プレイリスト
2023.02.22
ただいまショパン第63回

3つのマズルカOp.63――生前に出版された最後のマズルカ

ショパンの作品を全曲聴いてみよう! ショパン自身がつけた作品番号順に聴くことで、ショパンの“設計図”が見えてきます。

ONTOMO編集部
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東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

イラスト:本間ちひろ

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3つのマズルカOp.63

《マズルカ》作品63の3曲は1846年のノアンの夏に作られた。サンドとの別れが翌年にせまり、生前出版された最後のマズルカとなった。すべてが最後に向かっているというのに、《マズルカ》ロ長調・作品63の1は溌剌とした命の躍動を感じさせる。

——小坂裕子著 作曲家◎人と作品シリーズ『ショパン』(音楽之友社)141ページより

前回紹介した2つの夜想曲Op.62に続き、今回紹介するマズルカも、1846年夏、最後のノアン滞在時に作曲され、生前出版された最後のマズルカとなりました。それぞれ異なる雰囲気の3つのマズルカ。ショパンはどのような心境で作曲していたのでしょうか。

作品紹介

3つのマズルカOp.63

作曲年代:1846(ショパン36歳)

出版:1847年

献呈:Laura de Czosnowska

ONTOMO編集部
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