「みなとみらい遊音地」~夏の4日間限定、横浜の音楽の遊園地が開園!
1964年京都市生まれ。1987年、慶應義塾大学経済学部卒業。1990年から音楽に関する執筆活動を行う。著書に、小澤征爾の評伝である「音楽の旅人 -ある日本人指揮者の...
8月6日(木)から9日(日)の4日間、横浜みなとみらいホールで、音の遊園地「みなとみらい遊音地」が開催される。
パイプ・オルガンのソロから、協奏曲、交響曲、オペラ、ジャズまで、子どもから大人までが楽しめる夏のフェスティバル。今年は新型コロナウイルス感染症対策を講じつつ、ホール全館でさまざまな企画が繰り広げられる。
オープニングは、横浜みなとみらいホールが誇るパイプ・オルガン“ルーシー”を中心とした「ファミリー・オルガン・コンサート」(オルガン:浅尾直子)。
夜には、大人限定の「夕涼みオルガン・コンサート」。オルガン(三浦はつみ)のほか、ウクレレ(富川勝智)なども登場。
8月7日の「こどものための おやこオペラコンサート」では、ロシアのマルシャークの戯曲の基づいた林光の名作、オペラ「森は生きている」(抜粋)が上演される。
8月8日は「横浜みなとみらいホール オープンデー」。オルガン、ジャズ、ギター、打楽器、ウクレレなどがホールの至るところで演奏される。入場無料。
8月9日の「ファミリーオペラコンサート」では、N響メンバーを中心とする「ハマのJACKオーケストラ」(インタビュー記事はこちら)が木村裕作曲のオペラ《おおきなかぶ》とベートーヴェンの《運命》を演奏。
そして最後は、「金の卵みつけました スペシャルコンサート」。過去のオーディション「金の卵をさがしています」でこれまでに合格した7人のソリストが、ハマのJACKオーケストラと共演する。昨年の日本音楽コンクール第1位の東亮汰のヴィエニャフスキ「物語(伝説)」、同コンクール第2位の前田妃奈のサラサーテ「カルメン幻想曲」、2018年の東京音楽コンクール第1位の関朋岳のショーソン「詩曲」、そして、小学5年生の平井祐心のドヴォルザーク「チェロ協奏曲」第1楽章などに注目。
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