ホールの近所の気に入っているカレー屋さん〜その1:すみだトリフォニーホール/ヴェヌス サウスインディアン ダイニング
大学院でインドのスラムの自立支援プロジェクトを研究。その後、2005年からピアノ専門誌の編集者として国内外でピアニストの取材を行なう。2011年よりフリーランスで活動...
一般に、どうやらカレーは夏に人気の食べ物とされているようですが、スパイスたっぷりの料理は、体が冷えがちな冬の季節こそ食べたいもの。
最近は新型コロナの影響で外食をためらう方も多いと思いますが、カレー屋は一人で入りやすく、さっと食べられるので、比較的出かけやすい。テイクアウトに対応しているお店も多いです。
そのようなわけで、これから時々、コンサートホール近くのお店を中心に、気に入っているカレー屋さんをご紹介しようと思います。
まずは、すみだトリフォニーホールに行くとなると、私的にここで食事をすることがほぼセットとなりつつある、こちら。
錦糸町の南インド料理の名店「ヴェヌス サウスインディアン ダイニング」です。すみだトリフォニーホールから、徒歩わずか2分!
インドのカレーが、日本で一般的なカレーと違うことをご存知の方は今や多いと思いますが、さらにいうと、インドのカレーも地域によって違いがあります。日本で最初にお店が増えたのは北インド料理ですが、ここしばらくは、南インド料理も勢力を拡大してまいりました。
なかでも「ヴェヌス」はインド料理好き界隈の間では有名なお店。
初めてなら、南インド料理定番の酸味のあるスープ、ラッサムや、基本のおかず「サンバル」(←野菜のカレーです)とその日のおかずが乗った定食、ミールスを食べてみるのが良いかも。
私がとても好きなのは、チェティナード・マトン。
チェティナードという地域の料理で、口に含むと複雑で最高なスパイスの香りが広がり、脳みそを支配されます。
お腹に余裕があれば、前菜に、マライ・ティッカ(鶏肉を焼いたもの)もおすすめ。
他にもたくさんおいしそうなメニューがあるのですが、たまに行くと気に入っているものが食べたくて、なかなかレパートリーが広がりません。
ちなみに、良いインド料理屋では、香りを立たせるため、油でスパイスをジュワッとさせる行程が不可欠なので、服や髪にかなりスパイス臭がつきます。
コンサート前に入る場合は、客席で周囲にスパイス臭を振りまくことになるかもしれないことを覚悟のうえで、お出かけください。
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