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2026.05.04
日本からは北村陽、森田啓介が出場!

エリザベート王妃国際音楽コンクール、今年はチェロ! 第1ラウンドが5月4日スタート

ONTOMO編集部
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東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

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エリザベート王妃国際音楽コンクールは、毎年5月、ベルギーのブリュッセルで若いクラシック音楽家を対象に開催されている国際コンクール。ベルギーのエリザベート王妃の名のもとに1951年に創設され、年ごとに、ヴァイオリン(1937年以来)、ピアノ(1938年以来)、声楽(1988年以来)、チェロ(2017年以来)の順に開催されている。

2026年はチェロ部門が開催され、5月4日に第1ラウンドが始まる。その後、5月11日から16日にセミファイナル、5月25日から30日にファイナルが開催。なお、コンクールのすべての演奏はライブ配信され、セミファイナルとファイナルは、ベルギーのラジオとテレビでも生放送される。

コンクール事務局によると、ライブ配信はベルギーの公共放送である VRTRTBF が担い、世界最高水準を誇るそう。協奏曲の演奏はすべて、10台のカメラによる高度な撮影体制で収録される。最前列にはリモートカメラが設置されるため、チェリストの演奏を間近に捉えた印象的かつ臨場感あふれる映像が届けられるだろう。

さらに、経験豊富なディレクターの指揮のもと、すべてのカットがオーケストラの総譜に基づいて綿密に設計されている。これにより、音楽のあらゆるニュアンスが視覚的にも正確に表現されるよう工夫され、コンサートホールでの体験を、そのまま画面へと届けられるよう尽力しているそうだ。ぜひ自宅でコンクールの臨場感を味わってみては?

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第1ラウンドには、ビデオ審査に通過した64名が登場。日本からは北村陽(5月4日)、森田啓介(5月5日)が出場している。

ボッケリーニのチェロ・ソナタ、ニコライ・ロスラヴェツ《瞑想曲》またはヨゼフ・スーク《バラード 作品3》またはナディア・ブーランジェ《3つの小品》、そしてカイヤ・サーリアホ《子守歌〜チェロ独奏のための》を演奏する。

第1ラウンドの演奏順

5月4日(月)

15:00(現地)/22:00(日本)

  • Ivan Skanavi ロシア、1996(生年)
  • Alejandro Viana スペイン、1996
  • Maria Zaitseva ロシア、2001
  • Isaac Lottman オランダ、2003
  • Jiayi Liu 中国、2002
  • Lionel Martin ドイツ、2003

20:00(現地)/翌3:00(日本)

  • 北村 陽 日本、2004
  • Carlos Vidal Ballester スペイン、2004
  • Luiz Fernando Venturelli ブラジル/ポルトガル、1999
  • Carlo Lay ドイツ、2000
  • Alexandra Kahrer オーストリア、1998

5月5日(火)

15:00/22:00

  • Paolo Tedesco イタリア、2001
  • Alexander Wollheim ドイツ、2000
  • Caterina Isaia イタリア、2002
  • Ivan Sendetsky ロシア、1996
  • Ettore Pagano イタリア、2003
  • 森田 啓介 日本、1997

20:00/翌3:00

  • Theresa Laun オーストリア、2001
  • Jihyeuk Choi アメリカ、2000
  • Jakob Solle ドイツ、2002
  • Michael Song アメリカ、2000
  • Gabriel Guignier フランス、2006

5月6日(水)

15:00/22:00

  • Kuan-Yu Huang 台湾、2000
  • Maria Leszczyńska ポーランド、1998
  • Bence Temesvári ハンガリー、1999
  • Simon Tetzlaff ドイツ、1997
  • Jonathan Reuveni スイス/ドイツ、1997
  • Clara Dietlin フランス、2001

20:00/翌3:00

  • Sandro Meszaros スイス/イタリア、2000
  • Charlotte Miles オーストラリア、2002
  • Constantin Heise ドイツ、2001
  • Dilshod Narzillaev ウズベキスタン、1997
  • Katharina Meldre ロシア、1999

5月7日(木)

15:00/22:00

  • Léo Ispir フランス、2oo2
  • Romain-Olivier Gray カナダ/アメリカ、2003
  • João Pedro Gonçalves ポルトガル、2ooo
  • Jiaxun Yao 中国、2002
  • Maxim Calver イギリス、1999
  • Benett Tsai オーストラリア、2003

20:00/翌3:00

  • Anna Meipariani ジョージア、2007
  • Jiyeon Maeng 韓国、2002
  • Kiril Fasla-Prolat スペイン、1996
  • Eline Hensels オランダ、1998
  • Álvaro Lozano Cames スペイン、2006

5月8日(金)

15:00/22:00

  • Leland Ko アメリカ/カナダ、1998
  • Jonathan Gerstner スイス、2003
  • Xuanhan Xu 中国、2004
  • Noam Ginsparg アメリカ、2004
  • Michael Wehrmeyer ドイツ、2002

20:00/翌3:00

  • Gaeun Kim 韓国、2002
  • Saebom Lee 韓国、2007
  • Milo Ferrazzini スイス、2000
  • Roric Cunningham アメリカ、2000
  • Krzysztof Michalski ポーランド、2003

5月9日(土)

15:00/22:00

  • Jiwoong Chae 韓国、2007
  • Sarah Moser オーストリア、2000
  • Felix Brunnenkant ドイツ、2001
  • Jiaqi Liu 中国、2000
  • Arne Jesper Zeller ドイツ、2006

20:00/翌3:00

  • Andrew Ilhoon Byun カナダ、1998
  • Marcus Michelin スウェーデン、1999
  • Tae-Yeon Kim 韓国、2006
  • Tzu-Shao Chao 台湾、2001
  • Olivia Marckx アメリカ、1999

日本人出場者のプロフィール

2004年生まれ。2024年エネスク国際コンクール・チェロ部門で日本人初優勝、同年カザルス国際賞第1位、23年ブラームス国際コンクール第1位。英国の弦楽器専門誌『The Strad』にて「卓越した音楽的才能の持ち主」と評される。日本音楽コンクール第1位および増沢賞など5つの賞を受賞。22年ハチャトゥリャン国際コンクール第2位、17年若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールで満場一致の優勝。9歳でオーケストラと初共演、11歳でサントリーホールデビュー。 世界的マエストロのマンフレート・ホーネック、セバスティアン・ヴァイグレ、ジョヴァンニ・アントニーニ、小林研一郎、井上道義、高関健、大友直人、藤岡幸夫、山田和樹など、国内外を代表する指揮者および楽団と多数共演。第52回江副記念リクルート財団奨学生。現在、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースで堤剛、ベルリン芸術大学でイェンス=ペーター・マインツに師事。これまでに山崎伸子、室内楽を磯村和英に師事。25年より庄司紗矢香率いる室内楽グループ「新ダヴィッド同盟」の新メンバーとして加入。齋藤秀雄メモリアル基金賞、出光音楽賞、ジャン=ニコラ・フィルメニッヒ賞、ホテルオークラ音楽賞、服部真二音楽賞受賞。使用楽器は上野製薬株式会社より1668年製カッシーニ、弓は住野泰士コレクションよりペルソワを貸与されている。
関西ゆかりの楽師 東儀俊慰を高祖父とする。
桐朋女子高等学校音楽科に特待生として入学。桐朋学園大学音楽学部ソリストディプロマコース在籍中にリヴィニウス氏に招かれ、ザール音楽大学に編入。ソリストディプロマコースを首席で修了後、完全渡独。ザール音楽大学を首席で卒業し、同大学院へ進学。ハノーファー音楽演劇メディア大学大学院を経て、現在はリューベック音楽大学国家演奏家資格過程に在籍。
第7回泉の森ジュニアチェロコンクール最年少金賞
第68回全日本学生音楽コンクール・第83日本音楽コンクール第1位、史上初の同年2冠、徳永賞、黒栁賞、岩谷賞(聴衆賞)
パブロ・カザルス音楽祭コンクール2017 第1位
第27回青山音楽賞新人賞
第14回ルーマニア国際音楽コンクールグランプリ、聴衆賞
ピアノ以外の弦楽器で初となる第45回日本ショパン協会賞
国際チェロコンクール「エマニュエル・フォイアマン大賞」特別賞
メンデルスゾーン全ドイツ音楽大学コンクールアーノルド財団賞
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