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2019.12.02
青石ひかりの12星座☆音楽占い

2019年12月の運勢 青石ひかりの12星座☆音楽占い

青石ひかりが占う12星座占い。12月の運勢は? ラッキーミュージックを聴いて運勢アップ♪

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

イラスト:小池祐子

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2019年12月1日~12月31日の運勢

牡羊座(3月21日~4月20日)

12月3日に約1年ぶりに幸運の惑星・木星が移動。牡羊座にとってキャリアと重責のハウスに入り、今後1年にわたって仕事面で「自分が本当に望むもの」を手に入れる努力をしていく流れになります。なんとなく今の仕事に就き、流されてやってきた人はどんどん居心地が悪くなっていきそう。「他人よりもラクにこの仕事ができるから」と才能に胡坐をかいてきた人は、この先にもっと本質的でハイレベルな成果を求められます。親しい人が褒めてくれるから、という理由で満足感を感じていては危険。自分の中に神のような視点をもつことです。そのたとえを大袈裟だと思わず、自分が今できることに全身全霊を捧げて。支配星・火星は12月中ずっと遺産と秘密のハウスにいて、「自分の心のダークサイドを見ることを恐れるな」と伝えてきます。あなた自身が正確で厳密な「自分という人間の定義づけ」を行なっていく重要な季節です。

ラッキークラシックはバッハ『ブランデンブルク協奏曲』。

牡牛座(4月21日~5月21日)

背中を強く後押しされて、動かざるを得ないような状況がやってきます。幸運の星・木星は12月3日に理想と旅のハウスに入宮。日常や今の仕事に不完全燃焼している牡牛座は、「大胆な冒険をすること」で現状を打破していく段階に。理想のハウスには土星と冥王星、そして12月20日まで金星もいて、「憧れ」や「夢」を軽んじて生きてきた牡牛座に「情熱を思い出せ」と刺激を与えてきます。長い年月をかけて、自分を「動けない」状況に追い込んできた牡牛座は、多少のケガを承知の上で決断をしてみてもいいかも。本格的に動き出すのは2020年に入ってからでもOKですが、無駄なことをやめたり、犠牲の多い人間関係を終了させるのは今年中にやっておくのがおすすめ。また、自分の使命だと思ってやってきたことも、あまりに摩擦が多いのなら再度吟味してみる必要がありそう。「ネガティブなキーパーソン」と思い切って切れることで、急に運が向いてくるケースも、この時期にはあります。

ラッキー・クラシックはプロコフィエフ『ピアノ協奏曲第3番』。

双子座(5月22日~6月21日)

対人関係のハウスに滞在していた幸運星・木星が12月3日に移動。双子座にとって遺産と秘密のハウスに入り、答えの出づらい問題にさらに深く踏み込んでいかなければならない季節に突入します。ここしばらく「自分の居場所を見つけるのが難しい」と考えてきた人は、外から見られる自分にこだわるのをいったんやめて「内側で感じる自分」と静かに向き合ってみて。深刻なことを笑い話にせず、自分の感じる痛みや孤独も「一般的な話」で済ませないことです。金星が遊びと自己表現のハウスに入る12月20日から楽しいムードも復活しますが、親しい友達と一緒にいる時間に「人生とどう向き合うか」といった深い話をしてみるのもいいでしょう。本能や身体が感じる「快」についても、自分で深く切り込んでいく必要がありそうです。砂漠には水が必要。不毛な契約関係や、腐れ縁などは年の境目を契機に切っていくことができそう。

ラッキー・クラシックはストラヴィンスキー《ペトルーシュカ》。

蟹座(6月22日~7月23日)

12月3日に移動する幸運の大惑星・木星は蟹座にとって対人関係とパートナーシップのハウスに入宮。ここから約1年にわたって、あなたは「異人種」「違うルーツのグループ」と大胆なコミュニケーションをはかって、安全なシェルターから飛び出していくことになりそう。自分とは異質のものを取り入れるのがあまり得意ではないあなたですが、少なくとも異なる価値を否定せず、自分の陣営に属さないという理由で排除したりしないこと。むしろ積極的に「ビジネス成立ポイント」を見つけて、相手から利益を引き出す戦略に出ることです。知恵を使えば、「貨幣」のようなユニバーサルな価値を、両者の間で交換できるかもしれません。火星はクリエイティヴのハウスにいて、蟹座にコミュニケーション面での土壇場をうまく切り抜けるユーモアセンスを与えてくれます。自己アピールや愛情表現は、同情を誘うような形ではなくスタイリッシュに。

ラッキー・クラシックはマーラー『交響曲第6番《悲劇的》』。

獅子座(7月24日~8月23日)

過去約1年間、獅子座のクリエイティヴ面での活動を大々的にサポートしていた幸運星・木星が12月3日に移動。義務とルーティンのハウスに入り、あなたの現実感覚や「理想を形にしていく」意志が強くなっていきます。この1年で、いくつものチャレンジをこなし、ある程度の結果を出してきた獅子座。関わっている世界の問題点を把握している今だからこそ、リアルな視点から「確実に成就する」アプローチをとっていくことが可能になります。基本的に子どものように無邪気な獅子座ですが、この先は大人のドライな手段やポーカーフェイスを使うことも必要。あなたの「正義」を最終的な勝利に導くためにも、確実性の高いスタイルで進めていくべき。身内に「頼りになる強い味方」をそろえておくことも重要です。基本的に「子分はいくらいてもいい」という方針で、傘下を増やしていくのがおすすめ。

ラッキー・クラシックはドビュッシー『弦楽四重奏曲』。

乙女座(8月24日~9月22日)

幸運星・木星は12月3日に約1年ぶりに移動し、乙女座にとっての創造と遊びのハウスに入宮。仕事やライフスタイルで「夢をかなえたい」という意欲がますます強まり、想いを現実にシフトさせていく段階に入っていきます。交渉面ではさまざまなプロセスを経ていくことになりそうですが、祈りと信念をもって行動すれば道は拓けます。自分を叱ってくれる人に感謝し、シニカルにならずに前を見続けて。「ものを作って、大勢に伝える」ということが大テーマとして浮上してくるので、アートの創作やオリジナルなアイデアの創出に携わっている人にとっては踏ん張りどき。チャンスは、つねに人からもたらされます。「寄らば大樹の陰」などと皮肉を言わずに、パワーをもつ組織やキーパーソンに日ごろから献身的に振舞っておくこと。火星は今年中はコミュニケーションのハウスにいて、乙女座に「戦略的な絆をもつコツ」を授けてくれます。

ラッキー・クラシックはブルックナー『交響曲第8番』。

天秤座(9月23日~10月23日)

2019年後半はビジネスのカンや人間関係のバランスが崩れやすく、自分でも認めたくない闘い方をしてしまった天秤座は多かったかもしれません。12月3日に約1年ぶりに移動する幸運星・木星はあなたにとって安息とプライベートのハウスに入り、深い内省と自己への配慮を促します。多忙なスケジュールからストレスがたまりがちだった人は、少し「表に出る時間」を減らして、日常を楽しむ余裕を持つようにして。逆行中の天王星はあなたの「秘密と本能のハウス」にいて、表に出したくなかった部分も、うっかりすると表面化しやすいギリギリのラインにあります。ストレスのせいで悪習慣やネガティヴな人間関係にはまっている人は、2020年にかけて「どのアングルから見られてもいい自分」を取り戻していって。支配星・金星は12月20日から久々に吉配置に入り、年末ムードも加わってとても楽しい雰囲気に。パーティ好きの天秤座ですが、酔いすぎて「打ち明けてはいけない秘密」をばらまいてしまわないように。

ラッキー・クラシックはサン=サーンス『ピアノ協奏曲第5番 エジプト風』。

蠍座(10月24日~11月22日)

12月3日に幸運星・木星が移動。蠍座にとってのコミュニケーションと友情のハウスに入り、蠍座の情熱がポップな形で世の中に認められる1年がスタート。あなたの粘り強さと信念は「重い」などと言われることもあるけれど、皆がクリアできない難問を神業的な集中力でもって解いていく今のあなたは、とてもクールでスタイリッシュな存在です。コンビを組むことでお互いの良さが最大限に出るような「相棒」にも恵まれるとき。それは「夫婦」のような絆かも。「夫婦漫才」のような芸は、恋人同士がひそひそと語り合うのと違って、もっと玄人っぽいものです。ユニットを組むために、プライベートでも契約を結ぶのは蠍座にぴったりの方法。火星は今年いっぱい蠍座にいて、現状を打破していく強いパワーをあなたに与えてくれます。2019年はマイナーからメジャーに復活する回復期でしたが、2020年は最初からメインストリームを歩いていくことになりそう。自然体の表情で大舞台を踏んでいって。

ラッキー・クラシックはビゼーの《真珠とり》。

射手座(11月23日~12月21日)

2018年1月からあなたの星座にいた支配星にして幸運の大惑星・木星は12月3日に移動し、射手座から見て所有と基盤のハウスに入宮。仕事では12年に1度の大冒険をして、ビッグなプロジェクトの中心人物になった射手座もいたでしょう。結果は大成功であれ大失敗であれ、あなたは「多くの人が無理だということを精神の力でやってみせる特別な人」として認識されています。2019年12月3日からは、どんなやり方を選んだにしても「必ず大成功させる」必殺仕事人になっていくでしょう。もちろん、そのための努力もぬかりなく行なってしまうあなたです。それと同時に、教育者や指導者としてのキャリアがスタートする射手座も。年下の人間に「コツ」を教えることが得意なあなた。あなた自身も現役のステージにいながら、一流教師としての顔をもつのかもしれません。実は引き出しの多い射手座、複数のテーマでコーチ役を引き受けることがあるかもしれません。

ラッキー・クラシックはヤナーチェク《シンフォニエッタ》。

山羊座(12月22日~1月19日)

気づかないうちに神輿に担がれて主役の座に座っていた……といったことが起こりやすい月。12月3日には約12年ぶりに幸運星・木星が山羊座入りし、山羊座に木星・土星・冥王星が並ぶ「トリプル・グレート・コンジャンクション」という相が形成されます。長期的な努力と献身、真面目な勤務態度が買われてトップの座に座らせられたり、極端な場合は集団の中で「カリスマリーダー」として決定権をもつこともありそうです。実際、それだけのことをあなたはやってきました。偉大な人、と呼ばれることは、結構悪くない気分のはず。

今後しばらくはさまざまな人々から、お金やお金では買えないすごいものをプレゼントされるかもしれません。ありがたく受け取って。天王星はクリエイティヴのハウスで逆行中ですが、2020年1月20日には順行に戻り、山羊座の「才能で勝負する仕事」も順調に。つねに落ち着いているあなたなので、「ここぞ」というときには驚くような技を使って、皆を楽しませるでしょう。大抵のことはうまくいく月です。

ラッキー・クラシックはプーランク『カルメル会修道女の対話』。

水瓶座(1月20日~2月18日)

12月3日にあなたの隣の山羊座にやってくる幸運星・木星は、水瓶座に不思議なインスピレーションと予知能力を継続的に与えてきます。2020年は、プレッシャー星・木星が一時的にあなたのもとに入るなど波乱万丈が予想される年ですが、12月には翌年の前触れのような出来事が起こりやすいのです。「まさか自分にはこんなことは一生起こらないだろう」と思っていたことが、案外簡単に起こるのだ……ということを自覚するシーンがあるかも。それを啓示や教訓にして、できる限りダメージの少ないライフスタイルを送ることです。子どもっぽい価値観や依存関係、ルーズさからはキッパリ卒業のタイミング。ビジネスでは、人の心を先読みする繊細さが勝負のキー。人の心を読まないで話を進めると、頓挫します。鈍感な相手はあなたを苛立たせますが、思いのままに動かせるかもしれません。普段使わない色々な才能を「試運転」するのにいい月です。

ラッキー・クラシックはモーツァルト『ピアノ協奏曲21番 ハ長調』。

魚座(2月19日~3月20日)

2019年を通してキャリアと重責のハウスにいた幸運星・木星は12月3日に魚座にとってのコミュニティのハウスに移動。とにかく仕事面での活躍がめざましかった魚座ですが、リーダーシップをとって全責任を負うパターンからは解放されるときです。対等な仲間関係によって構成されるグループ、プロダクションに自然なシフトが行なわれ、あなたは精神面での重圧から逃れることが可能に。「任期終了」までまだ時間があるとしても、少し負担の少ない仕事スタイルにしていかないと、あなた自身の精神が「疲労骨折」してしまうかも知れません。火星は旅と理想のハウスにあり、早めの冬のホリデーを海外で過ごすのもあり。12月20日には金星が無意識のハウスに入り、瞑想や精神の深い部分でのヒーリングを求めたくなるときです。心が浄化されるような音楽体験、演劇体験もあなたを元気にしてくれるでしょう。あなた自身が演奏したり演じたり、ダンスを踊ったりするのもおすすめ。

ラッキー・クラシックはショパン『ソナタ第3番』。

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

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