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2020.04.07
青石ひかりの12星座☆音楽占い

2020年4月の運勢 青石ひかりの12星座☆音楽占い

青石ひかりが占う12星座占い。2020年4月の運勢は? ラッキーミュージックを聴いて運勢アップ♪

ナビゲーター
青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

イラスト:虎谷到

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2020年4月1日~4月30日の運勢

牡羊座(3月21日~4月20日)

牡羊座を進行中の太陽は、キャリアと重責のハウスの冥王星の監視のもと、「みんなのお手本」「正しい態度」を求められて、やや窮屈な気分。それでも、4月4日に金星がコミュニケーションのハウスに入ると、さまざまな形で友人たちとの交流が再開し、精神面では軽やかになってきます。この金星は8月上旬まで異例の長逗留をし、牡羊座の社幸運と「学び」の運を高め、日常を楽しくしてくれます。細かなアイデアがたくさん湧くときなので、忘れないよう工夫を。4月11日には水星が牡羊座に入宮。無意識のハウスに水星が滞在していた2月3日から長期的に停滞していたこと、交渉、学業、仕事全般がスムーズに流れ出し、今までの遅れを取り戻していけそう。先回りして動く「カン」にも恵まれます。4月20日に太陽が牡羊座から抜けると、基盤のハウスで太陽と天王星が接近。火星・土星と反目するため、牡羊座にとっては経済面でのトラブルが起こりやすい。心落ち着けて焦らずに取り組めば、解決するので安心を。

ラッキー・クラシックはプロコフィエフのバレエ音楽《ロミオとジュリエット》。

牡牛座(4月21日~5月21日)

牡牛座の天王星が、3月下旬に水瓶座に移動した土星・火星と困難な角度に。あなたの中に蓄えられた「怒り」「焦り」が突発的に爆発しやすく、口論などが起こりやすいときです。あなたにしてみると「正当な立場からの反論」であっても、常識を表示する土星の側から見ると、エゴイズムでしかないという苦いパターンも。自分の側に説得力を持たせるためにも、広い視野をもつ工夫を。あなたが計画する「革命」を実現するためにも、感情のコントロールには気を付けて。4月20日以降、太陽が牡牛座に入ると天王星と太陽が接近し、あなたのカリスマ性は強大なものに成長し、立場の弱い相手を「生かすも殺すもこちら次第」になります。ある程度の寛大さを見せないと、簡単に暴君化してしまうおそれも。根本的にはとても優しい牡牛座ですが、主役として力を持つ月は、闇の部分にも光が当たりやすいのです。支配星・金星は所有と基盤のハウスで。プライベートは楽しく、グルメやインテリアのイメチェンで気分を上げていけそう。

ラッキー・クラシックはグリーグの劇付随音楽《ペール・ギュント》。

双子座(5月22日~6月21日)

4月4日に双子座に金星が入宮。8月8日まであなたのもとにとどまり、久々に明るい雰囲気を満喫できそうです。心配していた財政面での問題が解決へと向かい、あなたの人気運や仕事運も上昇カーブを描いていくでしょう。他人に自分をアピールしていくときは、最初から複雑な二面性を見せるのではなく、ある程度わかりやすいキャラクターを強調して。長期的に不安定な動きをしていたあなたの支配星・水星は4月12日にコミュニティのハウスに入宮。物事を悲観的に考えていたここしばらくの「暗さ」が去り、シンプルな発想で明るい未来を計画していける。4月中旬は水星・金星・火星が「幸運の小三角形」をホロスコープ上に描くため、いくつものラッキーが降りてきそうです。疑い深くならず、直観で決めてOK。4月20日には太陽が無意識のハウスに入り、天王星と接近。眠りが浅くなる傾向がみられるかも知れません。就寝前はTVやパソコンを切って、クラシカルに「紙の読書」にいそしんでみては?

ラッキー・クラシックはラモー「コンセールによるクラヴサン曲集」。

蟹座(6月22日~7月23日)

3月末に土星・火星が相次いで対人関係のハウスから離れ、苦手な人やグループから離脱することが可能になった蟹座は多かったのでは? 対人関係の部屋には木星と冥王星が残り、人間関係は良好に。太陽は4月20日までキャリアと重責のハウスにいるため、仕事では何かと「プレッシャーの大きい義務をこなす」時期になりますが、これまでの経験を生かして落ち着いて取り組めば、難なくこなしていけるでしょう。プライベートを大切にする蟹座ですが、この期間は社会性のエリアにのみ天体が集中し、家の中にいても何らかの形で社会的な業務に関わっていることが多いようです。次のプランを考えたり、作品を制作したりと、楽しみながら発表の日を待つことに。金星は、4月4日から無意識のハウスに入り、8月8日までこのハウスに滞在。過去に大きなヒントがあるときです。旧友や恩師とコンタクトをとり、メッセージを交換してみて。少し前に亡くなった人からの手紙や遺品が時間差で届くことも。

ラッキー・クラシックはドビュッシー「前奏曲集 第1巻」。

獅子座(7月24日~8月23日)

金星が好配置に。長らく使いこなしづらい配置にあった水星も4月12日に吉角に移動するため、獅子座の運気は前向きに発展していきます。新年度を迎え、職場での仲間に変化があった獅子座は、少しばかり悩み多き雰囲気も。対人関係のハウスにシフトした土星と火星が、獅子座の頑固体質を強調し、ソリの合わない相手とは一触即発ムードになりやすい。救いは、あなたのおおらかなキャラクターが、和解のチャンスを相手に与えられること。子供のような「仲直り力」を発揮して。根に持つのはタブー。4月20日に太陽がキャリアと重責のハウスに移動すると、天王星と接近する形となり、仕事面では強行突破のスタイルをとりやすくなってきます。太陽も天王星も「王者」天体。天王星は怒りの星でもあるため、周囲を真っ黒に焦がすような怒りを表してしまうことも。革命精神にも火がつきますが、あなたの今いる居場所の「いいところ」まで否定する必要はありません。仕事で自分を追い詰めすぎないよう、プライベートでの息抜きはまめに行うと◎。趣味仲間とのコミュニケーションが癒しに。

ラッキー・クラシックはチャイコフスキー「交響曲第5番」。

乙女座(8月24日~9月22日)

4月4日に金星がキャリアと重責のハウスに移動。8月8日までこのハウスにいて、乙女座の「好きなもの・興味の対象」が仕事にダイレクトにつながっていく季節が到来します。理想のハウスには引き続き天王星がいて、乙女座の「飛び立ちたい!」という情熱を鼓舞しています。どういう形であれ、「飛び立つ」ことは可能。ここから夏にかけては自分の個性を磨き、ストイックに実力を高めていって。気を付けたいのは体調面。3月末に移動した火星と土星は義務とルーティンのハウスにいて、乙女座の健康面にダメージを与えやすい配置となっています。自分の身体やメンタルをいたわりながら、酷使しないように過ごすこと。支配星・水星は4月12日にようやく新しい一歩を踏み出し、長期的な停滞から脱出。乙女座にとっては対人関係のハウスで順行・逆行を繰り返していたため、少しばかり疲弊していた人もいたでしょう。他人とのトラブルは収束し、自分の世界にフォーカスしていけるようになります。

ラッキー・クラシックはサン=サーンス「ピアノ協奏曲第5番《エジプト風》」。

天秤座(9月23日~10月23日)

支配星・金星が4月4日に仲間の風の星座である双子座に入宮。一気に風通しがよくなり、あなたの声が世間に通りやすくなっていきます。「もっと軽やかに行こうよ!」という提案も、3月中はなかなか言えなかったはずですが、3月末に火星、土星が立て続けに風のサインである水瓶座に入ったことから、天秤座の発想が「歓迎されやすい」状況に変化してきています。あなたにはたくさんのアイデアがあり「楽しみ方」のアイデアがあり、悲観よりもエレガントな楽観を信じる強さがあります。金星は8月8日まで吉配置を進行するため(これは異例の長逗留です)、春から夏にかけてはかなりの活躍が期待できるでしょう。長期間、魚座で不安定な動きを見せていた知性の星・水星は4月12に牡羊座に移動。対人関係のハウスに入り、竹で割ったようなコミュニケーションが成立しやすくなります。情でつながる世界、悲観を共有しあう世界に少しばかり飽きているはずの天秤座。「合理的にいこうよ」と周囲を元気づけ、スピーディに回復していく1か月です。

ラッキー・クラシックはショパン「ポロネーズ集」。

蠍座(10月24日~11月22日)

この4月、支配星・冥王星は木星とぴったり重なり、蠍座に財政的な幸運を運んできます。このご時世、誰もが経済面での先行きの見えなさを感じているときに、あなたは余裕の表情で他人を救済してあげられそう。木星・冥王星のそばにいて矛盾をつきつけていた火星・土星は安息のハウスにずれて、こちらはプライベートでの在り方を色々考えさせてくれます。「身近な人と本当に平和にやっていくにはどうしたらいいか」ということを考える時期になるでしょう。少なくとも、家族やパートナーは味方につけておきたいものです。ライフスタイル面で、人から嫌われるような習慣は正していきたいとき。太陽は、4月20日には対人関係のハウスに移動。天王星とシンクロし、影響力の強い人物と対立したり、仕事上のバトルを交わすことがあるかも知れません。紳士淑女としての上品さを失わず、慌てた相手がずっこけてくれるのを待ちましょう。剣を抜くのはその後でOKです。クリエイティヴのハウスで不安定な動きを続けてきた水星は、4月12日に義務とルーティンのハウスに入宮。この水星の動きはスピーディで、4月28日には対人関係のハウスに抜けていきます。健康や合理的なライフスタイルについての特別な情報が入ってくる時期なので、あなた自身も「もっと健やかに生きよう」という気持ちが自然と湧いてくるはずです。キーワードは「浄化」と「節制」。

ラッキー・クラシックはバッハ「フランス組曲」。

射手座(11月23日~12月21日)

基盤のハウスの木星と冥王星がタイトなコンジャンクション(0度)。あなたが意図していなくても、何かの形で「財産」「宝物」が届けられる季節になりそう。太陽は4月19日まで理想と旅のハウスにいて、4月12日に同じハウスに移動した水星とともに、あなたに偉大なインスピレーションと表現力を与えてくれます。今年に入ってから、地味ながらふつふつと活力に溢れていた射手座。精神の力がみなぎり、それを妨害するものは「何も」ありませんでした。逆境から霊感を得て、周囲を活気づけていく役目を演じる射手座は、強靭な哲人にしてエンターテイナーです。今月は何らかの形で、表舞台で素晴らしい言葉を放つ場面があるでしょう。2020年は、いよいよ「個性」の重要性が叫ばれる年。射手座の頑固な正義感と、「どんなことも乗り越えていく」精神は、皆に歓迎されるはずです。金星は4月4日から対人関係とパートナーのハウスに入り、8月8日まで長逗留します。公私ともに「相棒」のサポートに恵まれる期間となるでしょう。

ラッキー・クラシックはロッシーニのオペラ《オリー伯爵》。

山羊座(12月22日~1月19日)

2020年のスタート時には山羊座に5つの天体が集中していましたが、3月下旬に土星・火星が相次いでお隣の水瓶座に抜けたため、山羊座にはしばらく木星・冥王星の2天体が残ります(土星は7月2日に再び戻ってきます)。4月から初夏までの期間は、あなたがため込んできた毒が抜け、粘り気を帯びていた人間関係や職場の空気、パートナーとの関係が「サラサラ」としていくのを実感するでしょう。力を入れなくても、闘おうと身構えなくても、あなたが自然に呼吸をしているだけで、良い方向へと導かれていきます。集中力と記憶力に恵まれ、新しいスキルをスムーズに会得することも可能なときです。4月4日には金星が義務とルーティンのハウスに入り、8月8日まで同じ座に滞在します。健康、美容、安全で慎重なライフスタイルを守ることが可能になり、この時期に若返りや持病の回復を果たす山羊座も多いでしょう。重過ぎる荷物を降ろし、しばしリラックスして美味しいものでもいただきましょう。極限状態からの帰還を祝って。

ラッキー・クラシックはストラヴィンスキー《ペトルーシュカ》。

水瓶座(1月20日~2月18日)

3月の下旬に土星、火星というハードな天体が入ってきて、責任が一気に重くなった水瓶座は少なくないかも。地位が上がり、期待が集まることで、未知の他人からのジェラシーや攻撃も集めやすくなっています。ここ数年、ハードな期間を乗り越えてきた水瓶座ですから、ジワジワと逆襲し、勝利を収めていくことになるでしょう。周囲が思っている以上に、今の水瓶座は「本当に強い」のです。この時期は、プレッシャーだけでなく楽しさや軽やかさも体感できるとき。4月4日にクリエイティヴと恋愛のハウスに金星が入り、8月8日までこのハウスに滞在します。恋愛事件が起こりやすく、いわゆる「モテ期」を実感する4か月になるでしょう。クリエイティヴ面でも秘めてきた才能が爆発していくときなので、仕事面での大成功や、新境地へのデビューなどが予想されます。あなたから見れば当たり前のことでも、周囲は「こんなこともできたの?」と驚いてしまうはずです。ネックになるものがあるとしたら、なかなか人を「許さない」水瓶座の頑固さ。子どもが仲直りの天才であるように、この時期は子供の素直さ・柔軟さから学んでみて。

ラッキー・クラシックはクルト・ワイル《マハゴニー市の興亡》。

魚座(2月19日~3月20日)

2月3日から魚座に長逗留し、逆行期間には多大なダメージを及ぼしてきた水星が、ようやく4月12日にお隣の牡羊座へ抜けていきます。右利きの人が左利きで生活しなさい、と言われていたような感覚があったかもしれません。得意な手でスムーズにものをつかんだり、絵や文字を書いたり、編み物をしたりできる状態が戻ってきます。金星は4月4日に安息とルーツのハウスに入り、「幸せは家の中に全部ある」状態に。外に何かを探しに行く必要はないでしょう。今まで経験してきたこと、思い出や人脈、ネットワークが今後のあなたを作り上げていきます。過去に感謝することと、忘れていた「恩人」にお礼のメールを送ることを忘れないで。職場を変わった人は、以前の仲間から連絡があるかもしれません。皆にとって、あなたは忘れたくても忘れられない人なのです。体調面では無理をせず、不眠や精神不安が続くようなら専門の医師に相談すること。危険な現実逃避をするのはタブーです。

ラッキー・クラシックはラフマニノフ「練習曲集《音の絵》作品39」。

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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

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