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2020.04.04
気まぐれ音楽カレンダー♪

72年前の今日、リヒャルト・シュトラウスの「デュエット=コンチェルティーノ ヘ長調」初演!

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1922年撮影のリヒャルト・シュトラウス

1948年4月4日、ルガーノのスイス=イタリア・ラジオ放送管弦楽団によって、リヒャルト・シュトラウスの「デュエット=コンチェルティーノ ヘ長調」が初演されました。

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正式名称は《弦楽オーケストラとハープを伴ったクラリネットとファゴットのための二重小協奏曲》で、編成は独奏クラリネット、独奏ファゴット、ハープ、弦楽五重奏(独奏)、弦5部。

作曲時、リヒャルト・シュトラウスは83歳で、声楽を伴わない管弦楽作品としては最後の作品。この時期に書かれた他の作品と同様に、古典的なものやモーツァルトへの回帰性という特徴が見られるそうです。

ルガーノのスイス=イタリア・ラジオ放送からの依頼により、同放送の小編成オーケストラのために作曲したもので、1947年秋から創作にとりかかり、同年11月29日にスケッチを終え、12月26日に全曲を完成させている。

『作曲家別名曲解説ライブラリー ラヴェル』(音楽之友社)124-125ページより

 

 

ちなみに、ルガーノはスイス南部にあるイタリア語圏の都市。湖のある美しい街です。

晩年のリヒャルト・シュトラウスによる味わい深い作品を楽しみましょう。

『作曲家別名曲解説ライブラリー R.シュトラウス』(音楽之友社)
作品別に、基本的な情報から創作背景までまとめられている。さらに、豊富な譜例による楽曲解説で、理解を深めることができる。

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