“食と温泉の国のオーケストラ”山形交響楽団がベートーヴェンの交響曲選集を配信！

山形交響楽団は1972年に創立し、年間約150回のオーケストラ公演を実施してきた。2019年には常任指揮者として、山形にゆかりのある阪哲朗を迎えている。2月末以降、多くの公演が開催自粛を余儀なくされてきたが、山形交響楽団は、ライブ配信を中心に、歩みを止めることなく活動を続けてきた。

そんななか、7月以降は「ベートーヴェン交響曲選集プロジェクト」と称して、3回の演奏会とライブ配信を行なう。

2020年はベートーヴェン生誕250周年と、やまぎん県民ホール（2000席）開館という2つのメモリアルが重なった。これを記念して、感染防止対策と客席規制を行なった上で、シリーズ演奏会を開催。すでに7月7日に開催された第1回では交響曲第1番と第5番を、7月25日の第2回では第2番と第8番を、そして9月28日の第3回では第4番と序曲集をとりあげる。

さらに、今回の演奏会シリーズに加え、別途第3番、6番、7番、9番を収録予定。ベートーヴェン交響曲全集としてDVD化し、山形県内すべての学校と図書館等に寄贈する“Music Library Project”を展開する。

過去のライブ配信では、山形の魅力的な観光や食を紹介する映像を同時に放送。演奏会を配信することで、“山形の魅力を世界に届ける”という使命も担っている。