インタビュー
次代を担うミュージカル俳優・竹内將人~「熱中」「没頭」が僕をここまで育ててくれた

東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業後、2011年公演の『レ・ミゼラブル』アンジョルラス役でデビューを飾ってから、常にミュージカルの第一線で活躍し続ける上原理生。デビュー時からその歌唱力は多くの人々に衝撃を与えた。近年はミュージカル俳優としてはもちろん、さらに活動の幅を広げている上原だが、声楽家としてジャンルレスな活動が目覚ましい。そんな彼の現在(いま)を存分に味わうことのできたコンサートが、2月26日(日)、埼玉県三芳町の「コピスみよし」で開催された。

国立音楽大学演奏学科鍵盤楽器専修(ピアノ)卒業、同大学大学院修士課程器楽専攻(伴奏)修了を経て、同大学院博士後期課程音楽学領域単位取得。在学中、カールスルーエ音楽大学...
埼玉県三芳町は上原理生が育った街であり、「コピスみよし」は彼が成人式に参加した場所でもあるという。共演は東京藝術大学時代の同窓生である辻 博之(指揮/ピアノ)と山本清香(アレンジ/ピアノ)、Dramatic Orchestra Coppice(特別編成オーケストラ)。上原が信頼するアーティストたちが集い、思い入れの詰まった場所で行われたコンサートは3部構成であった。後述する通り、非常に幅広いジャンルを横断するプログラムだが、上原はまったく自然にそれを歌いこなし、圧倒的なステージを見せつけた。2月26日(日)に開催された、その「開館20周年コピスみよし音楽祭 上原理生 特別コンサート アーティスト 上原理生の現在(いま)を聴く」の模様をレポートする。








