バレエ×ジャズが楽しめる「堀内元BALLET FUTURE 2021」が始動!
元ニューヨーク・シティ・バレエのプリンシパル、現セントルイス・バレエの芸術監督、ミュージカル『キャッツ』で、ブロードウエイ、ウエストエンド、東京の3都市公演にミストフェリーズ役で出演、米英日3カ国で2000回以上も『キャッツ』の舞台を踊ったという経歴を持つ堀内元が、新シリーズ「バレエ・フューチャー」を始動した。
堀内元はアメリカで活躍しながら、日本でも「堀内元 バレエ USA」「GEN HORIUCHI/JYU HORIUCHI BALLET COLLECTION」そして2015年から18年までは「吉田都 × 堀内元 Ballet for the Future」と公演を重ねてきているが、2021年は装いをあらためて開催される。
出演は、日本が世界に誇るプリマ、米沢唯(新国立劇場バレエ団プリンシパル)、シャネルのビューティ・アンバサダーを務めるなど世界が注目するダンサー、飯島望未(元ヒューストン・バレエ プリンシパル)ら、国内外の第一線で活躍し、次代を担うダンサーたちが集結する。
さらに、ジャズ・ピアニスト桑原あいがトリオで出演し、バレエ×ジャズという、2つの芸術ジャンルが融合した公演になっている。
第1部では、堀内元振付の作品や、堀内の師であり、バレエ・リュスの振付家として活動した後、渡米してニューヨーク・シティ・バレエ団を設立した巨匠ジョージ・バランシンの作品が踊られる。堀内やバランシンの作品は、筋書きのないアブストラクト・バレエが中心で、純粋なクラシック音楽作品を舞踊化したものが多い。今回も「Haydn Cello Concerto」など、クラシック愛好家にとっても興味深い作品が上演される。
第2部では、ジャズ・ピアニスト桑原あいトリオのジャズ演奏コーナーがあり、その上で、バレエ×ジャズのコラボ作品(音楽 クロード・ボリング、振付 堀内元)が上演される予定だ。
生のバレエを初めて見るジャスファン、生のジャズを初めて聴くバレエファンなど、双方のファンが「観る音楽・踊るジャズ」を鑑賞でき、刺激のある公演になりそうだ。
日時:2021年7月17日(土) 開場17:00 開演17:45
場所:メルパルクホール大阪
芸術監督・出演:堀内元(セントルイス・バレエ芸術監督、元ニューヨーク・シティ・バレエ プリンシパル)
出演(予定):
米沢唯(新国立劇場バレエ団プリンシパル) / 飯島望未(元ヒューストン・バレエ プリンシパル) / 寺田亜沙子(新国立劇場バレエ団ファースト・ソリスト) / 木村綾乃(ワシントン・バレエ ソリスト) / 椿井愛実(前カナダ・ロイヤル・ウィニペグ・バレエ) / 本田千晃(スロバキア国立バレエ) / 西村奈恵(ノルウェー国立バレエ) / 岡田あんり(ハンガリー国立バレエ) / 矢野まどか(マリインスキー劇場プリモルスキーステージ/ロシア) / 桑田彩愛(バレエ・ケロウナ/カナダ) / 橋谷美香(バレエスタジオミューズ) / 藤原もえ(Opera Comică pentru Copii/ルーマニア) / 池田紗弥(バレエスタジオミューズ)
速水渉悟(新国立劇場バレエ団ソリスト) / 岡田兼宜(前米国ダズル・ダンスカンパニー) / 末原雅広(元ニューヨーク・シティ・バレエ ゲスト・アーティスト) / 上村崇人(セントルイス・バレエ ゲスト・アーティスト) / 高須佑治(前ロシアン・オリジナル・バレエシアター) / 栗野竜一(バレエスタジオミューズ) / 豊永太優(バレエスタジオミューズ) / 西田卓樹
<桑原あいトリオ>
桑原あい(ピアノ) / 古木佳祐(ベース) / 山田玲(ドラム)
演目(予定):
<第1部>
バレエ:「Haydn Cello Concerto」(振付:堀内元)/「Le Sentiment」(振付:堀内元)/「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ(バランシントラスト上演許諾)」(振付:ジョージ・バランシン)出演:米沢唯/速水渉悟
<第2部>
ジャズ : 「桑原あいトリオ演奏」
バレエ×ジャズ:「Jazz à la française」(振付:堀内元/音楽:クロード・ボリングより/演奏:桑原あいトリオ)出演:飯島望未/堀内元/ ほか
詳しくはこちら
関連する記事
-
ラヴェルの数奇な人生と音楽の魅力を追体験する、舞台『ラヴェル最期の日々』
-
ノエ・スーリエ『The Waves』パーカッションの生演奏と内面的なダンスの世界
-
声・言葉と身体のマッチングの妙で描くパイト流ゴーゴリの世界
ランキング
- Daily
- Monthly
関連する記事
ランキング
- Daily
- Monthly