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30秒でわかるグリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調

タレガ:アルハンブラの思い出について30秒で丸わかり♪
フランシスコ・タレガ(1852~1909)はスペインが生んだギターの巨匠です。マドリード音楽院に学び、ピアノと作曲を専攻しましたが、それ以前から愛着を持っていたギターの道を選んで、ギター奏者として名を成しました。近代的なギター奏法を開拓するとともに、ギターのための作品を多数作曲して、当時まだ軽いものに見られがちであったギター音楽の地位を、高い芸術的価値を持つジャンルに引き上げたその功績は多大なものがあります。
タレガの多数のギター曲の中でもとりわけポピュラーな名曲に挙げられるのが、この《アルハンブラの思い出》です。アルハンブラ(アランブラ)はスペインのアンダルシア地方のグラナダにある宮殿かつ城塞で、かつてこの地を支配していたイスラム王朝によって建設されました。
曲はこの名所から受けた印象に基づいて書かれたもので、哀愁と郷愁の入り混じる旋律が一貫してトレモロ奏法によって奏でられます。デリケートな響きによって異国的な夢幻の世界を浮かび上がらせた珠玉の名品です。
作曲年:1896年
演奏時間:約4分
編成:ギター







