2019年9月の運勢 青石ひかりの12星座☆音楽占い
青石ひかりが占う12星座占い。9月の運勢は? ラッキーミュージックを聴いて今月の運勢アップ♪
1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...
2019年9月1日~9月30日の運勢
牡羊座(3月21日~4月20日)
浄化力の高い新月を経て、牡羊座の新学期がスタート。偏りすぎたものをニュートラルに戻し、仕事も人間関係も強すぎる影響力から自由になって。インパクトの強すぎる人物からは少し距離を置いて正解。あなた自身も「カリスマであろう」と努力する必要はありません。月後半からは、受容力とレスポンス力が求められるモードへ。9月15日から水星・金星が対抗宮に回ってタイミングがとりづらくなるので、強行スケジュールなどは組まないこと。新しいことにゼロから挑戦するより、今いる足場を大切にすることです。周囲はかなり、コンサバで伝統主義になっているので、あなたも少しばかり同調する必要がありそう。健康管理・ダイエットなどは焦らずじっくりと。ここでストイックにベストな状態に戻していくことです。
ラッキー・クラシックはラヴェルの『鏡』。
牡牛座(4月21日~5月21日)
仲間の地のサインに天体が8つ入った頼もしい新学期のスタート。クリエイティヴのハウスに集まった星たちは、牡牛座に仕事や学業の面で大きなモティベーションを与えてくれそう。短期集中戦で効果的な業績を上げ、グループ単位での利益を増やしていけるときです。一方で、今年いっぱいあなたのもとで逆行を続ける天王星は、長期的なプランに関して「このままでいいのか?」「変化したほうがいいのでは?」という疑問を投げかけてきそう。負担の大きな仕事の義務や、パートナーシップの契約などは特に揺さぶりをかけられるとき。「これは運命なのだ」と一度決めたことを、時間をかけて覆していく段階にさしかかっています。9月15日からは支配星・金星が義務のハウスに入宮。仕事のスタイルを合理化して、負担を少なくしていくときです。
ラッキー・クラシックはショパン『3つの即興曲』。
双子座(5月22日~6月21日)
先月末にあなたの深層とルーツのハウスで起こった新月は、大きな浄化力をともなうものでした。この影響をポジティヴに受けた人は、軽やかで過去にとらわれない生き方をスタートできるタイミング。要らないものは捨てる、煩瑣な人間関係を清算する、やりたくない仕事はなんとか担当を外してもらう……といったことを実現できたら、新しい道が開けてくるときです。9月15日には支配星・水星がクリエイティヴのハウスに入り、金星もほぼ同時に同じハウスに。土のサインに天体が集中し、コンサバ一色だった9月前半の重々しいムードが、ここから少しずつ軽やかになっていきます。ディスカッションで解決できるのに、相手が言葉でコミュニケーションをとることを拒絶していたパターンは、ここで解決しそう。自分の外見や身だしなみに無頓着だった双子座は、ここでキリリと秋のスタイリッシュ・モードに切り替えて。
ラッキー・クラシックは、ベートーヴェン交響曲第9番『合唱つき』。
蟹座(6月22日~7月23日)
8月末に友情とコミュニケーションのハウスでの浄化力の高い新月を超え、蟹座の新学期がスタート。こまごまとした仕事を、ピンポンゲームのようにこなしてきた人は「もう少し重みが欲しい」と思うタイミングになるかもしれません。仲良し、知り合い、仕事仲間、気づかないうちに飽和状態になっていて、斬新なアイデアや新しい意見をくれる「ひらめきのある人間関係」をシャットダウンしているふしがあるのかも。繊細な蟹座にとって、「自分とは毛色の違う」相手と交流することは結構なストレスですが、新しいヒントをくれるのはそうした違和感のある相手です。また、他人の意見に作用されすぎるのもNG。自分の直観を信じながら、情報や発言を整理整頓していって。9月15日に水星・金星がほぼ同時に安息と深層のハウスに移動。プライベートにフォーカスが当たり、暮らしのクオリティを高めていきたいと思うときです。ほっとできる空間を確保して、消耗しやすい生活スタイルを改善してみて。
ラッキー・クラシックはR・シュトラウスのオペラ『アラベラ』。
獅子座(7月24日~8月23日)
8月30日に基盤のハウスで起こった新月は、獅子座の「現実」に大きな影響を与えたかも知れません。理想と現実とのバランス、自由と「限られた時間」の相克など、人によって様々な現れ方をしたかも。こつこつと地道に取り組んできた人には、閃光のようなショートカットの道が示された可能性も。ここからしばらくあなたにとって「目に見える自己実現」ということが継続的なテーマになっていきそう。夢は大きくとも、まずは現実に実現可能な到達点を目指しましょう。また、押してばかりでもうまくいかないときです。引いたり、静観したりするリズムを作って。9月15日には水星・金星がほぼ同時に獅子座にとっての友情とコミュニケーションのハウスに移動。あなたをめぐる状況に「軽やかさ」が現れ始めます。強さを武器に頑張ってきた人は、エレガンスやしなやかさ、フレンドリーな魅力などを持つ心がけを。力で押すより効果的です。
ラッキー・クラシックは、ラフマニノフ『前奏曲集 作品32』。
乙女座(8月24日~9月22日)
8月末の新月は乙女座で起こり、月と同じサインに天体が5つ集中していたため、あなたにとって大きなインパクトのあるタイミングでした。決意をもって何かに取り組むことをスタートさせたり、大きな野心を抱いた乙女座もいたはず。極力自分の身の回りをシンプルにすることで、それは可能になっていきます。他人の力を借りることも大事ですが、八方美人になってしまうと大切な人は助けてくれません。本当に大切な人のヘルプを請うためにも、ポリシーの異なる相手にはあえて「同類ではない」という態度を取ることも必要かも。9月15日には乙女座から水星・金星がほぼ同時に抜け、いったん「主役」から降りて地に足の着いた発想が出来るように。大胆な決断よりも、つねに保険を用意した慎重なアプローチがあなたを守ります。身近な仲間やスタッフを守るためにも、ここから穏健モードにシフトしていくこと。
ラッキー・クラシックは、モーツァルト『ピアノ協奏曲第26番 戴冠式』。
天秤座(9月23日~10月23日)
8月30日に「無意識と見えない敵」のハウスで起こった新月は、2019年の天秤座に新たな価値観を与えたかもしれません。あなたが考える「人の心の内側」の問題が、少しずつ明らかになってきたはず。社交の達人である天秤座ですが、皆によく思われようとするあまり、今現在多大なストレスを抱え込んでいる可能性も。その結果、本来のあなたらしからぬ、少し意地悪で狭量なイメージを、周囲に与えているかもしれません。言葉や態度以前に、自分自身の心のコンディションを上げ、人に対してネガティヴになる余裕がないほどハッピーに染まるようにして。また、周囲に一時的に運気が落ち込んでいる人がいたら、その人を見下さないように。相手は一時的に不遇であっても、また盛り返していく可能性があります。温かい言葉で励ましてあげて。
ラッキー・クラシックはシューベルトの歌曲集『冬の旅』。
蠍座(10月24日~11月22日)
8月末に起こった新月は、蠍座の社交関係を整理整頓し、「本当に大切な仲間は誰なのか」をはっきり気づかせてくれたはず。目先の利害関係だけで結びついてきた仲間は、このタイミングでどんどん切れていくかもしれません。蠍座が仲間に求める絆は「本気」のもので、相手にもそれ相応の覚悟を求めます。気楽な関係を望む相手からは、少しばかり疎まれる季節ですが、それ以上に「運命をともにしていく」本物の友人・パートナーとの心のふれあいが充実していきそう。9月15日には水星・金星がほぼ同時に無意識のハウスに入り、直観力がピークに。あなたにダメージを与える人、無限の幸福を与える人が、かなり明確に見分けられていきます。相手にとっても、ほとんど無意識のメッセージをあなたに向かって放つようです。ライフスタイル面では、お金を今まで以上に大切に扱うこと。小銭も馬鹿にしないことです。
ラッキー・クラシックは、ビゼー『交響曲ハ長調』。
射手座(11月23日~12月21日)
強運モードは続行中。8月30日には射手座にとってのキャリアと重責のハウスで重要な新月が起こっていたため、ここで目標設定を新たにしたり、キャリアのレベルアップを敢行したりした人もいたはず。階段をひとつずつ登っていくのではなく、高速エスカレーターで昇っていく感覚が必要です。「ここでスピードを上げて完成品を作らなければ」という感覚にとらわれたならば、迷いなく没頭して。日常の義務を誰かに託してでも、ここでパーフェクトなものを完成する義務があります。この期間は、あえて「アベレージな生き方」を参考にしたり、自分の過激な打ち込みを否定したりしないほうがいいでしょう。直観で「これが自分の使命だ」と感じたら、それが正解なのです。好調期は続くとはいえ、何か大きなことを成し遂げるのならばタイムリミットは木星があなたのもとに滞在する12月2日まで。総力決算のカウントダウンに入っていくべき段階にさしかかっています。
ラッキー・クラシックは、ヤナーチェクのオペラ『イェヌーファ』。
山羊座(12月22日~1月19日)
安定感があるといえばそうなのですが、無意識のうちに自分で自分を縛りがちな季節です。8月30日の強力な新月は、あなたにとっての理想のハウスで起こり、ここで山羊座は大きな幸運を受け入れたか、あるいは100%放棄していたかもしれません。あなたの元には長らく支配星・土星と冥王星のコンビがいて、繰り返し「夢を追うな」「足元を見ろ」と警告を続けてきました。浄化力の高い新月は、あなたの仲間である地のサインに8天体が入るという極端なものだったため、現状維持あるいは冒険の拒絶を選んだ人もいたはず。今月前半は、重々しい気持ちを抱えながら自分の選択を繰り返し吟味する月になるかも知れません。9/15に水星・金星が相次いでキャリアと重責のハウスに移るため、あなたの心境にも変化が。気分を変えるためにバッサリ髪の毛を切ったり、イメチェンをはかったりするのはおすすめ。似合わない服を着続けていても本人が気づかないように、プロのスタイリストに着たことのない色の服を選んでもらうこと……それに類似したアクションが起こせるかもしれません。
ラッキー・クラシックは、ブリテンのオペラ『ピーター・グライムス』より「4つの海の間奏曲」。
水瓶座(1月20日~2月18日)
大きな浄化パワーのあった8月30日の新月は、あなたにとって遺産と深層心理のハウスで起こり、自分でも気づかない深いレベルでの変容が起こりました。一種独特の霊感に恵まれているあなたですが、同じサインに5つの天体が集中していた稀有の新月を経て、より「平均的でない特別な知性」が高まっていきます。8月末の新月は地のサインに8つ天体が入っていたため、あなたとしては「具体的なアクションに出られない」「自分の決断に確信を持てない」などのジレンマがあったかもしれません。月前半は少しばかり重々しい雰囲気が続くかもしれませんが、9月15日に水星・金星が続けて理想のハウスに入ると、世の中におけるあなたの生き方・知的姿勢がはっきりと「正しい」ものとして浮き彫りになります。古いシステムや知的権威は、死に際に強力なパワーを発揮しますが、あなたの苦しみや居心地の悪さはほぼこれに起因するものです。月後半から、リラックスしたり微笑みがこぼれたりするシーンも増えるので、現実に負けずに生き抜くこと。
ラッキー・クラシックは、レスピーギ『ローマの松』。
魚座(2月19日~3月20日)
8月末の大きな浄化力をもつ新月は、魚座にとって対人関係とパートナーシップのハウスで起こっていました。敵対する存在との間にある「問題の本質」が明らかになったタイミングで、これは9月に入ってから時間差で認識できるようになるかもしれません。不安定な土台の上に成り立っていた契約や、共依存的な関係はここにきてかなり危うい感じになるかもしれません。世の中のルールに反して「つながること」にこだわってきた関係は、想定外のダメージを受けているはず。身近にいる相棒・秘書・人生のパートナーの、ネガティヴな部分を認識しやすい時期です。コミュニケーション面では、自分の在り方をひとつ上の視点から見つめる賢さが命を救うとき。「これまで通り」は、何かと危ういときです。お金の使い方、時間の使い方に関しても同様。9月15日には水星・金星がほぼ同時に深層心理と遺産のハウスに移動。魚座の「第六感」が鋭くなるときです。あえて一人の時間を設けて、思索や瞑想にふけるのも◎。
ラッキー・クラシックは、ベルク『ヴァイオリン協奏曲 ある天使の思い出に』。
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