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2025.03.05
名曲解説100
30秒でわかるヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《美しく青きドナウ》

ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《美しく青きドナウ》について30秒で丸わかり♪
ヨハン・シュトラウス2世(1825〜99)は、同名の父ヨハン1世が確立したウィンナ・ワルツのジャンルに、さらに深い芸術的な深みを与えた作曲家で、ウィンナ・ワルツの黄金時代を築きました。彼のワルツの中でももっとも有名な作品に挙げられるこの曲は、毎年世界中に生中継されるウィーン・フィル恒例のニューイヤーコンサートでもアンコールの定番曲となっています。
もともとはウィーン男声合唱協会のための合唱用のワルツとして1867年に書かれました。プロイセンに敗れたオーストリアの国民を鼓舞するための作品という意図があったようですが、作曲時はドナウ川にまつわる題はなく、曲題は初演前に付けられたといわれています。
初演の際の評判は必ずしも高くはなかったのですが、シュトラウスはその後、これを管弦楽用に書き直し、パリ万博やロンドンで演奏して大成功を収めたことでウィーンでも曲の真価が見直され、大ヒットすることになりました。幽玄ともいえる序奏で始まり、5つの変化に満ちたワルツと長いコーダ(註:ある楽曲において,本来の主要部分に対して付け加えられた終結部分)が続きます。
ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《美しく青きドナウ》
作曲年: 1867年
演奏時間: 約10分
編成: フルート2(第2はピッコロ持替)、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン1、テューバ1、ティンパニ、小太鼓、大太鼓、トライアングル、ハープ1、弦5部、(男声合唱)
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