プレイリスト
2023.02.10
ただいまショパン第60回

舟歌 嬰ヘ長調Op.60――小康状態でレッスンや作曲に励むショパン

ショパンの作品を全曲聴いてみよう! ショパン自身がつけた作品番号順に聴くことで、ショパンの“設計図”が見えてきます。

ONTOMO編集部
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東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

イラスト:本間ちひろ

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舟歌 嬰ヘ長調Op.60

《舟歌》嬰ヘ長調・作品60は、サンドとの別れが近づいた1846年に完成され出版された。ヴェネチアのゴンドラ乗りの歌を連想させる題名のとおり、序奏のあとの第一主題はまさにゴンドラの歌だ。

——小坂裕子著 作曲家◎人と作品シリーズ『ショパン』(音楽之友社)214ページより

《舟歌》を作曲していた頃、ショパンの体調は小康状態で、パリでレッスンに励んだり、ノアンでのんびりと過ごしたりしていました。サンドとの別れの気配も近づいていたこの頃、ショパンは何を想いながら作曲していたのでしょうか。

作品紹介

舟歌 嬰ヘ長調Op.60

作曲年代:1845~46(ショパン35~36歳)

出版:1846年

献呈: la Baronne de Stockhausen

ONTOMO編集部
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