伝統を継ぎ革新を生む“現在進行形”ヴォーカル・グループamarcordが6年ぶりに来日！

©AnneHornemann

ライプツィヒの聖トーマス少年合唱団に所属していたメンバー5名によって設立されたヴォーカル・グループamarcordが6年ぶりに来日する。

世界有数の声楽アンサンブルのひとつとして活躍を続け、ユニークな音色、息を呑むような均質性、音楽的な信頼性に定評があり、ユーモアも持ち合わせたamarcord。レパートリーは膨大かつ多様で、中世の単旋聖歌、マドリガル、ルネサンスのミサ曲から、ロマン派や20世紀の作品群、世界各地のア・カペラ民謡の編曲、さらにはソウルミュージックやジャズにまで及ぶ。

amarcord（アマルコルド）

1992年、ライプツィヒの聖トーマス少年合唱団の元メンバーによって設立。常に新しい音楽の流れに敏感で、新しい声楽曲も重要視している。これまで、ベルント・フランケ、シュテフェン・シュライアマッハ、イヴァン・ムーディ、ジェームス・マクミラン、シドニー・M・ボキーレン、ジークフリート・ティーレ、ディミトリ・テルザキス、イェルク・ウィドマンらがamarcordのための曲を書いている。

ゲヴァントハウス管弦楽団、聖トーマス少年合唱団と並び、ライプツィヒの音楽シーンを代表する存在として、ドイツ国内外から注目されている。

来日ツアーでは、東京、神奈川、大阪、広島で6公演を予定している。プログラムは、「ルネサンスへの探求」（ジョスカン・デ・プレやオルランド・ディ・ラッソ）、「ロマン派のアプローチ」（シューベルト、ブルッフ）、「現代音楽への考察」（スティーヴン・サメッツ）、「世界の民謡」の4本柱で、amarcordのレパートリーを幅広く楽しむことができる。また、東京国際合唱コンクール特別公演やジュニア合唱団と共演する「こども交流コンサート」なども企画され、6年ぶりに日本のファンに彼らの魅力が余すところなく伝わりそうだ。

amarcord Japan Tour 2023

教会コンサート

日時：　2023年7月26日（水）19：30開演

会場：　東京カテドラル聖マリア大聖堂

料金：　5,000円　全席自由

主催：　一般社団法人東京国際合唱機構（ICOT）

問い合わせ：　office@icot.or.jp、042-689-5641

東京国際合唱コンクール特別公演

日時：　2023年7月30日（日）18：00開演

会場：　第一生命ホール

料金：　4,000円（当日券4,500円）全席指定

主催：　一般社団法人東京国際合唱機構（ICOT）、東京国際合唱コンクール実行委員会