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2026.01.19
名曲解説100
30秒でわかるメンデルスゾーン:交響曲第4番《イタリア》

メンデルスゾーン:交響曲第4番《イタリア》について30秒で丸わかり♪
ドイツの作曲家フェリックス・メンデルスゾーン(1809~47)は、21歳のときにヨーロッパ各地への大旅行に出発、その途中、約半年間にわたってイタリアに滞在します。そしてこの地の風土や生活から霊感を得て生み出されたのが、この交響曲でした。豊かなカンタービレ、リズミカルな躍動感、透明な音調を通してイタリアの印象を描き出した作品で、ロマン的な絵画性と古典的な均衡感のある構成法を併せもつメンデルスゾーン本来の音楽性が、いかんなく発揮された名作です。
第1楽章冒頭の第1主題の明朗な響きからしてイタリアの陽光を思わせ、生き生きとした音楽が展開します。一転して第2楽章は、バロック風の主題をもとにした歩みが、どこかローマの巡礼の行進を彷彿とさせます。
優美な第3楽章では、中間のトリオの部分で、ホルンがロマン的な憧憬の気分を生み出すのが印象的。第4楽章は、イタリアの民俗舞曲サルタレッロによる躍動的なフィナーレで、途中からタランテッラ(ナポリの舞曲)の主題も織り込んで、情熱的な興奮を盛り上げていきます。
メンデルスゾーン:交響曲第4番《イタリア》
作曲年:1831~33年
演奏時間:約27分
編成:フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、ティンパニ、弦5部
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