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2024.12.02
青石ひかりの12星座☆音楽占い2024

12月の運勢&ラッキーミュージック☆青石ひかりのマンスリー星座占い

青石ひかりが占う12星座占い。2024年12月の運勢は? 今月、じっくり聴きたい「おすすめのラッキー・アルバム」もご紹介!

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

イラスト:酒井恵理

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2024年12月1日~12月31日の運勢

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牡羊座(3月21日~4月20日)

12月1日の新月は理想と旅のハウスで起こり、今まで隠されてきた世の中の不正や不実な事柄が明かされていく転換点に。正義感の強い牡羊座は大いに燃え、社会にものを申したい気分になってくるでしょう。支配星・火星もパワフルな配置にあり、少しやりすぎなくらい活動的になってしまう1か月間です。政治に関することも大いにあなたの関心をそそりますが、あなたの職業選択に関して大きな自由が与えられる方が、より大きなニュースとして響いてくるでしょう。

2025年に入ると、牡羊座には海王星と土星が入宮し、特に海王星はあなたの「理想を追い求める心」を大いに刺激する天体です。今月はもう2025年の流れがやってきている月なので、「いずれこういう場所に辿り着きたい」という仕事・生活面でのイメージを明確にしておいてください。パートナーが必要な人は、批評的になりすぎず、「最初からパーフェクトに感じられる人などいない」と割り切ってみると◎。牡羊座の自己愛の強さは隠さなくてもよいでしょう。

今月の牡羊座におすすめのラッキー・アルバム:アントニオ・パッパーノ&イアン・ボストリッジ『シェイクスピアーズ・ソングス』

牡牛座(4月21日~5月21日)

2018年頃から始まった牡牛座の自己模索は、そろそろ終盤に入ってきているようです。ウルトラCを使って短期間に自己確立を完成した特殊な牡牛座は、そのままエリート街道を進むべし。普通の人間として悩んだりつまずいたりしている大多数のグループは、新しい進路を考えたり、居場所や人間関係をリセットしたりして、古いものを一掃することが必要。あなたは良いものもネガティヴなものも、思い出と名の付くものはわりと取っておくほうなのかもしれません。捨てたもの勝ち、と心に植え込んで。

ここからいろいろなシステムは変わり、あなたより若い世代の人々は、今まで関わりがなかっただけに衝撃的な感性を持っていることが多くなります。デジタルツールの使い方などは優しく教えてくれるので、素直に従いましょう。この期間に暴れている火星は、あなたにとって家庭と安息のハウスにいて、人生の基盤・根っこの部分が脆弱になりやすく、他からの干渉も受けやすいのでプライベートは大切に扱って。ある程度クローズドにしておくこともよいでしょう。

今月の牡牛座におすすめのラッキー・アルバム: ソプラノのエルザ・ドライジグがモーツァルト・オペラのアリア集を歌う「モーツァルト×3」

双子座(5月22日~6月21日)

「キメどき」です。拡大・発展星・木星が双子座に入ってから約6か月、この半年はなにを選ぼうとしても選択肢が膨大になりすぎて、「これは確か」と選びだすことが難しい期間でした(都知事選などは極端な例でした)。あなたが抱えてきた人生上の悩みは、明るい次元にシフトしている最中です。その中で「これは確かだ」とひとつのものを選びとる、あなたの目も冴えてきているのです。一度決めたことがスッキリしなかったら、また後で選び直せばいいこと。双子座の中からある種の幼さや自意識が消え、より大きなスケールの「愛」が生まれた時、最善の選択ができるでしょう。

もともとオープンマインドなあなたですが、ここぞというときには意図的に隔離状態になり、自分と向き合って進むべき大切な道を見つけること。身体と精神の疲労は楽しみながら取り除くこと。

今月の双子座におすすめのラッキー・アルバム:ピアニストで作曲家の山中惇史が弾く『ショパン-旅路-』

蟹座(6月22日~7月23日)

自分より若い人たちとの集まりなどで「もしかしたら自分は、時代遅れなのではないか?」と思うことがあるかもしれません。あなたらしさ、ということキープしつつ、違和感を感じる相手にも寛大な態度をとって、知らない世界を受け入れてみては?仕事面では、今までの自分のやり方に行き詰まりを感じたり、倦怠感を抱いてしまうシーンも出てきそう。過去10年くらいにわたって「頑張りすぎてきた」疲れを癒すこと。

所有のハウスでは火星が逆行。お金の管理はいつも以上に慎重に。「もっと稼ぎたい」という野心のもとに働き続け、欲しいものを買い続けてきた人は、そのパターンを見直すポイントに来ています。12月15日の満月はあなたの星座で起こり、ここで終了したり、一段落したりすることがありそう。あなたは長期間、本当によく頑張りました。再スタートを切る人は、他人にゆだねる点を過去より増やしてみて。

今月の蟹座におすすめのラッキー・アルバム:エドガー・モロー「トランスミッション」

獅子座(7月24日~8月23日)

12月1日の新月はクリエイティヴのハウスで起こり、あなたの表現スタイルをリニューアルしたり、イメチェンをはかったりするのにふさわしい日。人気やパワーを維持していくためにも、自分の中で古くなったものを捨てるのは重要なことです。火星は12月7日から獅子座で逆行。あなたの「燃費の悪さ」が目立ってしまう期間が長期的にスタート(2025年2月24日まで)。こだわりの強さは魅力にもなりますが、周囲をトラブルに巻き込んでまで我を通すのは今の時代には合っていません。ここからしばらくは、自己調整の季節になりそうですが、極端に走らず「周囲と調和する」技術を身に着けて。派手になりすぎても、あなたのメッセージはうまく伝わらないかもしれません。

先輩や恩師のまぶしい後ろ姿を追いかけてきた人は「もう新しい時代に入った」と切り替えを行なうとスムーズに。11月20日から愛の季節に入っているあなたですが、12月8日にパートナーのハウスで金星と冥王星が重なると、より「愛すること」に意識がフォーカスされていきそう。自分より大切なものを見つけて、生まれ変わっていく獅子座も。

今月の獅子座におすすめのラッキー・アルバム:リサ・バティアシュヴィリ『シークレット・ラヴ・レター』

乙女座(8月24日~9月22日)

努力と報酬のバランスを見直すポイント。12月1日の新月は安息と居場所のハウスで起こり、あなたが「居るべき場所」をリフレッシュさせていく日に。家族や親しい仲間のために多くの時間やエネルギーを奪われたり、苦痛に感じるほどの犠牲を強いられているのなら、これ以上の忍耐は不要です。一見、強い絆で結ばれている相手ほど、あなたを不自由にしている可能性も。自分で作った古いルールも見直して、これまでよりドライでビジネスライクになっていくこと。自分の労働の価値を低く見積もらず、あなたの価値にふさわしい報酬を得るようにしてください。

乙女座の支配星・水星が順行に戻る12月16日以降、交渉事などはスムーズに。ここでも「お金」の問題は重要なテーマになるので、簡単に引き下がらないで。愛と豊かさの星・金星は12月8日から日常と健康のハウスに。体調不良が続いてきた人はここから回復傾向に。持病や身体の痛みなどは、救ってくれる名医との出会いも。

今月のあなたにおすすめのラッキー・アルバム: カルミニョーラが弾くバッハ『無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ(全曲)』

天秤座(9月23日~10月23日)

12月1日はコミュニケーションのハウスで新月。社交面で画期的な出来事が起こりやすく、あなたの人脈や社交術が活きるとき。華やかな集まりに出かけたり、天秤座の才能をアピールできる場に足を運んでは。11月下旬からすでに「生きやすさ」を感じている天秤座は、さらにフットワーク軽く、自由自在に動いていける月。支配星・金星が遊びと自己表現のハウスに入る12月8日以降は、仕事もプライベートも順風満帆で、これまでと同じことを続けていても周囲からの評価が倍増しになっていくでしょう。堅苦しさや優等生的な態度はNG。ときに古い世代をあっと驚かせるような、斬新でオリジナルな自己アピールが成功を呼び寄せるでしょう。

12月15日の満月はキャリアと重責のハウスで起こり、ここからストレスの多い仕事から解放される流れに。あなたが「楽しめる」ことが、ここからはなにより重要になってきます。クリスマスシーズンは主役オーラが全開。お誘いも多いでしょう。

今月の天秤座におすすめのラッキーアルバム:サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィル『マーラー:交響曲第7番《夜の歌》』

蠍座(10月24日~11月22日)

所有のハウスに天体が集中し、お金や働き方に関して考えることが多くなるシーズン。過去10数年、蠍座は自分を守ることと、地位を確立することに命がけの努力をしてきたかもしれません。その結果はすでに手にしているはずですが、ここから先は血のにじむような働き方は必要なくなってきます。あなたの性質のひとつである「頑固さ」を少しだけ手放して、必要なリセットを行なっていって。

12月7日以降、キャリアのハウスで火星が長期的に逆行するため、今までの方法では心身ともに消耗が激しくなっていくかも。少し休息期間をとってみるのもよいでしょう。あなたは充分に頑張りました。11月20日に蠍座の支配星・冥王星が16年ぶりに移動したことで、あなた自身にも周囲にも大きな変化が起こり、チューニングが必要になっています。負担に感じていた役割や、公平さに欠けるパートナーシップに関しても、離脱が可能な段階に。不均衡を当たり前のこととして受け入れてきた人は、そろそろ決断してよいでしょう。

今月の蠍座におすすめのラッキー・アルバム:ミッシャ・マイスキー『祈り』

射手座(11月23日~12月21日)

射手座シーズンたけなわ。12月1日の新月もあなたの星座で起こり、新しい時代に向けて活躍の場が増えてきているのを実感する喜ばしい日になるでしょう。ここから活きてくるのは、あなたの性格の力。窮地にあっても楽観を失わず、ワクワクする気分を増幅させている射手座は、混沌を究めていくこの世界の中でも貴重な「気分」の持ち主です。2024年は11月と12月では世界が激変しているので、今月は主役であるあなたの身辺に、まずその兆候が表れてくるかもしれません。「出番だよ」と声がかかったら、迷わずセンターに躍り出て。

今のあなたは、周囲が待ち望んでいた救済そのものです。これから誕生日を祝う射手座は、テーマを決めた文化的なパーティを催しては? 堅苦しく考える必要はないのですが「楽しみ」と「社会意識」を結びつけることは、今の射手座の使命です。12月23日に太陽が山羊座に移ると、財政面での安定が得られる流れに。大人の価値観が身についていくでしょう。

今月の射手座におすすめのラッキー・アルバム:ネルソンス指揮・オポライスが主役を歌う『プッチーニ:修道女アンジェリカ』

山羊座(12月22日~1月19日)

超人的な精神力と忍耐力で駆け抜けてきた過去16年のひとつの流れが終わり、休息とリラクゼーションの季節に入ってきています。「そうは言っても……」と多忙な日々が続いている人のほうが多いでしょう。無意識のハウスに天体が集中する今シーズンは、山羊座が自分の心と向き合う重要な期間。「人生の究極の目的はなにか」という本質的なテーマと直面することもあるでしょう。過去の働き方やライフスタイルを続けていたら、最終的にどうなるのか? 気分や体調の変化も起こりやすく、ここからは「直観」をもっと大切にしたほうが、間違いが起こらないようです。

長らく支配的なポジションにあった人は、なにかの形でリーダーシップを変えていかないと、人が去っていく可能性も。従来的な縦型社会は、今後難しい境地に追い込まれるでしょう。とりあえずは、プライベートの充足を目標にして、オフィシャル面での負担を減らしていくことです。

今月の山羊座におすすめのラッキー・アルバム:カール・ベーム指揮ベルリン・フィル『モーツァルト:魔笛』

水瓶座(1月20日~2月18日)

今月のスーパー星座は、射手座と水瓶座。とくにあなたは根底からジワジワと世界が変わり、過去に苦しめられてきた息苦しさから解放されていくのを実感するでしょう。自分らしさを表せば表すほど弾圧を受けてきた水瓶座もいたはず。11月20日に冥王星が水瓶座入りを果たした現在、水瓶座の過去の業績が再評価されたり、新たなプロジェクトにキャスティングされたりという朗報が次々と入ってきそうです。あなたが抱えてきたスランプが個人的なものではなく、世界全体が「ズレていた」という実情が見えてきそう。

ストイックに頑張り続けてきたあなたに、目に見える富や祝福が降り注ぐのは、金星が水瓶座入りする12月8日以降。冥王星と金星が会合する12月中旬は、愛情面でハイライト的な出来事が起こる可能性も。キーワードは「あなたが注いできた愛への報酬」。太陽が無意識のハウスに入る12月23日以降も、直観が冴え好機を見逃がさない水瓶座です。

今月の水瓶座におすすめのラッキーアルバム: 往年のバレンボイムとデュ・プレの共演『ショパン&フランク:チェロ・ソナタ』

魚座(2月19日~3月20日)

魚座の土星が幸運星・木星と慢性的な緊張状態。12月は太陽・水星ともハードな配置をとり、仕事面では責任の重い任務を背負ったり、さらなる実力を求められ葛藤したりと少しばかり大変。2019年頃からハイテンションモードで突っ走ってきた魚座は、急に体力が落ちたり、気力を失ってしまうことがあるかもしれません。健康第一と割り切って、キャリアより休息を優先するのもあり。人間関係も悩みが浮上しやすく、正面衝突はなにも生み出さないと心得る必要が。魚座の最大の美徳である「慈愛の深さ」を思い出して。あなたのほうが謝る必要がある件があったら、勇気を出して実行に移すべし。

10数年にわたって「優遇されてきた」ことは、今後注意が必要。人事権が変わって、思わしくない変化が起こることも。別の場所にこそ、あなたが求める本当の幸せがあるかも知れません。パートナーシップは、相手が「我慢の限界」を表明してくるパターン有。つらいときは自分の趣味に没頭するなど、健全な現実逃避を。

今月の魚座におすすめのラッキーアルバム:ソプラノのパトリシア・プティボンの『フレンチ・シック』

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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

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