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2024.11.01
青石ひかりの12星座☆音楽占い2024

11月の運勢&ラッキーミュージック☆青石ひかりのマンスリー星座占い

青石ひかりが占う12星座占い。2024年11月の運勢は? 今月、じっくり聴きたい「おすすめのラッキー・アルバム」もご紹介!

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

イラスト:酒井恵理

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2024年11月1日~11月30日の運勢

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牡羊座(3月21日~4月20日)

「世界激変」の11月、これまでの仕事やプライベートのあり方をまとめて「考え直す」タイミングにある牡羊座。ここ10年、長い人だと20年くらい「自分の居場所が見つけづらい」という違和感を抱き続けてきた人は、長いあいだ「世の中」というものにたいして妥協しながら折り合いをつけてきたかもしれません。複雑化した世の中に対して「仮初めの顔」を見せてきた牡羊座も、ここからはもっとワイルドに屈託なくやっていってOK。冥王星が16年ぶりに移動する11月20日がターニングポイントとなるかもしれません。

11月23日からは太陽も吉配置に入り、ここからはあなたの「没頭体質」「燃焼体質」が生きていく時代に。どうしても相容れない相手とは、あえてあなたから接点をキープしようとしなくてもよいでしょう。来年は前半の6か月を通じてあなたにさらなる変化の大波がやってきます。11月のチャンスや出会いは、来年をサバイヴするための貴重なきっかけだと思って。

今月の牡羊座におすすめのラッキー・アルバム:『ブルーノ・ワルター・コンダクツ・ブラームス』

牡牛座(4月21日~5月21日)

2018年から続いてきたハードな戦いも、2025年の3月30日まで。あなた自身の生きかたや働きかたに変化を求め続けられてきたこれまでの流れがそこでいったん終了しますが、この11月はいろいろな意味での「総決算」「お片付け」のタイミングになるでしょう。いろいろなことに手を広げすぎてきた人は、取捨選択の段階に。あなたが本質的に関わっていける仕事だけが、来年も続いていく仕事です。目先の利益だけを追究しても、ますますストレスが増えていくでしょう。11月16日はあなたの星座で満月。所有や「満たされること」について、ひとつ納得のいく結果が出されるでしょう。さまざまな快楽に関する中毒症状も、ここできっぱりと治療して、デトックスしておくこと。軽い症状であっても、経済面にダメージが及ぶような嗜好は少しでも減らして正解です。

11月20日は、キャリアと重責のハウスの冥王星が移動し、ここから長期的に仕事運がハードに。誰かの気に入られるような「いい子」のアプローチは通用せず、オリジナリティや際立った魅力が求められる時代に。11月はコミュニティ同士の小競り合いや対人関係のトラブルにも巻き込まれやすいので、感情的にならないようコントロールを。相手より大きな視点に立つことです。

今月の牡牛座におすすめのラッキー・アルバム: ホロヴィッツ「1966年カーネギー・ホール・コンサート」

双子座(5月22日~6月21日)

この半年、物事が進んだと思えば後退したり、あなた一人が多忙な業務をこなさなければならなかったり、心身ともにかなりヘヴィな状況だったかもしれません。ここから周囲に次々と変化が起こり、双子座にとって追い風となる環境が整えられていくでしょう。11月前半はいろいろな意味で「過渡期の混沌」を経験することになりそうですが、冥王星が仲間の風の星座である水瓶座にシフトすると、格段にスムーズな流れに。ペンディングになっていた案件にもGO サインが出て、あなたのやる気にも一気に火がつきます。

エネルギーの天体・火星は友情と初等教育のハウスにいて、双子座の生来の向学心と好奇心を刺激するため、さっと学んで身に着けたことが「本業」で大いに役立つことがあるでしょう。引き続き重要なのが、人とのネットワーク。陽気で積極的なキャラクターに大きなチャンスが舞い込みます。部屋に趣味のコレクションを飾るのも◎。

今月の双子座におすすめのラッキー・アルバム:オルフェウス室内楽団による『バルトーク:ルーマニア民族舞曲』

蟹座(6月22日~7月23日)

長期的に「怪物キャラ」を演じなければならなかった蟹座。本来、ノーマルで平穏な生活を送っていたい蟹座は、この15年ほどのあいだに、ほぼ強制的にサバイバル能力を身に着けて、自分でも信じられないほど「モンスター化」してきたかもしれません。自分でも正体を測りかねるほどの野心や出世欲は、11月をもって潮が引くように収まっていくでしょう。仕事で「成功したい!」という欲求も、以前よりはだいぶおとなしくなって、それよりもプライベートの時間のクオリティを上げたい、と矛先が変わってきそうです。ここで、「古くなった野望」のようなものを捨てられたらラッキー。

2025年までには、自分にとってのベストな自然体にチューニングしていかないと、体調面や精神面にネガティヴな影響が出るかもしれません。火星が蟹座から抜ける11月5日以降、住まいに関して改良を行なったり、断捨離をしたりする余裕が出てきそう。

今月の蟹座におすすめのラッキー・アルバム:パリ・オリンピック開会式にも登場したカウンターテナー、ヤクブ・オルリンスキが歌う『フェアウェル~ポーランド歌曲集』

獅子座(7月24日~8月23日)

全星座が大きな「地殻変動」を経験する11月。獅子座にとってはライフスタイルや住居、働きかたからパートナーシップまですべてにおいて「変化」が起こってもおかしくないときです。決め手となるのは、あなたの頭上に落ちてくるインスピレーション。静か動か、で言ったら、ここからの獅子座は「動的であるために、静かな生活をベースに置く」ことになりそう。理想のライフスタイルをしっかり心の中に描き、今の暮らしから方向転換させたいなら、いろいろなことを思い切ること。

ここからあなたは、今までの頭でっかちな考えを捨てて、より自由でワイルドな「自分」に戻っていきます。現実の辻褄を合わせようと必死になるより、「そんなものは知らない! 自分は満足できる人生を生きる。それだけ」と、よい意味でのエゴを貫いて。頭で考えすぎると、かえって後悔するような選択をしてしまいそう。直観を信じて。11月20日以降のテーマは「命を捧げられるような愛」。これを手に入れるために、あなたの頭の中はますますシンプルで、ノイズがなくなっていきます。

今月の獅子座におすすめのラッキー・アルバム:セミヨン・ビシュコフとチェコ・フィルによる『ドヴォルジャーク:交響曲第7番~第9番』

乙女座(8月24日~9月22日)

「恐れていた。けれどずっとこのときを待っていた」と言うような1か月に。現状、もう古い流れに乗って生きるのが「ギリギリで辛い」という乙女座は少なくないかも。あなたを縛る人間関係や気乗りしないルーティンワーク、あなた自身が諦めてしまったために進展がない人間関係など、複数の重い棒が乙女座の背中にのしかかっています。それを簡単に捨てられない理由もありそうですが、11月20日以降「絶対に変わらない」と思っていたことが次々と変わったり、あなた自身が予想もしない心境になったりしそう。

とくに人間関係は、しがみつかなければならないと思っていた相手と「そうでもなかった」ことが発覚したり、近づきたいけど諦めてた相手と、少しの勇気で大接近できたりと急展開。願望が実現することは「怖い」ことでもありますが、もう後戻りできない流れがすぐそこまできていることは確か。あとはあなたが動くだけです。

今月のあなたにおすすめのラッキー・アルバム: ラッキー・クラシック盤は、ピエール=ロラン・エマール『メシアンへのオマージュ』

天秤座(9月23日~10月23日)

「できるだけ手堅く生きよう」とスタートした11月が、終わるころにはまったく違った心境に変わっているかも。11月20日に冥王星が仲間の風の星座にシフトすると、天秤座のなかの童心や、「青春に返りたい!」という気持ちが爆発し、もう面倒になりかけていたいろいろなことを情熱的にこなすことができそう。

もともと「みんな仲良く」「平和が一番」という性格の天秤座。この16年ほどは、みずからのナチュラルな性質を捻じ曲げてまで生き残りのゲームに参加しなければならなかったはず。周囲があなたをそのように駆り立てていたのですが、今月下旬からその正体不明な強制感は収まってくるでしょう。バランス感覚や美意識、あなた独特の社交力をいつも以上に発揮して、自然体で成功を引き寄せて。11月16日の満月は遺産と遺伝のハウスで起こり、大きな「宝物」をギフトとして受け取るかも。堅く絆を結んできた人から、大切な物・ポジションを託されるかもしれません。

今月の天秤座におすすめのラッキーアルバム:アーノンクール指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管による『モーツァルト:交響曲第40番&第41番』

蠍座(10月24日~11月22日)

蠍座シーズンたけなわの11月20日に、あなたの支配星である冥王星が16年ぶりに星座間を移動。全星座に大きな変革が起こる天体イベントとなりますが、蠍座は不動の構えでいれば、自動的にたくさんの収穫物が入ってきそうです。蠍座のシンプルさ、「いちばん大切なもの」をわかっている聡明さが、大慌てをしている周囲とは明らかに切り離された存在感を放つはず。直観はますます冴え、それを現実に活かしていくパワーにも恵まれるでしょう。

11月1日は蠍座で新月となりますが、ここから新規の気運を感じる人も。「たくさんいらない。ひとつだけ」というアプローチが、あなたの心の深い満足につながります。理屈ばかりで情緒や気配り、デリカシーに欠けた人とは離れるタイミング。「空気を読める」蠍座の能力がますます冴えていくため、雑で鈍感な相手は耐えられなくなってきそう。周囲が無秩序になってきても、あなた自身は自分の内側にある真実とつながって。それは「愛」に他なりません。

今月の蠍座におすすめのラッキー・アルバム: ペーテル・ヤブロンスキーが弾く『チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番&第3番』

射手座(11月23日~12月21日)

射手座にとってここ数年は、極端にアップダウンが激しい時間だったかもしれません。それまで芽が出なかったことが急成長し、一気にセンターに躍り出たこともあれば、些細な不注意からトラブルを招き、仲間や居場所を失った人もいたのでは?

11月20日の冥王星移動という大イベントは、射手座にとって大きな幸運を運んできますが、その最大のものが「仲間」です。一度解散した仲間たちが再度集まることもあれば、新しい先鋭チームが編成されることも。中心にいるのはあなたです。絶望的に見えた状況が、実はもっとも明るいステージに通じていたことが分かるはず。ここからは、古い慣習に従わなくても大丈夫。モラル感覚を研ぎ澄まして、あとはフリースタイルで華麗に泳ぎまくって! 11月5日から火星が長期的に吉配置に入るため、体力気力にも恵まれ、「一心不乱のまま、気づいたら山頂にいた」という経験をしそうです。

今月の射手座におすすめのラッキー・アルバム:パッパーノ指揮サンタ・チェチーリア管による『ロッシーニ:ウィリアム・テル』

山羊座(12月22日~1月19日)

2008年にあなたの星座に冥王星が入ってから、どれだけの出来事が起こったでしょうか? 恐らく人生の中でも滅多に経験しないような大きなイベントが立て続けにやってきたかもしれません。その中で、究極の喜びと悲しみを味わってきた山羊座は、誰よりも強く逞しく、逆境を乗り切る筋力を培ってきました。その冥王星が、11月20日にあなたの星座から離れ、お隣の水瓶座にシフトしていくと、自分自身に課してきた「掟」がそれほど有効ではなくなってきそう。

リーダーシップを取ってきた山羊座はとくに、周囲を巻き込んで強化合宿を行なうようなアプローチは時代遅れになってきます。「苦痛の後には成功がある」というあなたのポリシーは、やりすぎると軋轢やトラブルを運んでくるかも。少しずつ、変化していくことです。「もっと軽くて合理的な方法はないか」とつねに自分に問うこと。11月前半は、世界全体が混沌としたムードに包まれますが、周囲がゴタゴタしていてもあなたは落ち着いて静観していて。

今月の山羊座におすすめのラッキー・アルバム:カール・ベーム指揮ウィーン・フィル『ブルックナー:交響曲第8番』

水瓶座(1月20日~2月18日)

200年規模の時代の切り替わりのタイミングを迎え、すでに9月頃から疲弊している水瓶座も多かったのでは? 間違いなく、天体イベントの中心にいるのはあなたで、11月20日にシフトする冥王星は水瓶座に入り2043年まで滞在します。

今月の明暗逆転劇は、あなた自身も驚くようなストーリー展開になるかも。もちろん、あなたの長年の努力は報われ、あらゆる報酬が手に入るはずですが、「そんなことはあるはずがない」と心を閉ざしてしまわないように。オープンマインドでなければ、どんな光も差し込んではきません。窮地に追い込まれているのなら、限界が来る前にヘルプ・コールをするのもあり。酸素不足にならないように! 11月5日から火星は対人関係のハウスに入り、やや競争意識が激しくなる傾向も出てきそう。よい方向に利用して。ジェラシーはなるべく表に出さない方が◎。経済面では明るい兆し。大変な状況であっても、前向きな心で励むことで新たな収入源は出来ます。

今月の水瓶座におすすめのラッキーアルバム: ムーティ指揮ニューフィルハーモニア管による『ヴェルディ:マクベス』

魚座(2月19日~3月20日)

太陽が吉配置に。基本的な運気は良いので楽しみを優先して過ごしてしまいそうだけど、ペンディングにしていた問題はここで解決していかないと、来年にまで持ち越されてややこしい事態に。他者が関わる問題はとくに、相手の心境が「モンスター化」しないよう、コミュニケーションを取る必要があります。つとめて道徳的に振る舞うようにしてください。

11月20日に16年ぶりに冥王星が動くと、この天体はあなたの「無意識と見えない敵」のハウスに入り、精神面では少しばかりハードな状態に。現実逃避的な傾向に走らないよう、理性的なスイッチをつねにONにしておくことと、悪習慣を遠ざけること。支配星・海王星は来年の春にはあなたのところから去っていきます。まだ「青い鳥」があなたの元にいるので、ポジティヴな可能性のあることは今のうちに現実化して。

今月の魚座におすすめのラッキーアルバム:アンナ=ヴィクトリア・バルトルッシュが弾く『リスト~オルガン作品の作曲家』

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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

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