2022.09.16
「第5回たかまつ国際古楽祭」2022年9...
柴田俊幸が仕掛けるクラシック音楽と観客の橋渡し〜2022のテーマは“チルい古楽!...
ベルギー在住のフルート奏者。ブリュッセル・フィルハーモニック、ベルギー室内管弦楽団などで研鑽を積んだ後、古楽の世界に転身。ラ・プティット・バンド、イル・フォンダメント、ヴォクス・ルミニスなど一流の古楽器アンサンブルに参加し欧州各地で演奏。また室内楽では、バルト・ナーセンス、ギィ・パンソン、エリザベート・ジョワイエ、小倉貴久子、中野振一郎、川口成彦などと共演を重ねる。
2019年にはB’Rockオーケストラの日本ツアーのソリストにルーシー・ホルシュと一緒に抜擢され好評を博した。
2020年のコロナ禍では、芸術の灯火を消さないために「デリバリー古楽」をプロデュース。密を避けた環境での演奏会の先駆けとして多くの注目を集め、一橋大学大学院言語社会研究科 小岩信治研究室より「四十雀賞」を授与された。
2022年1月に鬼才アンソニー・ロマニウクとの『J.S.バッハ:フルート・ソナタ集/バッハによるファンタジアとインプロヴィゼーション』をリリース、『レコード芸術』にて特選盤に選出された。
全米フルート協会国際連絡委員を2014~17年に務めた。2016~2018年にはアントワープの王立音楽院図書館・フランダース音楽研究所の研究員として時代考証演奏法の研究、18~19世紀のフランダースの作品の発掘、楽譜の校正と出版に携わった。2017年に始まった「たかまつ国際古楽音楽祭」の総合プロデューサーの職を4年間務め、現在は芸術監督として同音楽祭を支える。