ピアニスト4人に超絶技巧について質問! 一番難しかった曲は? 練習の秘訣は?
2022.03.17
生まれ変わる街の景色を眺めながら、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲を聴く
1974年生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Maqcuqrie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。2008年よりクラシ...
アントン・ブルックナー(1824〜1896)と言えば交響曲、それも長尺……というイメージが強いですよね。
あのロマンティックな旋律線、そして反復の世界にどっぷり浸りたいときもあります。でもちょっと交響曲は重たいな〜というときに、ピアノ曲はいかがでしょう。
あるんです、ブルックナーのピアノ曲。
「思い出」と訳されるErinnerungという作品をご紹介します。これぞ!という美しいメロディ、はっとさせられる強弱変化、やや(←この塩梅がダイジ)意外性のあるハーモニーに魅せられます。
白神典子『ブルックナー:ピアノ作品集』より「思い出」
ヨーロッパで活動されていたというピアニスト白神典子さん(1967〜2017)の演奏が、素敵です。
で、「思い出」にちなんで、なんでこの写真かというと……子どもの頃に大事にしてたものってありませんか? 私には可愛がっていたぬいぐるみがありました。でも、引っ越しのドタバタなどで生き別れ(?)になってしまって、ときどき懐かしく思い出していたのですが、先日ご縁あってほぼ同じコを見つけてお迎えできました。
懐かしい気持ちいっぱいで撮影した一枚です。