2020年7月の運勢 青石ひかりの12星座☆音楽占い
青石ひかりが占う12星座占い。2020年7月の運勢は? ラッキーミュージックを聴いて運勢アップ♪
1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...
2020年7月1日~7月31日の運勢
牡羊座(3月21日~4月20日)
6月2日に牡羊座に入った火星が太陽・水星と緊張の配置。キャリアと重責のハウスに戻ってきた土星も、あなたの仕事ぶりを厳しくチェックし「元気いっぱいだけど、注意事項も増えていく」一か月に。言動に関しては、特にもっと「成熟度を上げていく」ことが大事です。無邪気さから放った言葉が、「常識外れ」と炎上しないよう、親しみと距離感のバランスをきちんととること。高いポジションを得るためにこれまで以上の努力をスタートさせる牡羊座も多いときですが、日常的な習慣やコミュニケーション面でのリアクションを向上させていくことが、従来的な「努力」よりも実は求められているよう。能力の高さを示すより、誠実さや清潔感をアピール。そちらをこなすことに「努力」を使って。
ラッキー・クラシックはモーツァルト「ピアノ協奏曲20番」。
牡牛座(4月21日~5月21日)
常識と「企業」をあらわす天体・土星が7月2日に吉配置にリターン。ここから12月中旬までは、封じ込められていたパワーを復活させて、前に進んでいけるときです。支配星・金星も今月いっぱいは財政のハウスに滞在するため、お金に対する不安を抱えていた牡牛座にも救済が与えられるでしょう。管理能力を高め、「きちんと払う」ことにも大きな価値を認めて。メンタル面では、無意識のハウスに入った火星があなたの潜在的な不安や弱点を刺激しやすく、恐怖心から大きな決断を間違えてしまう可能性も。間違えたら、訂正したり謝ったりして、引き返してOKです。「ここにいたほうが安全」という思い込みによって居場所を決めると、かえって危険な場所に着地してしまうなどの「あまのじゃくな現実」が待っていそう。そんなときは、また新たな居場所を探すこと。社会もそのような動きを許容してくれるはず。
ラッキー・クラシックはショパン「エチュード作品25」。
双子座(5月22日~6月21日)
快調が続いていた双子座の、大きなラッキー期は今月いっぱいまで。7月は、財政のハウスに滞在していた支配星・水星が7月12日以降順行に戻るため、ここで滞っていたお金があなたの手元に戻ってきそう。本来、見込んでいた形とは別の労働の成果として、わりと大きな額が与えられるかもしれません。双子座は迷いなく、それを自己投資と未来の喜びのために運用するでしょう。6月28日にコミュニティのハウスに入った火星は、2021年年明けまで双子座の「グループ・チームでの活躍」をバックアップ。フットワークの軽いチーム一丸となって、大企業的・官僚的なものと闘う場面もありそう。「今はもう、その時代じゃない」といった価値観のバトルもありでしょう。重い・冷たい・スピードが遅い、といったシステムにはからめとられなくてOKです。
ラッキー・クラシックはリスト『エステ荘の噴水』。
蟹座(6月22日~7月23日)
太陽・水星が蟹座に。キャリアと重責のハウスに入った火星は、2020年モードの蟹座の勢いを猛烈に刺激し、「誰にも負けたくない」欲に火を点けます。一方、プレッシャーの天体・土星は7月2日に対人関係のハウスにリターンし、3月21日以降の流れを逆戻りさせるかも。春分の日以降、評価が新しくなった人は「役目が変わる」「運転の仕方が変わる」といったことを受け入れていくことになるでしょう。7月5日は対人関係のハウスで満月、そして7月21日は、6月21日に続く二度目の蟹座新月。このふたつのタイミングには、あなたの今後を決定する出来事が起こりそうです。自分を信頼しながらも、他人の動きに関しても敏感になって動いてください。金星は7月いっぱい無意識のハウスに。「オタク的な趣味」を究めることが生き甲斐になるかも」。伝説のコミック全巻読破するのもおすすめ。
ラッキー・クラシックはシューマン『謝肉祭』。
獅子座(7月24日~8月23日)
理想のハウスに入った火星が、獅子座の「広い世界と通じ合いたい」という願望をかなえやすくしてくれるとき。長距離移動を諦めていた人は、新しい方法によって「無限の旅」が行える転換期です。昔のやり方で遠出をしようとして足止めを食らっていた人や、出がけにケガをしてしまった人は、あきらめずに新しい流れをキャッチして。自己の信念に関してはクラシカルなところがある獅子座ですが、今のあなたはもっと「軽くなる」ことができます。獅子座が刻んできたさまざまなレジェンドは、皆の記憶の中にしっかり残っています。7月23日には支配星・太陽が獅子座入り。夏の帝王としての魅力が光り出し、周囲からの期待も大きくなります。一瞬誰かわからないくらいのイメチェンを行うと、さらにカリスマ度が上がるでしょう。新しい段階に進んでいることをアピールして。
ラッキー・クラシックはドニゼッティのオペラ『愛の妙薬』。
乙女座(8月24日~9月22日)
現実と労働の天体・土星が土のサインに入り、乙女座の誠実な性格が社会から歓迎され、これまで以上に求められるときです。「律儀すぎるかな」と思うくらいの対応が、安全な場所に着地しそう。一方で、「もっと大胆になったほうがいい」という心の声にも、耳を傾けてみるのもよい。対人関係は、「縁の切れ目」を感じるシーンがありそう。あなたのほうで心理的・物理的に相手に依存している場合、向こうから手厳しい態度を取られることも。それは自分自身の「飛躍のチャンス」だと思って。苦労をしながら続けてきたことは、成就間近。あなたのオリジナルなキャラクターも、知らないうちに好評価を受けている。オタクの視点と、謙虚な大人の視点を両方もっていることが、周囲の興味関心を引いているよう。
ラッキー・クラシックは、メンデルスゾーンの劇付随音楽『夏の夜の夢』。
天秤座(9月23日~10月23日)
対人関係のハウスに火星が入り、ここから半年間はあなたにとって「もっとも得意だったことと」が「もっとも苦手だったこと」に転じやすい季節になります。人間関係を楽しみ、出会いを人生の娯楽にしていた天秤座にとって、「これは攻略できる」と思っていたテーマの多くにダメ出しをされる、というショッキングなシーンも。エゴがないことが善良であり、正義である、という美学が通じなくなり、微妙なバランスで成立していたビジネスや共感関係にも疑問符が入りやすい。キーワードは「自己保存能力」と「十字架を背負わない」こと。マニアックな美学より、とりあえずは「自分が満足して、生き延びること」です。専門性の高いジャンルを取り扱ってきた天秤座は、いつの間にか「素人だらけ」になってしまった仕事環境に、正直なところ怒りを隠せないとき。でも、彼らが「ウケる」時代になったことを、素直に認めることで道が開けます。
ラッキー・クラシックはベートーヴェン「ピアノ協奏曲第5番」。
蠍座(10月24日~11月22日)
7月22日まで太陽が吉配置となり、友好的なムードとなる7月5日の満月、夢と理想が爆発する7月21日の新月は、後から振り返って「重要な日だった」と思うはず。うるさいノイズは、自分自身がやるべきことに夢中になることで、聞こえなくなってきそうです。没頭すること、よい意味で執着すること、「欲しい」と強く願うことが、スピーディに道を切り拓いていく。対人面では、ふだん控えめにセーブしていた「相手と深い部分で一体化したい」というアプローチが、突然許されることがありそうです。「ここまでしか入ってきてはいけない」というサインを出している相手も、あなたの根気強さに魅力を感じ始めているよう。今ならば、本当につながりたい他人と、軽やかで温かい「本物の」絆を結べそうです。
ラッキー・クラシックは、ラフマニノフ「交響曲第2番」。
射手座(11月23日~12月21日)
火星が吉配置を進行中。絶好調シーズンが続く中、あなたの心の中で燃える愛、この世界に感じているパッションは広いエリアに広がっています。もともと失敗しても、立ち上がる根性をもっている射手座。クリエイティヴと理想のために「自分自身であること」を今まで以上に迷いなく突き詰め、まだ眠っている人々の心に覚醒のベルを鳴らして。射手座には、言語活動に秀でているタイプと、言語化できないジャンルに分かれています。言語化しないタイプは、「言葉にしたくない」というこだわりを半分にして、「やはり、言葉はストレートに伝わる」ということを自覚してみるとよい。「わかる人だけが、わかる」というマニアック路線は、結果的に欲しいものを得るタイミングを逃してしまいます。7月23日からは太陽が吉角に入り、エンターテイナーとしての射手座の「面白さ」がますます歓迎される。歌ったり、踊ったり、笑いを取ったりして周囲の人々を楽しませて。
ラッキー・クラシックはホルスト『惑星』。
山羊座(12月22日~1月19日)
ジェットコースター月間。山羊座で満月となる7月5日、対人関係のハウスで6月21日から一カ月ぶりに再び新月となる7月21日は、山羊座にたくさんの気づきと、現実との付き合い方を教えてくれるはず。忍耐強さや「絶対に結果を出す」精神の強さは、あなたのパワーです。その上で、パワーゲームに勝つことへのこだわりを捨て、「勝てなかった弱い人々」のことも大切にして。「これまで来た道を戻る」ことは、山羊座にとって手痛い経験ですが、今年中は行きつ戻りつしてヴァージョンアップをはかるタイミング。積み重ねたことが、他人の過ちによって崩れかけても、「罰しすぎる」とダメージはあなたに返ってきます。寛大さをもって、「赦してあげる」と、必ずプラスの反作用があると信じること。対人面では、山羊座の本質的な孤独感を癒してくれる人と、接点が増えるときです。「こういう寂しさを抱えていた」と気づくことは、恥ずかしいことではない。
ラッキー・クラシックは、チャイコフスキー『眠れる森の美女』。
水瓶座(1月20日~2月18日)
3月21日からあなたのもとにいた逆行中の土星が、7月2日に山羊座にリターン。ひとつの役割を律儀に演じようとするパッションが突然消え、再び自由を求めたくなってきそう。でも、土星がいた3か月間に「約束したこと」は、きちんとこなしておくべきです。愛情や自己表現に関することは、7月いっぱいラッキーが続く。パワーの天体・火星も友好的な配置にシフトして、水瓶座の秘められた力が大勢の「他人」によってスピーディに開花していきます。持ち物や見た目で他人を判断することがなくなるので、他人を評価する軸もますますブレない。優劣をジャッジしすぎず、未熟な者を見捨てないで。「すぐに技術をマスターできない」人は、水瓶座が指導することによってのみ、成長することができるようです。7月23日からは、太陽が対人関係のハウスに入宮。異質な存在を受け入れることが可能になり、色々なことを「許容」する季節に入ります。
ラッキー・クラシックは、ドビュッシー『ペレアスとメリザンド』。
魚座(2月19日~3月20日)
前半は「楽しいこと」「心から愛している趣味」を久々に味わうことができ、しぼんでいた心が生き生きと蘇るタイミング。魚座の「自分だけがわかる世界を探求したい」という欲求が、現実面で叶えられるときです。理想のハウスで逆行していた水星が順行に転じる7月12日以降、コミュニケーション面でも「冴え」が戻ってくるはず。一方、財政のハウスに移動した火星は、長期にわたって魚座の経済面に見直しを迫ってきそう。太陽が吉角から外れる7月23日以降は、「好きなことだけをしていたい」というわがままなライフスタイルはが財政的な限界にさしかかってくるタイミング。他人との距離感やバランス感覚、お気に入りの何かと「とめどもなく一体化する」ことは、セーブしていくことになるでしょう。土星は7月2日からコミュニティのハウスに入り、仲間に嫌われないでうまくやっていくこと、が至急の課題になっていきます。
ラッキー・クラシックは、ベルリオーズのオペラ『トロイア人』。
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