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2025.04.01
青石ひかりの12星座☆音楽占い

2025年4月の運勢&ラッキーミュージック☆青石ひかりのマンスリー星座占い

青石ひかりが占う12星座占い。2025年4月の運勢は? 今月、じっくり聴きたい「おすすめのラッキー・アルバム」もご紹介!

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

イラスト:酒井恵理

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2025年4月1日~4月30日の運勢

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牡羊座(3月21日~4月20日)

3月29日の牡羊座新月、3月30日の海王星牡羊座入り(165年ぶり)と、3月末の天体の重要な動きはすべてあなたの4星座で起こっていました。4月は逆行していた星たちも次々と順行に戻り、スムーズな流れが戻ってきます。それでも、月前半はどうしても「感情的になりやすい人々の機嫌をそこねない」工夫が必要。彼らも不安で仕方ないのです。あなた自身の心の中はもっとシビアで「どうしても諦めたくなかった夢を今こそ実現する」といった壮大なプランが頭を占めているでしょう。ひとりで集中して進められることは、いつも通りどんどん進めていって。交渉や妥協をともなう和解、恋愛を進める件などは慎重に。とくに恋愛面は、タイミングが明暗を分けてしまうよう。強い言葉で一方的に話すのはタブーです。

4月13日の満月はあなたにとっての対人関係のハウスで起こり、嬉しい結果もシビアな結果もこのあたりには出そうです。体調面は、支配星・火星が吉配置に戻る4月19日以降が絶好調。1月から長期的に不調だった人も多かったでしょう。ここからは大丈夫!

今月の牡羊座におすすめのラッキー・アルバム:ピアニストのリーズ・ドゥ・ラ・サールがガーシュウィンやヒナステラを弾く民族色の強いアルバム『いつ踊ればいい?』

牡牛座(4月21日~5月21日)

ますます変化のスピードを増していく世界に対して、不安や恐怖心を感じているかもしれません。10年、20年と自分の過去を振り返り、叶えられなかった仕事の成功やライフスタイルを、他人や政府のせいにしたくなることも。あなたのSNSはこの時期、少しばかり荒れやすくなっています。なにかを発信することが牡牛座の望む「豊かさ」につながらないのなら、少しばかり休むのもいい案です。そのあいだに牡牛座が体験すべきことは「単純に楽しいこと」「快く、自尊心も満たされること」です。衝動的に引っ越しをするのは危険がありそうですが、吟味して探し当てた物件なら心身ともにあなたの疲労をリペアしてくれそう。仕事が街の中心部にあるのなら、あまり不便な場所に引っ込まないほうがいいかもしれません。

長期的に逆行していた牡牛座の支配星・金星も4月13日には順行に戻り、欲しいものが得られる流れに変わってきます。人間関係では素直さが愛され、ほかの人にはない、落ち着いた優雅なムードを醸しだせるでしょう。4月28日の新月はあなたの星座で起こり、長年の価値観へのこだわりをいくつか捨てることに。キーワードは「時代にフィットしたセンス」。

今月の牡牛座におすすめのラッキー・アルバム: オスモ・ヴァンスカ&ミネソタ管『マーラー:交響曲全集』

双子座(5月22日~6月21日)

月の前半はウォーミング・アップの時間。3月末に大きな天体のイベントが続けて起こったため、あなたの「システム」もより柔軟で攻撃に強いものにヴァージョンアップしていくことが求められます。双子座にとってのダメージはほとんどないのですが、あまりに自由に自分の楽しみを追いかけている姿を見られて、「そんなふうではダメだ」と叱ってくる人もいるでしょう。「自分の楽しみは自分が作るものだ」という教育をしてあげたいものです。

支配星・水星の長期的な逆行は4月7日に終わり、4月17日には魚座滞在を終えて牡羊座にシフト。4月19日には火星も獅子座にシフトし「火」の気運が高まり、あなたの「風」のエネルギーが大きく拡散されていく流れに。声に出して不満を伝える、理不尽なことにはプラカードを掲げる……そんな動きがいろいろなところで起こり始めそうですが、効率的な活動のプランは双子座の頭脳が頼りです。みんなをまとめて、意義のある「異議申し立て」を。社会参加が苦手な双子座は、問題を新しいシステムから変えていく方策を考えて。プライベートはアウトドアや少し遠出のピクニックが楽しいとき。

今月の双子座におすすめのラッキー・アルバム:東京混声合唱団のレコーディングによる「日本の合唱名曲セレクション20」

蟹座(6月22日~7月23日)

4月の前半まではアップダウンが激しく、ガソリン切れになったり、パワフルになったりと日によっても時間帯によっても体調・メンタルが安定しない状態だったかもしれません。2025年の年明け1月7日からあなたの星座に戻ってきて、長居をしていた火星の影響で、昨年末から落ち着きのない精神状態だった人も多いでしょう。それでも活動的に動き、たくさんの課題をこなしてきたあなたは上出来でした。新年度のスタートは、最初の2週間ほどはたくさんの人々の面倒を見る羽目になりそうですが、そこから次第に自由が戻ってきます。

火星がおとなりの獅子座にシフトする4月19日以降は、ようやくリラックスした流れがやってきます。世の中の不穏なニュースにはあまり耳を向けず、自分の身近な人々とほっとできる時間を過ごすとよいでしょう。政治に関する激しいディスカッションも、人間関係にヒビが入る要因なので控えて。

今月の蟹座におすすめのラッキー・アルバム:アシュケナージが弾く『バッハ:フランス組曲』

獅子座(7月24日~8月23日)

前半は「まさか」という喪失経験を味わったり、去ってほしくなかったものが去っていったりと、心に剣が刺さるような出来事があるかもしれません。または、自分の過去を振り返って「やはりどうにも癒すことが難しい」と感じる出来事がリアルに蘇ってくることも。理性の上では「元気で楽観的でいよう」と思っても、張り詰めていると神経の糸が切れてしまうので、誰かに頼ったり、常識の範囲内での現実逃避を行なうのも◎。

仕事面では、長年同じやり方で続けてきたスタイルに新鮮味を感じられなくなったり、仕事の内容そのものに倦怠感を覚えることも。だからといって後輩に譲り渡すのも、今のあなたはやりたくないようです。火星が獅子座に戻ってくる4月19日以降、体調面でパワーが復活するので、生活全般が安定してくるでしょう。4月28日の新月はキャリアと重責のハウスで起こり、ここでひとつ古い役割を終えたいと思う獅子座も出てきそう。未来に賭けてみては?

今月の獅子座におすすめのラッキー・アルバム:カラヤン指揮ベルリン・フィルの『ニールセン:交響曲第4番《不滅》』

乙女座(8月24日~9月22日)

3月末に続けて起こった天体のイベントは、乙女座に「いよいよ本格的なリセットを行なわなくてはならない」という切迫感を与えているかもしれません。最初にシビアになってくるのは人間関係。あなたが「この人に従うのは義務だから変えられない」と思っていた人との力関係が変わったり、予想外の展開で距離ができたりするパターンが。心身ともに、自分でも気づかないほど張り詰めているかもしれません。できれば長い休みをとるか、自分を元気にするための趣味やレジャーに耽る時間を多めに取りたいもの。「趣味が仕事だから」と休みもなく働いてきた人は、知らないうちにマンネリな仕事しかしていないことも。キーワードは「新しさ」。ノスタルジーに耽っているだけでは、今の星の流れからは孤立してしまいそう。

3月14日に起こっていた乙女座満月は、あなたに「後戻りはなし」と警告していました。散歩に行くなら、「タワー」の名前がつくところが◎。最上階や屋上、展望台から下の世界を見下ろすと、インスピレーションが湧いてきます。

今月のあなたにおすすめのラッキー・アルバム: マリア・カラスがスカラ座で録音した『ベッリーニ:夢遊病の女』

天秤座(9月23日~10月23日)

急にスピード感が出てきた天秤座の人生。今までのスローな展開は、あなたにとって苦痛だったかもしれません。ルールを変えたい、仕事やパートナーを変えたい、生活環境を変えたい……さまざまなことが実現に向かって走り出しますが、なにかを決定するときには、あなたの心の純粋さや素直さを大切にして。信頼できる人の助言には、命を救ってくれるほどありがたい真実が含まれています。自分の『欲』や『勘』だけで決めないこと。

4月13日の満月は天秤座で起こり、過去に得た有形無形の宝物に感謝したい日。改めて記憶の中にとどめておくことで、この先が豊かになる思い出や人があるはずです。もし涙が出てきたら、そこであなたは数段賢くなっています。月の後半は周囲がひどくせっかちで不注意に見えてくるかも。あなたのバランス感覚や美意識が大きな武器になります。世知に疎いタイプの上司に画期的なアドバイスを与えるシーンもあるでしょう。

今月の天秤座におすすめのラッキーアルバム:フランク・ペーター・ツィンマーマンが弾くイザイ『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集』

蠍座(10月24日~11月22日)

月の前半は大きな変化を感じることもなく、淡々とした日々が続くかもしれません。あなたの中の革命精神に火が点くのは副支配星である火星が重責のハウスに入る4月19日以降。それ以前にもあなたの前には、メジャー路線でブレイクするためのプランが提案されていたかもしれませんが、「今まで通り堅実にやりたい」という気持ちが、路線変更を許さなかったのかも。次第に「今までとは違うパターンで人目に触れるのもいいか」と思うことが増え、閉ざされたカーテンを勢いよく開ける日がやってきます。

「もともとそんなに派手な仕事をしていない」という蠍座にとっても、今までより確実に尊敬され、注目される動きがやってきそう。精神面で「悟り」を開きたい蠍座は、秘境にヒントが。身体と精神を浄化してくれる秘湯の宿を検索してみては? 海や湖、森からも素晴らしいインスピレーションをもらえます。

今月の蠍座におすすめのラッキー・アルバム:サロネン&ロサンゼルス・フィル ストラヴィンスキー『春の祭典』

射手座(11月23日~12月21日)

あなたに関する長き誤解が解け、正当な評価が与えられる時代がスタートします。射手座は「イメージしたことを恐れず現実化していく」天才ですが、誰もがこのようなやり方で夢をつかんでいく時代がやってきたため、あなたの到達していない夢に関しても、ゴールが早まってきているのです。最初にテープを切るのは射手座でしょう。過去の功績にもスポットライトが当たり「あなたが考えるものならなんでも作っていい」といったスポンサーからのオーダーが入ることも。そこには精神性といった要素も重要になるので、享楽的だったり刹那的だったりするアイデアは却下して正解。皆が、あなたの「精神的マスター」としての新しい一歩を期待しています。

指導者としても引っ張りだこになりそうですが、こちらはあまり言葉が鋭くなり過ぎないように。あなたの言葉には破壊的なパワーがあり、自分自身ではそれに耐えられても、他人はそうとは限りません。ライフスタイル面では、静寂を感じられる時間と空間を確保してください。メンタルが乱れやすい人も、深い瞑想が心の健康を助けてくれるでしょう。

今月の射手座におすすめのラッキー・アルバム:『ブルーノ・ワルター・コンダクツ・モーツァルト&ハイドン』

山羊座(12月22日~1月19日)

ここから怒涛のように立て続けに起こる変化は、あなたがうすうす予想していたものだったかもしれません。今のあなたはできるだけ無感覚になって、自分が信じてきた道を歩き続けることを決めているのでしょう。4月はハードな月で、あなたの近くを「ぶっちぎっていく人」が現れそう。中には、強い絆で結ばれていた人が逃げ去っていったり、契約を反古にしていったり……というパターンもあるかもしれません。山羊座の内面の奥深い部分に眠っていたなにかが、現実で爆発している状態なのか、と思って見ていてください。

手放したくないものは、無理に手放さなくてOK。手放すと後で後悔もします。ただし、昔とは変質してしまったもの、もう魅力やときめきのかけらもないようなもの・人は、こだわっても未来はないかもしれません。それぞれのキャラクターが「強くなければ生きていけない」時代になり、山羊座が「相手は弱い」とジャッジしていた対象も、予想外の馬鹿力で成長(狂犬化)を果たしてしまう予感。ある程度、自然の流れに任せるのも今月はありです。

今月の山羊座におすすめのラッキー・アルバム:グルダ&チック・コリアのピアノ、アーノンクール指揮『モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲 ほか』

水瓶座(1月20日~2月18日)

あれか、これか、と自分の中でさまざまな可能性を感じ、なにかひとつに集中して取り組むのが難しいとき。「いい加減、動きださなければ」という焦りもあるはずだけど、星たちは「まだ休んでいてもいいんだよ」と呑気なアドバイスをしています。慌てて大切なことを決めると、確実に仕切り直しになる時期なので、迷ったり悩んだりすることさえ「エコモード」に切り替えて、なにか楽しいことのために時間を費やすのがベスト。

その場の嘘やごまかしを、異様な匂いを嗅ぐかのように「嗅ぎ分けてしまえる」水瓶座。この時期は、目の前にいる人が「いい人か、そうでないか」「本物か、怪しいニセモノか」を嗅ぎ分けることになるでしょう。選択に悩んでいる他人の状況は見えすぎるくらい見えるようです。「あの人から離れたほうが成功して幸せになれるよ」とアドバイスするのも、今のあなたの役目です。月後半から荒々しい流れもやってきますが、迷惑な人間と付き合わなければ9割がたは安泰です。

今月の水瓶座におすすめのラッキーアルバム:ピアニスト反田恭平の原点であるデビュー盤『リスト』

魚座(2月19日~3月20日)

2012年からあなたのもとにいた支配星・海王星が3月30日に去って、長らく夢の中にいた自分を不思議な気持ちで振り返ることがあるかもしれません。現在の世界はより「他と自己」をしっかり線引きする傾向を強めていますが、そこに大きな違和感を感じているのが魚座なのです。本能や感情を大切にするあまりに、ときに法律やさまざまなルールまでも飛び越えていこうとする魚座。破滅的でロマンティックな考えが美しく語られていた時代は終わり、子どもが親に「あれもダメ」「これもダメ」と禁じられるような初歩的な道徳観の時代に移行しています。

4月いっぱい、快楽の星・金星は魚座にいて、4月13日からは逆行から順行に切り替わります。火遊びは危険だし、社会からとがめられない範囲での「快さ」を享受しましょう。花や植物、森は魚座の深層の傷を癒し、身近な誰かを癒すパワーを与えてくれます。仕事に関しては、公私を分けて考える習慣をつけ、無駄に秘密を作らないこと。魚座独特の「いいものも悪いものもとりあえず全部取り込んで大きくなる」という人間関係の作り方も、見直したほうが安全です。

今月の魚座におすすめのラッキーアルバム:カツァリスが弾く『バッハ:ピアノ協奏曲集』

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ナビゲーター
青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

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