6月の運勢&ラッキーミュージック⭐︎青石ひかりのマンスリー星座占い
青石ひかりが占う12星座占い。2021年6月の運勢は? 今月、じっくり聴きたい「おすすめのラッキー・アルバム」もご紹介!
1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...
2021年6月1日~6月30日の運勢
牡羊座(3月21日~4月20日)
月前半は、牡羊座の支配星・火星が冥王星と対立し、精神的にも体力的にもヘヴィーになりやすいムード。極端から極端に振れやすく、あとから悔やんでしまうような決定を下してしまうことも、人との対話も「売り言葉に買い言葉」にならないよう、何事もグレーゾーンに収めておくこと。火星が吉配置にシフトする6月12日以降は、次第に安定した流れに。無意識のハウスの木星は、7月下旬まで牡羊座のイマジネーションを刺激し、今まで浮かばなかったアイデアや提案が次々と浮かびそう。ブラックユーモアや、モラルから外れたことを極端に嫌う牡羊座は、もっと柔軟に物事を考えられそう。まずは、他人のさまざまな発信に興味をもち、それぞれの個性に対して寛大な態度をとることです。孤立はタブー。「コミュニケーションは最大の防御」と考えて。
今月の牡羊座におすすめのラッキー・アルバム:エマニュエル・クリヴィヌ指揮フランス国立管弦楽団 ドビュッシー:交響詩『海』
牡牛座(4月21日~5月21日)
「仲間の地のエレメント」に入る天体は、あなたのもとにいる天王星と、理想のハウスにいる冥王星のみ。天王星は厳しい教師の星である土星と継続的に対立し、牡牛座に「根本からの変化」を求めてきます。別の誰かになるということではなく「別の誰かを演じてきた」過去の自分から、本物の自分に戻るということが必要なのです。6月は逆行する天体が多いため、物事の進み方も一進一退ですが、牡牛座の中には「このままのやり方では限界が来る」という漠然とした予感があるかも知れません。非常に大きな疲労感を感じたり、たまったストレスのはけ口が見つからず、最悪の場合は健康面で異変が起こるかも知れません。あなたがあなたらしく生き延びるためには、「自分は何者か」を知る必要があります。過去200年続いた土の時代が終わり、昨年末から風の時代にシフトしたことで、一番危機感を感じているのは牡牛座かも知れません。あなたらしさを見つけるための重要なキーワードは「快楽」。
今月の牡牛座におすすめのラッキー・アルバム: リッカルド・ムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団 チャイコフスキー『交響曲第5番/フランチェスカ・ダ・リミニ』
双子座(5月22日~6月21日)
支配星・水星はあなたの星座で5月末から逆行を続け、6月23日に順行に戻ります。その結果、水星は7月11日まで異例の長逗留をすることになり、もともと哲学的な双子座が、ますます思索的になりそうな雰囲気です。虚妄の星・海王星と水星がトラブルの配置にあるため、嘘やいい加減な言動はタブー。あなたの発言が注目を浴びやすい時期だけに、誠実さを心がけて。「策に溺れない」シンプルさも大事です。仕事や学業などでは、プラン通りに運ばないことも多く、やり方を変えたり、アプローチする相手をチェンジしたりすることで道が拓けてきそう。柔軟な思考が得意なあなたなので、いくつものアイデアを用意して応戦出来るはず。プライベートでは「愛とは何か」を深く考えるシーンが頻出。愛は双子座にとって大切なものです。肉親への愛=親孝行も忘れずに。
今月の双子座におすすめのラッキー・アルバム: 内田光子(ピアノ)『シューマン:ピアノ・ソナタ第2番、森の情景、暁の歌』
蟹座(6月22日~7月23日)
6月上旬は、蟹座に入った火星が冥王星とシビアな配置を取るため、感情面でのバランスをとるのが難しいとき。蟹座にとって、もっとも重要なことは「感情的に満たされること」ですが、それがこの時期は他者に対して支配的になったり、強制的になったりしやすいので注意。火星に冥王星が関わると、突拍子もない行動に出ることもありそうです。過呼吸気味になったら深呼吸を。一方で、優しい金星も蟹座に入り、あなたを中心にした趣味のサークルや楽しみごとは大いに盛りあがりそう。6月21日には太陽も蟹座に入り、夏至の日に。夏至のチャートでは蟹座の太陽と蠍座の月・魚座の木星がグランドトライン=幸運の大三角形を形成し、蟹座の継続的なラッキーを約束。世話焼きで情にもろいあなたを、皆が愛してくれるでしょう。多少やり過ぎても、個性として認められるはずです。
今月の蟹座におすすめのラッキー・アルバム: ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)ほか『ドニゼッティ:ランメルモールのルチア』
獅子座(7月24日~8月23日)
上旬は少しばかりくすぶったムードで、思うようにならない仕事や日常のリズムに軽くいら立つこともありそうですが、エネルギーの星・火星が獅子座に入る6月12日以降、スピードが出てきます。獅子座の「目立ちたい願望」が復活し、派手なアクションや仕事ぶりで周囲から喝采を浴びることになるでしょう。世の中がどういう状態であれ、あなたはエンターテイナーなのです。火星は土星・天王星とハードな関係にあるため、あなたがやりたいようにやっていると「掟破り」「常識外れ」と言われることもあるかもしれません。内なる道徳心が「これは間違いではない」と思うのならば、我が道を貫いて。今は間違いだと言われても、もう少し経てば周囲のほうが間違っていたことが証明されるかもしれません。夏至の日(6月21日)のチャートでは、獅子座の火星は10ハウスというキャリアと重責のハウスに入り、ここから半年間はあなたにとってキャリアアップが日々のメインテーマになっていきそうです。
今月の獅子座におすすめのラッキー・アルバム: ヤン・リシエツキ『ショパン:ピアノと管弦楽のための作品集』
乙女座(8月24日~9月22日)
5月下旬には、なんらかの形で「大きな嵐」を経験した乙女座は多かったはず。長年抱え込んできた精神的なゴミを洗い流して、ストレスのない日常を作り上げていく段階に入っています。それでも、積み重ねてきたものへの未練から、ついつい重い荷物を引きずったまま前へ進もうとしがち。でも、あなたの信念を貫くためには、余計なものを捨てる必要があります。延々と「自分は場違いなのでは」と感じている場所からは、撤退してOK。すぐに本当のあなたに相応しい場所が、向こうから近づいてきます。支配星・水星が6月23日まで逆行するため、同じ壁に何度もぶつかるかも知れません。「時間がもったいない」という感覚を持って。7月下旬まで対人関係のハウスに滞在する幸運星・木星は、乙女座に最強の協力者とアドバイザーを引き連れてくるでしょう。まずはあなたから、そうした存在を求めることです。一人で忍耐モードに入っても、何も動かないでしょう。表舞台から裏方へ進む選択は、結果的には巨大なことを達成するでしょう。
今月の乙女座におすすめのラッキー・アルバム: プラッソン指揮トゥールーズ・キャピタル管弦楽団『フォーレ:レクイエム』
天秤座(9月23日~10月23日)
6月11日まで運気は波瀾万丈。火星と冥王星がそれぞれストレスフルな配置にあり、天秤座の精神を真綿のように締め付けてきます。これに対してナイーヴな心で反応しても、痛みは大きくなるだけ。2021年はずっと大活躍し続けてきた天秤座。少し疲れがたまっているかも知れません。そのことで、過去のネガティブな記憶も大きく思い出され、声を上げて救いを求めずにはいられないのかも。そこまでのことはなくても、何かと内面の「痛み」を意識することが多くなるかもしれません。火星がハードな配置から外れる6月12日以降、次第に平安な心境が訪れるでしょう。「つねに活動的でいたい」という欲求に貫かれているときは、少しばかりテンションが上がり過ぎているかも知れません。一生というスパンで見たとき、あなたが本当にするべきことはなにか、月後半はじっくり考えていくことになるでしょう。コミュニケーション面では、和解と修復の月。何事もなかったようにふるまうのも、社交の天才である天秤座だからこそ出来ることです。
今月の天秤座におすすめのラッキー・アルバム: 庄司紗矢香(ヴァイオリン)『ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番・第2番・第3番』
蠍座(10月24日~11月22日)
6月上旬は自己矛盾に苛まれやすいとき。火星と冥王星という、ともに蠍座を守護する天体がハードに向き合い、あなたの個人的な欲求と社会的な役割の間に大きな矛盾が生じやすいときです。いままで、体制寄りのアプローチで自己を発展させてきた人は、自分の「本能」あるいは「感情」がそれに対して猛烈に反発をしてきそう。このテンションで何か急速に物事を好転させていくのは難しいかも知れません。「作戦タイム」をもうけて、何よりも自分自身をいたわること。6月12日以降、火星は冥王星との対立を緩めるものの、今度はキャリアと重責のハウスに入るので、長期的に蠍座の影響力は大きくなります。「今までの頑張り」が貯金になっているので、ここからは少し脱力して進んでOKです。金星は6月27日まで吉配置にあり、プライベートの楽しみは多いとき。自然に囲まれて、深呼吸をするのはお勧めです。
今月の蠍座におすすめのラッキー・アルバム:ネマニャ『バイカ〜黒海の物語』
射手座(11月23日~12月21日)
支配星・木星は安息のハウスで射手座の元気を支えてくれています。世のため人のために尽力してきた人は、ここで「のんびりゆっくり、ただ生きること」の楽しさを満喫していけるはず。仲間の火のエレメントには、月以外の天体が皆無であり、6月12日以降火星のみが入ります。周囲と、なんとなく噛み合わない人は、無理に他人と足並みを揃えず、マイペースに自分の人生を楽しんで。仕事面では、自分の直観力を実感するシーンがあるはず。皆が理屈であれこれガヤガヤ解決しようとしていることも、あなたには正解が見えています。議論に参加する必要はなく、あなた自身のルールとして生きていくことで、大きな宝が得られます。家族運・家庭運は最高。家の中に多くの楽しみごとがあり、インテリアに凝ったり、大掃除したりするのは意外にもハマりそう。散らかし専門だった人も、急に整頓の楽しさに目覚めることに。
今月の射手座におすすめのラッキー・アルバム:オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)『ラロ:スペイン交響曲』
山羊座(12月22日~1月19日)
山羊座にいる冥王星が、蟹座の火星と真っ向から対立。2018年から続いている山羊座の、さまざまな意味での「戦争」の最終局面に入るときです。敵側にいるのは個人天体であるため、あなたは公の立場にいて、つたない相手から攻撃されたり恩知らずな振る舞いをされたりするのかも知れません。この緊張状態は火星が移動する6月12日まで続きますが、それ以降も尾をひく可能性も。積み上げてきた業績や財産を大切に守りながらも、あなたに対して反抗的な勢力に対しても聴く耳を持ってみて。世の中全体がイージーで、幼いものへと流されがちになる季節なので、成熟したハイセンスなものを愛する山羊座にとっては、苛立つことも多くなります。同じこだわりを持つ仲間と「会員制」のサークルを作るのもよいかも知れません。仕事でも人生でも、あなたが本物の「仲間」と認める人々は、ごくわずかであることがわかる季節です。
今月の山羊座におすすめのラッキー・アルバム:マリア・カラス、セラフィン指揮スカラ座管弦楽団『マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ』
水瓶座(1月20日~2月18日)
不動の構えで2021年の最初の数ヶ月を過ごしてきた水瓶座。ここにきて、ますます周囲のことが気にならなくなってくるかもしれません。支配星・天王星は、水瓶座の土星と継続的に対立し、徐々に火星ともタイトな角度を形成していきます。6月21日の夏至のチャートでは、蠍座の月を含む火星・土星・天王星がグランドクロスという凶配置となり、水瓶座もかなりの影響を受ける可能性が大きいのです。周囲のノイズにこれ以上耳を貸さなくてもよいでしょう。水瓶座の精神的な価値を理解する仲間は、まだ少数派ですが確かに存在しています。今は静観しつつ、自分のペースで活動を。もうしばらくすると、皆があなたの存在を無視出来なくなります。どうしてそんなに魅力的なのか、教えてほしいと門を叩いてくる人も殺到します。今月はただひたすら、自分の道を信じてシンプルに過ごすこと。暮らしのこまごまとした工夫を究めてみるのもおすすめです。
今月の水瓶座におすすめのラッキー・アルバム:パーヴォ・ベルグルンド指揮ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団『シベリウス:クレルヴォ交響曲』
魚座(2月19日~3月20日)
世のため人のために活躍したい、という奉仕精神が湧いてきます。このパッションが本格的に燃え上がるのは2022年に入ってからですが、あなたのサインに入った木星はフライング気味に「活躍せよ!」と魚座を駆り立てています。あなたには大きなパワーがあり、それは量では正確に測ることができないほど巨大なもののようです。対立するものを和解させ、傷口を癒し、深刻ぶった雰囲気にユーモアの風穴を開けるのが魚座の役目です。愛と豊かさの天体・金星はほぼ1ヶ月の間、吉配置を通過するため、魚座自身も幸福感を感じながら、ハッピー大使として皆の心を明るく照らすでしょう。理屈ではなく、感覚と感情で動くことです。6月21日の夏至のチャートでは、魚座の木星が太陽・月と幸運の大三角形を形成し、やはり今の世界にとって、魚座の精神性が求められていることが暗示されています。自己発信には最適の月。あなたが「ただそこにいるだけ」でも、大きな意味があります。
今月の魚座におすすめのラッキー・アルバム:ジェニファー・ラーモア『GREAT OPERATIC ARIAS』
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