記者会見でショパンコンクールの課題曲変更点が発表! 小林愛実も登場し思い出を語る
2023.03.01
チェロ・ソナタ Op.65――盟友に献呈された、生前最後の出版作品
ショパンの作品を全曲聴いてみよう! ショパン自身がつけた作品番号順に聴くことで、ショパンの“設計図”が見えてきます。
東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...
ショパンは幼いころから即興の天才として注目されていた。即興的な趣の装飾音型がショパン作品の重要な音楽要素だが、実際のところ即興曲と名付けられ出版されたものは1834年から1842年の間の4曲だけだ。
——小坂裕子著 作曲家◎人と作品シリーズ『ショパン』(音楽之友社)209ページより
即興の天才ショパンが初めて出版した即興曲、いかがでしょうか。即興曲の歴史と成り立ちについては、「アンプロンプチュ:日本語では「即興曲」、語源のラテン語はもともとどういう意味?」をぜひ読んでみてください。
即興曲第1番 変イ長調 Op.29
作曲年代:1837(ショパン27歳)
出版:1837年
献呈:Caroline de Lobau