インタビュー
2020.05.27
アーティストの頭の中♡第1回

ヴァイオリニスト、成田達輝さん——読書や料理にレトロゲームで充実した在宅生活

気になるアーティストさんの素顔をのぞき見しちゃう、一問一答メールインタビュー連載。記念すべき初回に登場するのは、ヴァイオリニストの成田達輝さん。コロナショックを受けての近況から、最近のマイブームや好きな食べ物まで、たっぷりと教えてもらいました!

ONTOMO編集部
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神楽坂を拠点に、取材・編集作業をしています。

©Marco Borggreve

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ソリストとしての演奏活動に加え、子ども向けのイベントなど、さまざまな演奏会で活躍されてきた若手ヴァイオリニストの成田達輝さん。SNSでは親しみやすいお茶目な姿も見せてくれる成田さんですが、最近は毎日、どのように過ごしているのでしょうか。

Q2からQ6は、質問リストの中からご自身に選んでいただき、成田さんのアレコレがわかる質問に答えていただきました!

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成田達輝さんプロフィール

©Marco Borggreve
1992年生まれ。札幌で3歳よりヴァイオリンを始める。ロン=ティボー国際コンクール(2010)、エリザベート王妃国際音楽コンクール(2012)、仙台国際音楽コンクール(2013)でそれぞれ第2位受賞。
これまでに、ペトル・アルトリヒテル、オーギュスタン・デュメイ、ピエタリ・インキネンなど著名指揮者や国内外のオーケストラと多数共演している。
2018年8月と翌2月に韓国で行われた平昌音楽祭に参加し、ソン・ヨルム、スヴェトリン・ルセヴらと共演。2018年にはミンスクで行われたユーリ・バシュメット音楽祭にも参加している。
使用楽器は、アントニオ・ストラディヴァリ“Tartini”1711年製。(宗次コレクションより貸与)。

Q1. コロナショックをうけて、ご自宅でどのような活動をされていますか? 今後の展望も含めて、教えてください。

自宅で読書の毎日でとても楽しいです。ご飯もクックパッドを参考にしてよく作ります。普段時間に追われてできないことをすべてやっていて、心も充足しています。

絵も描いてみたいですが、まだその時期ではないようです。オンラインレッスンも始めました。

あらゆる時代の作品を、説得力をもって演奏できるように究めていきたいです。

Q2. 最近ハマっているものは?

レトロゲームをやることです。2年前ブックオフでスーパーファミコンを購入して超魔界村(1991年)というゲームにのめり込みました。敵キャラのグロテスクな表現はさておき、とても手の込んだ、完成されたシューティングゲームです。

自分が生まれた頃のゲーム、というのも印象的です。

Q3. 最近読んだおすすめの本を教えてください。

最近は構造主義を研究して解釈に取り入れたいと思っているので、レヴィ=ストロースの『仮面の道』です。紀行文学のような始まり方でとてもワクワクさせられますよ。

クロード・レヴィ=ストロース『仮面の道』
山口昌男、渡辺守章、渡辺公三訳
筑摩書房

Q4. 犬派ですか? 猫派ですか?

昔は犬を飼っていたので犬派でしたが、最近は猫派です、飼っていませんが。留守でもひとりで遊んでいてくれるからです。

また、岩合光昭さんのネコ歩きも大好きでよく観ています。

Q5. 好きな食べ物は?

豚肉とウドの味噌炒め、そら豆のごはん、牛ステーキ、ラーメン、妻の作るごはんすべてetc……

2015年ごろ、パリの公園でピクニックをしていたときの写真です。

Q6. 親や先生に言われて心に残っている言葉を教えてください。

母親から小学生の時に「とてもポジティブなこともとてもネガティブなことも同様に真に受けてしまうから、ポジティブなほうだけ受け取りなさい」と言われたのが心に残っています。

Q7. 最後に、自分の演奏を1曲しか世の中の人に聴いてもらえないとしたら、どの音源を選びますか?

ファーニホウ《見えない色彩》
2019年10月8日に東京オペラシティで行なわれたリサイタル「B→C バッハからコンテンポラリーへ215」より

この曲の演奏のために半年以上時間をかけて勉強したので、純粋に聴いてもらいたいと思いました。存在する音すべてが、その空間に還ってゆくような、不思議な気持ちにさせられる曲です。すべての音を聴こうとせず、ゆったりと構えて聴いてみてください。

ONTOMO編集部
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神楽坂を拠点に、取材・編集作業をしています。

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