで、相手のキャパシティ以上の成果を求めることが増えてしまいます。「この人はどれくらいのことができて、どこか限界なのか」を見極めてあげることも必要。
ラッキー・クラシックはグリーグ「抒情小品集」。
射手座(11月23日~12月21日)
射手座の木星が太陽と対峙。海王星とスクエア。木星は逆行中で、あなたの人生において「膨らみすぎたもの」「大風呂敷を広げすぎたこと」を少しコンパクトに畳んでいく季節です。他者への援助・サポートも惜しみなく行なってきた射手座ですが、ここである程度制限を設けて「まず自分自身ありき」という保守路線に戻したほうが安全。再び人助けを活発に行なうシーズンがやってくるので、今はとりあえず自分中心の生き方を守って。気になるのはライバルや互角の同業者の活躍で、相手はこれ見よがしに「命がけでやってる」「最高傑作を作っている」という仰々しいアピールをしてきそう。その様子に周囲はちやほやしたり注目したりしますが、あなたにとっては空疎なパフォーマンスにしか見えないかも。長期的には、あなたが相手に勝ちます。堅実路線で今のまま実力を積み重ねて。
ラッキー・クラシックはR・シュトラウス《家庭交響曲》。
山羊座(12月22日~1月19日)
自分の運命に課される課題の多さに慣れて、どんな険しいループもクリアしてきた山羊座ですが、今月ははた一山超えていく感覚があるかもしれません。支配星・土星は冥王星と重なりつつ、今月いっぱいは火星と対立。「動きたいように動けない」「個性や長所を思うように生かせない」というジレンマに見舞われることも少なくないかも。その原因はあなたにではなく、周囲のお粗末さにあるため切なさが募ります。今年に入ってから大きな決断も数多くこなしてきた山羊座ですが、その結果としてついてくる摩擦感がピークに。一気に現実を理想に近づけようと焦らず、目の前のことを丁寧に片づけていって。周囲に対して大人役を演じることが多い山羊座だけど、今月はあえて「子ども役」「生徒役」を演じるシーンがあっていいかも。少年の心、少女の心を取り戻すことが開運のキーに。
ラッキー・クラシックはフォーレ「ヴァイオリン・ソナタ第1番」。
水瓶座(1月20日~2月18日)
太陽が吉配置にあり、水瓶座のアイデアや「秘伝の技」が周囲から大きな喝采を浴びる季節。孤独な道を歩んできた人ほど、自分のやり方が正しかったことを認めてもらえるとき。周囲では様々な問題が次々と起こっていますが、今は首を突っ込まずに、淡々と自分のやるべきことに集中して。今「助けてあげよう」と手を差し伸べると、相手によってはあなたを水あめのようにからめとって、動きを封じてしまうかもしれません。人間関係では、特に礼儀上で示した好意が相手のハートの火をつけ、厄介なことになってしまいがち。好き嫌いをはっきり言うことはあなたにとって難しいかもしれませんが、時には「特別な好意はない」と伝えることも必要かも。火星は健康のハウスにあり、暴飲暴食や不摂生に走りやすい傾向も。激太りは健康面でマイナスであるだけでなくあなたのセルフイメージを傷つけるので避けたい。
ラッキー・クラシックはプッチーニのオペラ《ラ・ボエーム》。
魚座(2月19日~3月20日)
太陽・木星がスクエアの配置にあり、魚座にいる支配星・海王星が傷つけられやすい季節。あなたのアイデアや将来の夢について、うるさく口出ししてくる「味方のふりをした敵」に要注意。あなたのステージは実のところ、かなりスピーディに目標達成に近づいているのですが、今月は妬みをもつ他者から自信やプライドを傷つけられることが多く、繊細なあなたにとっては振り回さりやすいとき。意図的にネガティヴな行為を続けてくる相手に対しては、第三者を立てて対策を講じることもアリです。6月22日以降、目標がさらに高いラインに修正されることも。ハイレベルな仲間が「協力しよう!」とあなたにコンタクトをとってくるかもしれません。次第に雑念も消え、大いなるスタートへのテープを切る段階に入るでしょう。ラッキー・クラシックはブラームス《3つの間奏曲》。
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