2022.09.14
藤岡幸夫、山田和樹、鈴木優人、原田慶太楼の<ニュークラシックプロジェクト>
繰り返し演奏される”クラシック”を! 4人の指揮者が新作オーケストラ曲を募集
ONTOMO編集部
東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...
それぞれ日本を代表するオーケストラにポストを持ち、クラシック音楽の魅力を発信し続ける、藤岡幸夫、山田和樹、鈴木優人、原田慶太楼。
この4人が、指揮活動において現代に生きる作曲家の作品を演奏することを重要と考え、多くの人に愛される作品の誕生と演奏機会の拡大を願い、オーケストラの新作を生み出す場を創る「ニュークラシックプロジェクト」を発足させた。
このプロジェクトでは現在、オーケストラ作品として定期演奏会などで取り上げられ、繰り返し演奏されることを目指す作品を広く募集する。公式サイトには、プロジェクトに向けての4人のメッセージも寄せられている。
カテゴリーAは10分〜20分程度のオーケストラ作品、カテゴリーBはオーケストラの定期演奏会などで、メインプログラムとして演奏できる30分以上の作品。どちらのカテゴリーも編成は自由だが、再演しにくくなる特殊楽器の使用などは、審査上不利になる可能性もあるなど、あくまで「繰り返し演奏される曲」を見据えている。参加には年齢も、学歴も不問。
応募は今年12月31日を締め切りとし、4人の指揮者が作品を審査。選ばれた作品は、2023年に行なわれる予定の、4人全員が出演するコンサートで演奏、日本コロムビアが録音し、CDと配信で発売されるとともに、それぞれの指揮者が積極的に紹介していくという。同コンサートの模様は、BSテレ東「エンターザミュージック」で放映予定だ。
関連する記事
-
東京都交響楽団ヴァイオリン奏者・塩田脩さん「都響と石田組の両方で成長できる」
-
ラヴェル《ボレロ》の「新」名盤3選〜楽譜や楽器のこだわり、ラヴェルの故郷のオーケ...
-
【音楽が「起る」生活】読響とN響の演奏会形式オペラ、シフの親密な室内楽、他
ランキング
- Daily
- Monthly
関連する記事
ランキング
- Daily
- Monthly
新着記事Latest
2025.09.13
【音楽が「起る」生活】スカラ座とバイエルン国立歌劇場のオーケストラ対決、他
2025.09.11
東京交響楽団チェロ奏者・内山剛博さん「東響は居心地がよくて飽きない職場です」
2025.09.10
佐藤俊介にきく ピリオド楽器で発見するベートーヴェン「ヴァイオリン・ソナタ」の世...
2025.09.09
田代万里生の音楽ヒストリー④クラシカル・クロスオーバーの世界へ!「ESCOLTA...
2025.09.08
ソプラノ田中彩子が9月からリサイタル・ツアー『コロラトゥーラ・ファンタジー』開催
2025.09.08
レニー・ワロンカー〜非演奏者としてロックの殿堂入り! そのプロデューサーとしての...
2025.09.07
「第九」で学ぶ!楽典・ソルフェージュ 第7回 音階と調性2. 調号と調性
2025.09.06
三浦宏規(千秋真一役)と竹中直人(シュトレーゼマン役)が指揮について師弟対談!