鈴木英史、小林恵子、井上学が選曲! アルフレッド・リード曲だけの演奏会をするなら?
先日、ONTOMO YouTubeチャンネルにてアルフレッド・リード生誕100周年を記念したライブ配信が行われました。番組内では、ゲストの作曲家・鈴木英史さん、指揮者・小林恵子さん、JBA日本吹奏楽指導者協会副会長・井上学さんが、すべてリードの曲で構成された架空の演奏会プログラムを考案・発表しました。それぞれの個性が光るオール・リード・プログラムを、プレイリストで振り返りましょう!
アルフレッド・リード (1921-2005)は吹奏楽の分野で(マーチング・バンドの作品まで含めると)250曲近くの作品を残したアメリカの作曲家。また、1981年に東京佼成ウインドオーケストラの招きを受けて初来日して以来、たびたび来日し、プロ・アマ吹奏楽団の客演指揮やクリニックでの指導、CDの録音など、日本との縁も深い。1988年からは洗足学園音楽大学客員教授を務めた。
鈴木英史さんが選曲「オール・アルフレッド・リードプログラム」
鈴木英史さん考案のプログラムは、「D(英語音名のレ)」の音を中心に選曲されています。というのも、「アルフレッド・リード Alfred Reed」を「AL(→LA)F-Re-D-Re-E-D」と解釈すると、「ラファレレレミレ」と読むことができ、名前の中に「D」の音が多く含まれているということに起因します。リードさんの楽曲に「D」が関連する曲は多く、今回のプログラムも、最初の《フェスティヴァルファンファーレ46》、中間の《コラール前奏曲 ホ短調》(ホ短調の主音、E(ミ)も名前に含まれています)、最後の《天使の糧》以外、ほとんど「D(レ)」を印象的に使った楽曲になっています。「
小林恵子さんが選曲「オール・アルフレッド・リードプログラム」
今年は、リード生誕100年を記念するコンサートの多い小林恵子
井上学さんが選曲「オール・アルフレッド・リードプログラム」【フォーマルナイト】
井上さんは3つもプログラムを考案してくださいました!フォーマルナイト、カジュアルナイト、演奏者参加型コンサートの3夜連続プログラムになっています。
フォーマルナイトは、マーチではじまり、マーチで終わるスタイル。前半の目玉は全5楽章の「トランペット協奏曲」、後半の目玉はオランダのケルクラーデ市で開催された「世界音楽コンクール(WMC)」の課題曲として委嘱された「交響曲第4番」になっています。
井上学さんが選曲「オール・アルフレッド・リードプログラム」【カジュアル・ナイト】
井上学さんが選曲「オール・アルフレッド・リードプログラム」【演奏者参加型コンサート】
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