プレイリスト
2023.02.17
ただいまショパン第62回

2つの夜想曲Op.62——生前に出版された最後のノクターン

ショパンの作品を全曲聴いてみよう! ショパン自身がつけた作品番号順に聴くことで、ショパンの“設計図”が見えてきます。

ONTOMO編集部
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東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

イラスト:本間ちひろ

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2つの夜想曲Op.62

1846年11月、ショパンはノアンの館をあとにした。サンドと暮らしだして恒例となった移動だが、今回も前年同様に一人だった。《マズルカ》4曲、《ノクターン》2曲、《チェロ・ソナタ》などの成果とともに、パリでの社交、レッスン、サロンでの演奏会の日々を楽しみにしての出発だ。

——小坂裕子著 作曲家◎人と作品シリーズ『ショパン』(音楽之友社)145ページより

ショパンにとって、最後のノアン滞在となりました。健康状態が悪化しただけでなく、サンドとの関係も思わしくない状態で、なんとか筆を執っていたショパン。Op.62の2曲のノクターンは、ショパンの生前に出版された最後のノクターンとなりました。

作品紹介

2つの夜想曲Op.62

作曲年代:1846(ショパン36歳)

出版:1846年

献呈: R. de Konneritz

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