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30秒でわかるドヴォルジャーク:チェロ協奏曲 ロ短調

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番《春》について30秒で丸わかり♪
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770~1827)といえば、強い意志で構築的な音楽を追求する理想主義的な作曲家というイメージが一般的ですが、明るい親しみやすさをもった作品も多数残しています。
このヴァイオリン・ソナタ第5番もその一例で、ヴァイオリンにふさわしい伸びやかな曲想が全編に行き渡り、ヴァイオリンの歌とピアノの動きとの美しい絡み合いのうちに、爽やかな音楽が展開します。まさに《春(スプリング)》という通称(作曲者自身が付けた題ではありません)がぴったりの、幸福な気分に満ちた作品といえるでしょう。
全体は4つの楽章からなっています。第1楽章は、自然に流れ出るような優美な主題で始まる明朗なソナタ形式楽章。第2楽章は、叙情的なカンタービレの美しさを生かした緩徐楽章です。第3楽章は、きわめて短い軽快なスケルツォで、ベートーヴェンのユーモラスな一面が現れています。第4楽章は、ロンドによるフィナーレで、ここでも清新な気分が支配しています。
作曲年:1800~01年
演奏時間:約23分
編成:ヴァイオリン、ピアノ







