鳥木弥生

とりき・やよい 鳥木弥生

メゾ・ソプラノ歌手

武蔵野音楽大学卒業後、ロシア、セルヴィアなど東欧各地におけるリサイタルで活動を開始。第1回E.オブラスツォワ国際コンクールに入賞し、マリインスキー歌劇場において、G.ノセダ指揮同劇場管弦楽団と共演。

フィレンツェ市立歌劇場オペラスタジオ、及びF.バルビエーリ、W.マッテウッツィの元で研鑽を積み、ヨーロッパでも数々の国際コンクールに入賞。

02年フィレンツェ市立歌劇場公演「ジャンニ・スキッキ」でオペラデビューの後、ルッカ、ピストイアでのプッチーニ「外套」フルーゴラ、クレルモン=フェランでのビゼー「ジャミレ」主演、バルセロナ他でのプッチーニ「蝶々夫人」スズキなど、各地でオペラ公演やコンサートに多数出演し現地メディアでも好評を得る。

07年度文化庁派遣でパリへ。エコールノルマル音楽院オペラ芸術科のディプロマを最高位で取得。また、名指導者として知られるコレペティトゥール、J.レイスよりフランスオペラを中心としたレパートリーを教授される。

レオンカヴァッロ「ラ・ボエーム」ムゼッタ、ビゼー「カルメン」題名役、プーランク「カルメル会修道女の対話」マリー、ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」アズチェーナ、ベッリーニ「カプレーティ家とモンテッキ家」ロメオなどのオペラに加え、ベートーヴェン「第九」「荘厳ミサ」、ファリャ「恋は魔術師」 ストラヴィンスキー「プルチネッラ」、フォーレ「ペレアスとメリザンド」、ヴェルディ「レクイエム」などオラトリオやコンサートのレパートリーでも、数々の著名な指揮者、オーケストラとの共演で活躍している。

2015年「岩城宏之音楽賞」受賞。

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