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2021.03.19

「東京・春・音楽祭2021」が3月20日に開幕! 約65公演のライブ配信も

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上野の春の風物詩となっている国内最大級のクラシック音楽の祭典「東京・春・音楽祭2021」が3月20日(土)から開幕し、4月23日(金)までの約1ヵ月の間、東京文化会館や東京藝術大学奏楽堂、東京国立博物館、東京都美術館といった上野の文化施設を中心にコンサートやアカデミーを行なう。

ラインナップは、第一線で活躍するアーティストが多く出演する室内楽やオーケストラの公演をはじめ、美術館や博物館とのコラボレーション企画「ミュージアム・コンサート」や、春休みの子どもたちと楽しめる「東京春祭 for Kids」など、多彩な企画を揃えている。

また、今回は全プログラム約65公演(アカデミー講義を除く/有料)をライブ・ストリーミング配信で観ることができる。

このコンサート配信システムは、(株)インターネットイニシアティブ(IIJ)が最新の動画視聴技術を取り入れて、新たに開発したもの。

一部の配信では、視聴者がさまざまな視点を選んで視聴できるマルチアングル機能や、4Kの高精細映像と高音質(48kHz/24bit ロスレス音声)での配信、字幕機能が提供され、より充実した、能動的な音楽体験ができそうだ。

視聴方法は、PCやスマートフォン、タブレットなどの最新バージョンのブラウザ(Google Chrome、Mozilla Firefox、Safariなど)にて。

なお、東京・春・音楽祭実行委員会の実行委員長である、(株)インターネットイニシアティブ(IIJ)代表取締役会長 兼 CEOの鈴木幸一氏は、昨年秋に令和2年度の文化功労者に選出されている。前身の「東京のオペラの森」(現 東京・春・音楽祭)を指揮者の小澤征爾氏とともに2005年にはじめ、現在に至るまで音楽祭の運営に携わっており、そうした文化芸術への貢献が認められた形だ。

コロナ禍で海外アーティストの公演中止が相次いだが、今年は東京に出かけられなくても、IIJの技術によるライブ配信が新たに用意されている。さまざまな会場ならではの雰囲気を味わってみては。

「東京・春・音楽祭」紹介動画

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