亀井聖矢と重森光太郎が出演！ロン・ティボー国際音楽コンクールガラ・コンサート開催

ONTOMO編集部

東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

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ロン・ティボー国際音楽コンクールにおける亀井聖矢 ©Corentin Schimel

2022年11月7日〜13日にパリ・シャトレ座にて行われた「ロン・ティボー国際音楽コンクール」ピアノ部門で第1位に輝いた亀井聖矢と第4位入賞の重森光太郎を迎え、2023年3月1日（水）サントリーホール大ホールにて「ロン・ティボー国際音楽コンクールガラ・コンサート」が開催される。

「ロン・ティボー国際音楽コンクール」は、フランスの名演奏家マルグリット・ロン（ピアノ）とジャック・ティボー（ヴァイオリン）によって1943年にフランス・パリで誕生。80年近い歴史の中で、ショパン、チャイコフスキー、エリーザベト王妃国際コンクールとならぶ若き音楽家の登竜門として数々の国際的名演奏家を輩出してきた。

これまでに日本人では、清水和音、小林美恵、野原みどり、樫本大進、山田晃子、田村響、三浦謙司といった優勝者たちや、横山幸雄、梯剛之、南紫音、成田達輝、實川風、務川慧悟など多くの入賞者たちが本コンクールを機に世界へと飛躍している。

2022年は＜ピアノ部門＞が開催。最終選考結果が先日11月13日（日）にパリ・シャトレ座で発表され、日本人の亀井聖矢が第1位、重森光太郎が４位に入賞。前回（2019年）第1位に輝いた三浦謙司に続き、日本人ピアニストが2大会連続で第1位となるのはコンクール史上初の快挙となる。彼らの栄誉を讃えて日本でのガラ・コンサートを開催し、パリでの本選で魅せた熱演を、再び東京で披露する。

チケットは、2023年1月14日（土）より、フジテレビダイレクトにて最速先行。2023年2月4日（土）より一般発売開始。

亀井聖矢　Masaya Kamei ：2022年、ロン・ティボー国際コンクールにて第1位を受賞。併せて「聴衆賞」「評論家賞」の2つの特別賞を受賞。 2001年生まれ。4歳よりピアノを始める。2019年、第88回日本音楽コンクールピアノ部門第1位、及び聴衆賞受賞。同年、第43回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、及び聴衆賞受賞。2022年、マリア・カナルス国際ピアノコンクール第3位受賞。ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールセミファイナリスト。これまでに、青木真由子、杉浦日出夫、上野久子、岡本美智子、長谷正一の各氏に師事。作曲を鈴木輝昭氏に師事。愛知県立明和高等学校音楽科を経て、飛び入学特待生として桐朋学園大学に入学。現在、桐朋学園大学4年在学中。公式サイト https://www.masaya-kamei.com/ ©Corentin Schimel

重森光太郎　Kotaro Shigemori ：2000年生まれ。6歳よりピアノを始める。2022年11月、パリで開催されたロン・ティボー国際コンクールピアノ部門において第4位受賞。桐朋女子高等学校（男女共学）音楽科、桐朋学園大学音楽学部を卒業。現在、同大学ソリストディプロマコースに在学中。また、2019年第9回安川加嘉子記念コンクール第1位。及び安川加嘉子音楽賞、山中賞。2018年第19回ショパン国際ピアノコンクールin Asia プロフェッショナル部門銀賞。第11回ミュージックアカデミーin みやざき優秀賞。2017年第1回Shigeru Kawai国際ピアノコンクール最年少ファイナリスト、奨励賞など様々なコンクールにおいて受賞を重ねている。これまでに、ピアノを辻井雅子、三上桂子、岡本美智子の各氏に師事。 ©Corentin Schimel

公演情報

ロン・ティボー国際音楽コンクールガラ・コンサート

日時： 2023年３月１日（水）19:00開演

会場： サントリーホール大ホール

出演： 亀井聖矢（2022年度コンクールピアノ部門第1位）

重森光太郎（2022年度コンクールピアノ部門第4位）

指揮：佐藤俊太郎

管弦楽：東京フィルハーモニー交響楽団

曲目： チャイコフスキー：ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23（ピアノ：重森光太郎）

サン＝サーンス：ピアノ協奏曲第5番ヘ長調作品103「エジプト風」（ピアノ：亀井聖矢）

ほか

入場料（全席指定・税込）： S席7,000円／A席6,000円／B席5,000円／U-25席3,000円