田中彩子

たなか・あやこ 田中彩子

ソプラノ歌手(ハイコロラトゥーラ)

3歳からピアノを学ぶ。18歳で単身ウィーンに留学。
わずか4年後の22歳のとき、スイス ベルン州立歌劇場にて、同劇場日本人初、且つ最年少でソリスト・デビューを飾る。ウィーン・フォルクスオーパー歌劇場の『ホフマン物語』オリンピア役のカバーを務めたことを皮切りに、オーストリア政府公認スポンサー公演『魔笛』の”夜の女王” 役で3年間に渡って出演。
オルフ『カルミナブラーナ』のソリストとして、ウィーン2大コンサートホールの1つ、ウィーン・コンツェルトハウスにて大成功を収め、ロンドン・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とのコンサートでイギリス・デビューを果たす。

2017/2018年、作曲家エステバン・ベンセクリが彼女の声にインスピレーションを受け作曲した「コロラトゥーラソプラノとオーケストラの為の5つのサークルソング」を、南米最高峰コンサートホールCCKでの国立アルゼンチン交響楽団とのシーズン開幕コンサートにて世界初演。アルゼンチン最優秀初演賞を受賞。
日仏国交樹立160周年のジャポニスム2018にてルーブル美術館敷地内カルーゼル・ド・ルーブルでのリサイタルを公演。

日本でも2014年のデビュー以来、国内リサイタルツアーなど演奏活動を重ね、『情熱大陸』などのメディアにも多数出演。
UNESCOやオーストリア政府の後援によりウィーンで開催されている、青少年演奏者支援を目的とした『国際青少年フェスティバル』に2018年より2年連続ソロコンサートに出演。アルゼンチン政府が支援し、様々な人種や家庭環境で育った青少年に音楽を通して教育を施す目的で設立されたアルゼンチン国立青少年オーケストラとも共演するなど、社会貢献活動にも携わっている。
2019年 Newsweek誌 「世界が尊敬する日本人100」に選ばれる。

《SDGs x 芸術》を理念に活動する法人、Japan Association for Music Education Program /代表理事

舞鶴市文化親善大使、京丹後市文化国際交流アドバイザー、学校法人AICJ鴎州学園 理事長

京都府出身、ウィーン在住。

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